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土木学会誌

催事

6.「性能規定に基づくトンネルの設計とマネジメント」に関する講習会

行事コード:E92906/行事略称:「性能規定に基づくトンネル」講習会

・主 催

土木学会(担当:トンネル工学委員会技術小委員会トンネル構造物の設計法の将来像と国際標準への対応に関する検討部会)

・日 時

平成21年10月6日(火)13:00〜17:15

・場 所

土木学会2階講堂
(〒160-0004 新宿区四谷1丁目外濠公園内 JR四ッ谷駅 徒歩3分)

・定 員

120名(先着順)

・参加費

正会員:6,000円,非会員:8,000円,学生:2,000円【要学生証提示】(テキスト代含む)

・講習内容

トンネル工学委員会技術小委員会「トンネル構造物の設計法の将来像と国際標準への対応に関する検討部会」(部会長:木村定雄(金沢工業大学))では,種々の分野でISOなどの国際標準化が進む動向を調査し,将来のトンネル構造物の設計法がどのように体系化されるか,またわが国の伝統的な経験技術をどのように反映すべきかについて,官学民の山岳トンネルや都市トンネルに携わる技術者が集い調査研究活動を行ってきました.
本講習会はこれらの成果を「トンネルライブラリー第21号・性能規定に基づくトンネルの設計とマネジメント」としてとりまとめ,これをトンネルに携わる多くの技術者に広く展開し,将来の設計やマネジメントの考え方について議論を深めることを目的として企画しました.
本トンネルライブラリーはグローバルスタンダード(国際標準となる構造物設計法)の動向を整理するとともに,トンネル構造物の性能規定化とその適用に向けた議論から得たデザインとマネジメントの基本的な考え方を整理したところに意義があります.一方,用途に応じた種々のトンネル構造物の性能を明確にした照査手法,ならびにこれに基づくマネジメント手法を確立することは容易ではないことも確認され,性能規定化に向けた今後の課題もあわせて提示しています.
土木工学分野はもとより国際標準化の動きは早く,地震工学分野,地盤工学分野,コンクリート分野などでは,わが国の国益を考慮した主張を国際的に展開する動きが活発になってきております.本講習会を機会に,トンネルに携わる技術者もこれを認識し,新しい時代に向けた方向性を議論させて頂ければ幸いです.

・申込締切日

平成21年9月17日(木)

・申込方法

個人会員の方は土木学会HP (http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)から申込みが出来ます.また,学会誌綴込又は(http://www.jsce.or.jp/event/active/form.pdf)の「本部行事参加申込書」に1人1枚必要事項を記入のうえFAXにてお申込下さい。お送りする書類の詳細については,「参加申込書」支払方法欄をご覧ください.申込書到着後,10日前後で折り返し「参加券」をお送りいたします.
※ 申込みに関してのお願い
(1) 申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.ただし,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付いたします.
(2) お申込み後,やむを得ずキャンセルされる場合は,必ず開催日の1週間前までに下記の「問合先」にご連絡ください.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください.
申込みをされる前に送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします.

・問合先

土木学会研究事業課 トンネル工学委員会担当 岡田絵美
Tel:03-3355-3559,Fax:03-5379-0125,E-mail:okada@jsce.or.jp

・プログラム

[司会:栗木 実(日本工営)]
13:00〜13:05   開会挨拶
木村定雄(金沢工業大学)
13 :05〜13:30   1.はじめに
木村定雄(金沢工業大学)
13 :30〜14:00   2.トンネルを取り巻く設計法の国際標準化の動向
土門 剛(首都大学東京)
14 :00〜14:30   3.トンネルの機能と性能
野城一栄(鉄道総合技術研究所)
14 :30〜14:40   休 憩
14 :40〜15:20   4.要求性能に対する照査アプローチ
重田佳幸(ダイヤコンサルタント)
岩波 基(長岡工業高等専門学校)
15 :20〜15:50   5.維持管理段階における照査アプローチ
石田滋樹(中電技術コンサルタント)
15 :50〜16:00   休 憩
16 :00〜16:30   6.ライフサイクルデザイン・アセットマネジメントの導入
安田 亨(パシフィックコンサルタンツ)
16 :30〜17:00   質疑応答
17 :00〜17:15   閉会挨拶
杉本光隆(長岡技術科学大学)
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会