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土木学会誌

催事
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3.地盤工学セミナー地盤工学と情報化施工・維持管理

土木学会行事コード:38201
行事略称:地盤セミナー2012

・セミナーの目的

土木構造物においては、地盤条件が計画、設計段階で未知であることが珍しくなく、施工方法や施工履歴により完成後の品質が異なることがしばしば発生します。このため、施工時の観測に基づく評価が重要であり、この評価手法を取り入れることが、地盤工学分野の性能設計には必須となることが考えられます。このような問題意識から、土木学会地盤工学委員会では、平成24年度より、「性能設計下での現場観測施工に関する研究小委員会」を立ち上げ、海外での現場観測施工事例の収集や、今後あるべき姿等についての研究を開始しています。
また近年、橋梁や舗装といった分野を皮切りに、老朽化する土木構造物の既存ストックを計画的に維持修繕するために、観測データに基づいた維持管理戦略に基づいたアセットマネジメントの重要性が認識されてきており、地盤構造物においては、上述した施工時に観測された地盤データや、その後の観察、計測データを体系的に整理し、維持管理に反映させることが重要になってきています。
そこで本年度の地盤工学セミナーは、「地盤工学と情報化施工・維持管理」と題し、性能設計下での現場観測施工のあり方や、地盤構造物のアセットマネジメントの重要性やその現状についての講演内容とすることで、地盤工学分野の情報化施工の今後のあり方について議論できればと考えております。

・開催要領

○主 催:公益社団法人 土木学会 地盤工学委員会
後 援:公益社団法人 地盤工学会(予定)
○開催日: 2013年3月27日(水)9:00〜12:00(受付開始:8:00〜)
土木学会の継続教育(CPD)認定プログラム(2.8単位)
○場 所:土木学会講堂
○定 員:120名
○参加費:会員 2,000円、非会員 5,000円

・内容

9:00〜9:10(10分) 開会挨拶
菊池 喜昭 (土木学会地盤工学委員会委員長:東京理科大学)
9:10〜10:00(50分) 「地盤工学における性能設計下での現場観測施工について」
飯塚 敦(神戸大学)
(休憩 10分)
10:10〜11:00(50分) 「地盤構造物のアセットマネジメントについて」
大津 宏康(京都大学大学院
11:00〜11:50(50分) 「鉄道トンネルの維持管理について」
小島 芳之(公益財団法人 鉄道総合技術研究所)
11:50〜12:00(10分) 閉会挨拶
三村 衛 (土木学会地盤工学委員会副委員長:京都大学大学院)

・申込方法

●参加申込方法
学会誌綴じ込みもしくは土木学会ホームページ内
http://www.jsce.or.jp/event/active/form.pdf
の「本部行事参加申込書」に所定項目(特に行事コード番号:38201)を明記の上、研究事業課宛までFAX(03−3355−5278)にてお申し込みください。申込書が到着後、10日前後にて折り返し「参加券」をお送りいたします。土木学会個人会員の方は、土木学会ホームページ
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
から申し込みができます。
●申込締切日
平成25年3月15日 (金)【必着】
●申し込みに関してお願い
1.申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください。なお、締切日以降の事前受付はいたしません。但し、定員に余裕がある場合は、行事当日に会場にて受付致します。
2.申込後、やむを得ずキャンセルをされる場合は、必ず開催日の1週間前までに研究事業課宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費を徴収させて頂きますので予めご了承ください。
3.申込をされる前にご送金頂くことはトラブルの原因となりますので固くお断り致します。

・問合せ先

土木学会地盤工学委員会(事務局担当:増永)
E-mail: masunaga@jsce.or.jp/TEL: 03-3355-3559(直通)
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