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土木学会誌

催事

29.第11回途上国の環境問題を見て考える全国学生ツアー(平成21年度募集)


* 諸般の事情により、行先および日程が変更になりました
詳しくは環境工学委員会ホームページを参照して下さい
http://www.jsce.or.jp/committee/eec/events/fy2009/09tour(pdf).pdf


・主 催

土木学会(担当:環境工学委員会・海外環境教育に関する小委員会)

・研修日時

2010年3月22-29日(8日間)

・募集期限

2009年11月30(月)

・対 象

全国の大学生(高専を含む)、大学院生、教職員、他

・定 員

10〜20名程度(原則申し込み先着順)
集合(3/22, 16:30)・解散(3/28, 12:00):オーストリア・ウィーン国際空港

・費 用

航空券(オーストリア航空):成田⇔ウィーン(810 EU)、ウィーン⇔アンマン(550 EU)、現地交通費(20〜40 EU/日)、ホテル(30〜50 EU/1泊(2人部屋)、旅行障害保険(5千〜1万円)<為替レート等の変更を受けます>

・目的と実施概要

海外(発展途上国)の環境問題の現場を視察し、現地の大学の研究者や学生および国際協力に係る政府機関と企業の行政官や技術者との学術研究交流や意見交換および国際交流を行うことを主目的としています。
今回は日本の政府開発援助(ODA)で国民一人当たり最大規模の技術協力を行って生きている中東を代表する沙漠の国ヨルダンを訪問します。国際協力機構(JICA)が過去20年間の長期に亘って継続艇に実施してきた日本の中東和平に貢献する水資源や上下水道のインフラ整備プロジェクトをJICAとヨルダン大学の協力のもとに視察する体験型の学生ツアーです。
ヨーロッパ(オーストリア)を経由しますので、帰路にウィーンに立ち寄り、ドナウ川の多自然型河川環境保全・復元プロジェクト(デナウ・フロイ・ダム)とウィーン市の都市環境衛生整備施設(上下水道とゴミ処理)の視察とウィーン工科大学環境工学科との国際交流セミナーを含めて実施します。
学部学生・院生・教員、等を主対象とし、海外未体験者もチャレンジ精神があればOKのですが、現地の研究者や技術者と英語で交流しますので、事前に英語での簡単なコミュニケーションの準備が必要です<英語で簡単な自己紹介レベル>。教員および院生の方で、ウィーン工科大学セミナーにてプレゼンが出来る方は歓迎です。

担当:村上雅博、環境工学委員会・海外環境教育小委員会(高知工科大学フロンティア工学教室・教授)。協力:国際協力機構(JICA)ヨルダン事務所、ヨルダン大学(Prof. Mohammad Shatnawi)、ウィーン工科大学(Prof. Helmut Kroiss、Dr.Hermut Fleckseder)

・日程表

3月22日(月)   移動:成田⇒ウィーン、ウィーン市内泊
3月23日(火)   移動:ウィーン⇒アンマン、→マダバ(ネボ山)→アンマン市内泊
3月24日(水)   アンマン⇒ヨルダン渓谷東ゴール幹線水路(高揚程ポンプ場)ザイ浄水場(WAJ)⇒アンマン⇒ヨルダン大学国際交流セミナー⇒アンマン市内湧水・地下水浄化(MF)プラント見学⇒ローマンシアター見学、同市内泊
3月25日(木)   アンマン⇒キングタラール・ダム(首都圏下水処理水繋留浄化)⇒ヨルダン川⇒死海⇒アンマン国際空港、移動:アンマン⇒ウィーン、ウィーン市内泊
3月26日(金)   ウィーン市内都市環境インフラ見学:ウィーン市(Moosbrunn)水道局、南部中央下水処理場、ゴミ(溶融)焼却場(MVA Pfaffenau)、ドナウ川本流デナウ・フロイ・ダム(舟運ドック・発電・多自然型魚道)、ウィーン市内泊
3月27日(土)   ウィーン工科大学(TU-Vienna)国際交流セミナー、ドナウ川・カーレンベルグ(ウィーンの森)見学、グリンツリング(ホイリゲ:夕食)、ウィーン市内泊
3月28日(日)   ウィーン市内(ホーフブルグ宮殿等)見学、移動:ウィーン⇒成田
3月29日(月)   成田着

・参加条件

1) 全国の大学生、大学院生、教職員および土木学会会員。
2) パスポートの有効期限が半年以上残っていること。
3) 海外旅行に参加するにあたって心身ともに健康な状態にあること。
4) 最低限度本ツアーが指定する海外旅行障害保険に入ること。
5) ツアー集合の日時と場所は、オーストリア・ウィーン国際空港:集合(3/22, 16:30)・解散(3/28, 12:00)
6) 個人荷物は総量20Kg以内でケースの最大サイズは40cmx60cmx20cm以内<国際線機内荷物持込可能範囲>
7) 事前の勉強と自己紹介の英語版パワーポイントの作成<参加予定者には研修ツアーの関連資料をInternet又は郵便で送りますが、事後の英語での報告書作成が義務づけられます。<基本的に現地ツアー資料および現地説明および国際セミナーと学生交流会は英語で行われます>

・ツアー申し込み要領および問い合わせ先

申し込み最終期日:2009年11月30日(月)、ただし、定員は総員10〜20名以内程度とし、受付は原則として申し込み先着順<出来るだけメールで>、学生会員を優先とさせていただきます。数日以内に参加者を確定しメールで連絡します。
申し込み先:村上雅博(土木学会・環境工学委員会・海外環境教育小委員会委員長)、高知工科大学 フロンティア工学教室
〒782-850高知県香美市土佐山田町宮の口185 Tel:0887-57-2418, Fax:0887-57-2420 E-mail: murakami.masahiro@kochi-tech.ac.jp

・申し込みフォーム:<メールにコピーして記載して下さい>

1)氏名(漢字+(ローマ字)):
2)生年月日(西暦):
3)所属と学年(大学名・学科名および職場名):
4)連絡先住所(電話とFAXおよびメールアドレスを必ず入れて下さい):
5)パスポート:番号、取得場所と取得年月日および有効期限年月日 <取得予定日でも可>


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