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JSCE Magazine,“Civil Engineering”

土木学会誌

■学生のページ■


■「連載企画 つながる」

人,都市,文化をつなげ,さまざまな分野と結びつく土木。土木工学はあらゆる局面でつながりを持つ工 学である。また,人との心のつながりが大事になる世界でもある。本企画では,「つながり」をキーワードに さまざまな分野で活躍される方々へのインタビューを通して,土木業界に関するご意見を伺う。

第1回 板倉雄一郎氏に訊く「失敗を成功へつなげるために」
第2回 土屋正忠氏に訊く「声をカタチへつなげるために」
第3回 清渓川(チョンゲチョン)復元推進本部長 張 錫孝(チャン ソクヒョ) 氏に訊く
「よりよい環境を未来へつなげ るために〜ソウル市のパワフル な取組み〜」
第4回 パワー全開の女性たちに訊く
「つながり上手になるために!」〜ワイワイ、ガヤガヤ、とことん、つながろう!〜
第5回 森吉山ダム工事事務所所長 山内芳朗氏に訊く
「発注者と受注者をつなげるCMRとは?」
第6回 土木と市民をつなげた達人に訊く
「土木事業の広報活動を効果的に行うためには」


■「連載企画 真夜中の技術者たち」

はじめに
土木技術者は,市民が安全にかつ心地よく生活できるように,さまざまな形で役割を果たしています。この企画では,特に市民の日常生活が快適に過ごせるように寝静まった深夜に行われている土木の仕事について編集委員自らが密着リポートします。深夜の限られた時間の中で行われる夜間作業を時間とともに紹介し,仕事に取り組んでいる方の思いや,やりがいなどもお聞きします。5回シリーズを予定しています。

第1回 夜間鉄道工事
第2回 空港夜間作業
第3回 高速道路の夜間工事
第4回 下水処理場の維持管理
第5回 夜間ダム工事
続・真夜中の技術者たち 銀座ワンナイトリフレッシュ工事


■「連載企画 現場」

はじめに
私たち学生編集委員は昨年,2003年1月号特集「夢」の編集に取り組みました。その際,ノンフィクション作家の田村喜子さんから「すべては現場から始まる」という言葉をいただき,知識だけではなく実際の「現場」を体験することの大切さを知らされました。そこで,学生や土木技術者たちに実際に土木を感じて欲しい,感動して欲しい,楽しんで欲しいという願いをもとに,連載企画“現場”を立ち上げることにしました。
この企画は8回シリーズで,構造物や施工の現場に加えて,教育,団体活動など幅広い分野の“現場”を編集委員自らが体験,リポートします。普段目にしない現場の実情を紹介しながら,現場で取り組んでおられる方々に,その必要性,思いなどをお聞きします。

第1回 メインテナンスの世界『ドクターイエローを訪ねて』
第2回 施設の世界『モータースポーツとの関係』
第3回 重機の世界『土木施工現場と大型重機との関係』
第4回 歴史の世界『土木遺産の現在』
第5回 住民参加型土木の世界『「母親モニター」プロジェクト』
第6回 女性土木技術者の世界『女性技術者とダム管理』


■「土木とコミュニケーション」

はじめに
土木事業においても,住民の意向の反映と協力の必要性から,「パブリックインボルブメント(PI)」や「合意形成」等の重要性が盛んにいわれています。 本シリーズでは,住民,行政,企業,学術界の潤滑油として実際にご活躍されている方々に,「土木事業に必要なコミュニケーション」についてご教授いただきます。

第1回 まずは,聞いてみよう!『公共事業に必要なコミュニケーションとは』
第2回 教わってみよう!『合意形成の理論とテクニック』
第3回 体感してみよう!『ファシリテーターって何者?』
第4回 現場の声に触れる『土木とコミュニケーションの実情』
第5回 調べてみよう!『Win-Winへの道 〜イヌワシをめぐる奮闘記〜』
第6回 今後を見据える『パブリックインボルブメントの広がりと技術者育て』
第7回 身近なところからはじめよう!『コミュニケーションの発想・仕組みづくり』
第8回 真剣勝負!『真の参加協働型社会を拓くために』
最終回 「感謝の気持ちを胸に」


■外から見る土木

企画趣旨
Civil Engineering と英語で訳されるに、本来、土木工学は理学系の分野をはじめ、さまざまな分野との接点を持つ“市民のため”の総合工学です。しかし、日本では土木工学は自らその扱う対象を限定し、土木のせきあの持つ広がりをつぶしてしまっているように思えてなりません。私自身、学部の段階で土木工学を学んでいく中で、常々“土木ってもっと広いものなんじゃないか”“もっといろいろな土木の分野があってもおかしくないのではないか”と考えていました。学際化が叫ばれている今こそ、他分野との連携・協力を通して新しい土木の分野を開拓していくことが不可欠ではないでしょうか。
そこで今回から5回シリーズで土木とは異なる分野の型にインタビューをしていきながら、土木を学ぶ学生に求められる素養・知見などを探るとともに、新しい土木分野を追いかけていきます。

第1回 化学編「変幻自在材料と土木の調和」
第2回 医学編「悩める都会人と土木」
第3回 金融工学編「土木学的金融工学とは?」
第4回 生物学編「生物との共存に向けた土木」
第5回 映画編「映画監督が語る土木の魅力」

© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会