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土木学会誌

委員会委員などの募集

17.舗装工学委員会 舗装マネジメント小委員会 委員募集


舗装工学委員会に下記の研究小委員会を発足させることになりました.舗装関係者だけではなく,幅広い分野から積極的に活動に参加してくださる委員を募集します.奮ってご応募ください.なお,本委員会は委員会出席のための旅費等は支給されません.

・委員会名称

舗装マネジメント小委員会

・提案者:舗装工学委員会幹事会

委員長:七五三野茂((株)高速道路総合技術研究所)
幹事長:井原務((株)NIPPO)

・委員会設立の趣旨,目的

限られた予算と人員の中で計画的かつ効率的に舗装管理を行い,舗装の機能を維持・向上させることによって,市民や利用者に最大限のサービスを提供することが求められています.そのためには,(1)利用者,納税者にとって分かりやすく,透明性のある舗装管理の実現と(2)最小のコストで最適な舗装管理の実現が必要です.また,維持・修繕サイクルが比較的短い舗装は,人的・財政的な制約の中で,設計,材料,施工,維持・修繕といった技術を相互に結びつけて,建設から維持・修繕までの一連の行為にアセットマネジメント手法を導入した管理にしていくことが重要と考えられます.
これまでに,舗装のアセットマネジメントに関する研究は多くされてきましたが、国内でその手法を取り入れて舗装管理している機関は少ない現状にあります.
このようなことから本小委員会は,舗装管理に携わる技術者等への参考となる舗装のアセットマネジメントに関する調査・研究を目的として,小委員会を設立し,下記の活動をするものです.

・活動内容

小委員会を年に数回程度の割合で開催します.また,実際の活動は必要に応じて分科会を設けて,以下の内容について随時調査研究を行うことを想定しています.
(1)舗装に関する調査手法を調査すると共に,各種データ(路面性状,構造評価)および国内外のマネジメントシステムに関する情報を収集して、舗装管理の現状と課題について整理・検討を行います.
(2)計測,診断,劣化予測,個別要素(性能指標:総合指標や個別指標)に関する研究と舗装の管理水準の設定等に関する研究を行います.
(3)これからの舗装管理に導入が必要と考えられるLCC計算手法(社会的影響:ユーザコストや沿道関連も含める)に関する研究とリスクマネジメントに関する研究を行います.

・活動期間

活動開始から3年間とします。

・応募方法

本委員会に委員として参加を希望する方は,舗装工学委員会のホームページにある小委員会委員募集にある小委員会参加申し込みフォームから申し込み頂くか,氏名と所属および連絡先を明記の上,幹事長の井原まで,E-mail(アドレス:ihara_tsutomu@nippo -c.jp)でお申込みください.

・応募締切

当小委員会への委員参加応募締め切りは,平成23年8月31日(水) とさせて頂きます.
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会