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土木学会誌

催事
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7.構造物の設計におけるコンクリートの収縮の考慮に関する講習会

東京会場:22007
大阪会場:22008

近年,コンクリートの収縮ひび割れによる構造物の不具合事例が生じたこと受け,2007年制定のコンクリート標準示方書では,構造物の設計におけるコンクリートの収縮の取り扱いについて改訂が行われました.コンクリートの収縮が構造物の変形,応力,ひび割れ,耐久性に及ぼす影響を正しく理解し,合理的に,かつ技術的に可能な方法で,構造物の設計において収縮の影響を考慮することが構造技術者に求められています.そこでコンクリート委員会では,収縮ケーススタディー作業部会(主査:長岡技術科学大学下村匠准教授)を設置し,2007年版示方書に準拠した方法でコンクリートの収縮が関連する構造物の設計計算例を取りまとめました.
このたび,東京,大阪におきまして成果報告書をテキストとした講習会を開催する運びとなりました.東京会場ではJR東日本石橋忠良氏,大阪会場では京都大学宮川豊章教授による,収縮やひび割れに関連した特別講演も予定しています.奮ってご参加ください.

・主 催

土木学会コンクリート委員会

・日時・会場

東京会場
日時:平成22年12月2日(木) 13:00−17:00
場所:主婦会館プラザエフ 地下2階 クラルテ
大阪会場
日時:平成22年12月9日(木) 13:00−17:00
場所:建設交流館 702会議室

・プログラム(予定)

13:00−13:20 開会挨拶・背景説明
(長岡技術科学大学 下村 匠)
13:20−14:10 特別講演
東京:「収縮(ひび割れ、たわみ)への経験的対応と、今後への期待」
(JR東日本 石橋忠良氏)
大阪:「失敗にならう―収縮もその1例として」
(京都大学 宮川豊章教授)
14:10〜14:30 2007年示方書設計編における収縮の取り扱い
(東京:鉄道総研 佐藤 勉)
(大阪:長岡技術科学大学 下村 匠)
14:30〜15:15 鉄道構造物の設計計算例
(東京:JR東日本 木野淳一)
(大阪: 北武コンサルタント 渡辺忠朋)
15:15〜15:30 休憩
15:30〜16:15 道路構造物の設計計算例
(東京:三井住友建設 春日昭夫)
(大阪:日本構造橋梁研究所 前田晴人)
16:15〜16:40 収縮による初期ひび割れに関する検討
(東京:土木研究所 渡辺博志)
(大阪:岡山大学 綾野克紀)
16:40〜17:00 総括・今後の課題・閉会挨拶 
(東京:横浜国立大学 細田 暁)
(大阪:長岡技術科学大学 下村 匠)

・定員

東京会場 100名
大阪会場 100名
いずれも先着順

・参加費

正会員:7,000円,非会員:9,000円,学生会員3,000円
(テキスト代含む)

・申し込み締め切り日

東京会場 平成22年11月18日(木)
大阪会場 平成22年11月25日(木)

・申込方法

個人会員の方は,土木学会HP(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)から申し込みが出来ます.また,学会誌綴込又は(http://www.jsce.or.jp/event/active/form.pdf)の「本部行事参加申込書」に1人1枚必要事項を記入のうえFAXにてお申込み下さい.お送りする書類の詳細については,「参加申込書」支払方法欄をご覧ください.申込書到着後,10日前後で折り返し「参加券」をお送りいたします.
*申込みに関してのお願い
(1) 申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.ただし,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付いたします.
(2) お申込後,やむを得ずキャンセルされる場合は,必ず開催日の1週間前までに下記の「問合先」にご連絡ください.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください. 申込みをされる前に送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします.

・問合先

土木学会研究事業課 コンクリート委員会担当 村木敏晴
TEL;03-3355-3559,Fax;03-5379-0125
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