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土木学会誌

委員会委員などの募集

19.鋼構造委員会「長周期・長時間地震動 下における鋼構造物の力学挙動に関する調査研究小委員会」委員公募


土木学会鋼構造委員会では,以下の研究小委員会を新たに設置いたします.この小委員会活動に参加いただける方を公募します.本小委員会の目的および内容は,以下の通りです.

1.委員会名称

長周期・長時間地震動下における鋼構造物の力学挙動に関する調査研究小委員会
委員長:小野 潔(大阪大学大学院 工学研究科 准教授)
幹事長:判治 剛(名古屋大学大学院 工学研究科 准教授)

2.背景と目的

平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は,東北地方から関東地方の太平洋沿岸に甚大な被害をもたらしました.甚大な被害の多くは津波によるものでしたが,地震動による橋梁の被害事例もいくつか報告されています.この東北地方太平洋沖地震では,今までと異なり,継続時間が長く,しかも主要動が複数あるといった特徴を有する地震動が観測されました.また,東海,東南海,南海地震動等では,長周期成分を含む地震動が発生する可能性も指摘されています.しかしながら,長周期・長時間地震動に対する鋼構造物の力学挙動に関する研究は少なく,その力学挙動は十分に把握されていないのが現状です.
そこで,本小委員会では,「東日本大震災鋼構造物調査特別小委員会(木千太郎委員長)」での活動成果も活用しつつ,長周期地震動下での長大橋の力学挙動,長時間地震動下での鋼構造物の低サイクル疲労に関する検討を行い,技術基準をまとめる上での有用な情報や知見の収集,とりまとめを行う予定です.なお,今後の大地震に備えるといった観点等から,出来れば若手の研究者・技術者を中心に委員会を構成したいと考えています.

3.活動期間

2012年10月〜2015年9月(3年間)を予定.旅費,交通費は支給されません.

4.公募締め切り日

2012年 9月18日(火)

5.応募方法

本小委員会に参加を希望される方は,(1)氏名,(2)年齢,(3)所属,(4)連絡先(住所,電話番号,FAX番号,E-mailアドレス),(5)興味のある検討事項,等について,下記の応募先までE-mailでご連絡ください(書式は任意).応募の際のメールのタイトルを「長周期・長時間地震動下における鋼構造物の力学挙動に関する調査研究小委員会」とご記入下さい.
なお,委員数は10〜15名程度を予定しております.応募される方の数によっては,参加のご希望にそえない場合もございますので,あらかじめご承知おきください.
<応募先>
(公社)土木学会 研究事業課 佐藤 雅泰
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
TEL: 03-3355-3559 / FAX:03-5379-0125
E-mail:sato@jsce.or.jp
<問合せ先>
判治 剛(幹事長)
名古屋大学大学院 工学研究科 社会基盤工学専攻
〒464-8603 名古屋市千種区不老町C1-3(651) 工学部9号館6階625号室
TEL: 052-789-4618 / FAX: 052-789-1674
E-mail:hanji@civil.nagoya-u.ac.jp
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