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土木学会誌

委員会委員などの募集

19.コンクリート委員会「コンクリートの施工性能の照査、検査システム研究委員会」2期目委員募集


・小委員会名称

コンクリートの施工性能の照査・検査システム研究小委員会(341委員会)

・小委員会委員候補者

委員長  橋本親典(徳島大学)
幹事長  坂田 昇(鹿島建設)
副幹事長 浦野真次(清水建設)

・活動期間

活動開始(2011年5月下旬頃の予定)から2年間を予定。活動は、3ヶ月に1回程度開催される小委員会およびE-mailを利用します。小委員会出席のための旅費、交通費は支給されません。

・ 応募方法

2008年11月に,コンクリートの施工性能の照査・検査システム研究小委員会(341委員会)を設置し,フレッシュコンクリートの施工性能を現場で対応できる簡易な試験方法で,照査と検査をすることができるシステムを構築・提案することを最終目的として約2年間活動してきました。
その結果,スランプロスによって時間的・空間的に変化する流動性と材料分離抵抗性を,実験室のみならず現場の荷卸し時点においても照査・検査できるシステム構築を目的として,新しい試験方法の素案を提案することができました。また,コンクリートの施工性能に関する技術現状や,施工性能がコンクリート構造物に与える種々の影響要因や,施工性能を切り口として,示方書の設計編と施工編の関係の見直しを行いました。
しかし,先の試験方法は,WGメンバーによる共通試験などを実施して試験の適用範囲などを検討しましたが,素案の域を脱しておらず,さらに検討する必要があります。特に,現場の荷卸し時点においても適用可能な検査手法に関する試験は,必ずしも誰もが簡易に評価可能な試験方法となっておらず,配合照査試験方法との整合性のさらなる検討が必要と考えられています。一方,コンクリートライブラリー126号の課題抽出に関しても,各部材における配合照査方法などの見直しなどに関して最終的な合意までには至っておらず,更に議論を行う必要があります。
具体的な活動としては,(1)ボックス型充てん試験装置と棒形振動機を用いた加振ボックス充てん試験方法,加振変形試験方法,タンピング試験の試験方法の確立,(2)フレッシュコンクリートの施工性能と設計編の構造細目との関係,(3)コンクリートライブラリー126号の各部材における配合照査方法などの見直し,(4)仮想現実における数値シミュレーションによる照査手法の確立に関する検討等です。
本委員会に委員として参加を希望する方は,氏名,所属,連絡先を明記の上,応募理由と抱負を短く添えて,副幹事長の浦野までお申込みください。

・申込先・問合先

清水建設(株)技術研究所安全安心技術センター 浦野真次
〒135-8530 江東区越中島3-4-17
TEL: 03-3820-6967/FAX: 03-3820-5959
E-mail: s.urano@shimz.co.jp
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