JSCE

JSCE Magazine,“Civil Engineering”

土木学会誌

論文・講演などの募集

13.土木学会安全問題討論会 ’11論文募集「大規模地震災害と事業継続計画」


土木学会安全問題研究委員会(委員長 JR東日本 井上晋一)では、定期的に安全問題討論会を開催して、学会内外から広く参加者を募り、安全問題に関して自由に意見交換できる場を提供して参りました。
過去9回の討論会では、「第1回/震災等自然災害と社会の安全」、「第2回/社会基盤施設の安全性の問題」、「第3回/構造物の早期劣化」、「第4回/土木と危機管理」、」「第5回/想定外を想定内にするための安全・防災教育」、「第6回/地域社会の安全・安心」、「第7回/組織の危機管理」、「第8回/社会基盤施設と市民の安全」、「第9回/異常気象災害への備え」といった、話題性のあるテーマを総合テーマに選び、ときにはマスコミや一般市民の方にも参加いただき、安全問題に関する社会の生の声を聞く貴重な場となっています。
昨年は、突発的に発生し対応が困難とされている局地的な豪雨、強風、竜巻、豪雪等による異常気象災害に焦点をあて、「異常気象災害への備え」を総合テーマに、その対応の仕方について議論の場を提供させていただきましたところ、地球温暖化に伴う気候変動が我が国の災害環境に及ぼす影響評価、集中豪雨災害時の住民や行政機関の対応の在り方、災害情報の共有化の方策、事業所の事業継続計画(BCP)等幅広い内容の論文投稿があり、総合テーマにふさわしい内容の議論や情報交換がなされました。
本年は、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による大規模広域被害の現状を踏まえて、想定を超える大規模地震災害発生時の緊急対応、復旧・復興対策に焦点をあて、「大規模地震災害と事業継続計画」を総合テーマに、事業継続計画(BCP)並びに地域継続計画(DCP)の策定の在り方、さらに組織間連携の在り方について議論を深めたいと考えています。以下のテーマ論文を募集します。
1)行政BCP(国、県、市町村)、2)地域コミュニティBCP、3)企業BCP(建設、電力、通信、交通等)、
4)組織間連携とDCP、5)被害予測と影響度評価、6)減災・救命・避難技術、復旧・復興技術、8)その他
また、一般論文として、労働安全、ヒューマンファクター、安全・防災教育、安全知、危機管理、環境と防災、情報と防災、災害と医療等のテーマについての論文投稿も歓迎します。
つきましては、下記要領で討論会の実施ならびに論文募集を致します。会員・非会員を問わず安全問題に取り組んでおられる皆様からの積極的なご応募をお願い致します。なお、ご投稿いただいた論文は、土木学会論文集の査読基準に基づいて採否を決定させていただきます。採択された論文は、土木学会論文集の再編に伴い、安全問題研究論文集を引き継いだ土木学会論文集F6(安全問題)の特集号に掲載予定です。また、11月28日(月)に開催の「安全問題討論会'11」で発表していただきます。今年度より、論文集掲載および発表のためには、土木学会論文集の掲載料として、論文掲載料が必要となりますのでご留意ください。

1.開催日

2011年11月28日(月)

2.会 場

土木学会講堂及びEF会議室

3.内 容

招待講演、一般論文の発表

4.論文募集の詳細

(1)論文内容:
I.テーマ論文:「大規模地震災害と事業継続計画」に関する論文や報告
1)行政BCP(国、県、市町村)、2)地域コミュニティBCP、3)企業BCP(建設、電力、通信、交通等)、 4)組織間連携とDCP、5)被害予測と影響度評価、6)減災・救命・避難技術、7)復旧・復興技術、8)その他
II.一般論文: 労働安全、ヒューマンファクター、安全・防災教育、安全知、危機管理、環境と防災、情報と防災、災害と医療等に関する論文や報告
(2)応募方法:A4用紙1枚に、「土木学会安全問題討論会'11論文」と明記の上、@論文題目、Aテーマ論文T・一般論文Uの別、B著者名、C所属、D論文概要(300字程度)、E連絡先(発表者)の氏名、住所、電話、FAX、E-mail、を記入の上、E-mailにて、下記宛にお申し込み下さい。
(3)応募期限:2011年5月27日(金)必着
(4)申込先・原稿提出先:〒160-0004 新宿区四谷1丁目番地(外濠公園内)
(社)土木学会安全問題研究委員会(担当:研究事業課 岩西)
TEL:03-3355-3559/FAX:03-5379-0125/E-mail:iwanishi@jsce.or.jp
(5)原稿書式:論文原稿は、A4用紙で6ページにまとめて下さい。
(書式はホームページ http://committees.jsce.or.jp/jjsce/pform)から入手可能)
(6)原稿提出期限:2011年 7月1日(金)
(7)論文掲載料(予定):土木学会論文集掲載料として、2万5千円(会員)、3万5千円(非会員)
(7)論文掲載料:2万円(会員)、3万円(非会員)
(8)問合せ先:安全問題論文集編集小委員長 白木 渡
(香川大学、shiraki@eng.kagawa-u.ac.jp)

© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会