平成30年2月27日(火)18時より、東京都港区のSHIBAURA HOUSE 5Fフロアにて、関東支部主催の第9回どぼくカフェ in TOKYO が開催されました。

第9回どぼくカフェin TOKYO では、『 ダムマニアの誕生から現在、そして未来へ 』と題し、萩原雅紀様(ダムライター/写真家)にご講演いただきました。

講演は題目『ダムマニアの誕生、現在、未来』にある「誕生」、「現在」、「未来」という時系列の三部形式で構成され、第一部は「ダムマニアの誕生からこれまで(とあるダム好きとダムの15 年(1999-2014))」、第二部は「ダムのここが人を虜にする」、そして第三部は「ダムブームのこれから」という内容でした。

第一部「ダムマニアの誕生からこれまで」では、萩原様がダムに関心を持つきっかけとなった1999年ごろにさかのぼって、当時から現在までにどのようなダムに対するマニア(ファン)行動をとってきたかについて、じっくりと語っていただきました。きっかけは、「そういえば、この近くでダム造ってるよ」と聞いた一言からだったとは、驚きでした。そのダムを見て感動し日本中のダムをめぐるうちにダムマニアになっていったそうですが、当時の情報の少なさの現実を目の当たりにし(ダムの情報はダム年鑑(¥20,000)しかなく)、「(誰もやっていないので)仕方ないから自分でやるか...」という気持ちではじめたところ、続けていくうちに楽しくなってしまったそうです。ダムめぐりと並行してダムの魅力を伝えるために行ったこれまでの活動を紹介されました。HPの作成、ダム写真集やダムDVDの出版とそのこぼれ話、ダムカードの作成の経緯やその意義、ダムアワードの開催とトロフィーのお届け、ダムグッズの話、ダム協会とのコラボレーション、国際大ダム会議の講演、ダムナイトへの参加など、あげればキリのないほどのたくさんの活動を面白く知ることができました。昨今のダムマニアの誕生と拡大はこのような取り組みの賜物であるといっても過言ではないかと感じました。

第二部「ダムのここが人を虜にする」では、ダムに焦点を当て、たくさんの面白い、そして特徴のあるダムをご紹介いただきました。ダムの様式美を感じられるものや、事情があってこの形になったものなど、貴重な写真の数々を堪能することができました。

第三部の「ダムブームのこれから」では、ダムマニアの今後、ダムマニアはどこに向かっていくのか、何ができるのか、について語っていただきました。

多くのダムマニアの皆さんにご参加いただき、大成功の会の開催となりました。

画像:会場全景(その1)
会場全景(その1)

画像:会場全景(その2)「ダムカードの紹介」
会場全景(その2)「ダムカードの紹介」

画像:ご講演中の萩原様「ダムアワードのトロフィーのお届け」
ご講演中の萩原様「ダムアワードのトロフィーのお届け」

画像:萩原様(右側でポスターを支える)とスチューデントチャプターの記念撮影
萩原様(右側でポスターを支える)とスチューデントチャプターの記念撮影

ページトップへ戻る