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土木学会誌

委員会委員などの募集

14.JABEE認定・審査における「土木および関連分野」、「環境工学およびその関連分野」審査員候補(オブザーバー)公募


土木学会は日本技術者教育認定機構の会員としてその運営に関わるとともに、「土木および土木関連分野」、「環境工学およびその関連分野」の技術者教育プログラムの審査を担当しています。
日本技術者教育認定機構(JABEE:1999年11月設立)は、大学などの高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかどうかを公平に評価し、要求水準を満たしている教育プログラムを認定するために設立されました。技術系学協会と密接に連携しながら審査・認定を進めており、一昨年2005年6月には日本を代表する技術者教育認定機関としてワシントン協定(WA)への正式加盟が承認されました。2001年度に認定を開始してからの認定プログラムの総数は368プログラムに上っており、認定プログラムからの修了生は累計で約7万人に達しています。WAへの正式加盟を機に、今後ともJ ABEEの審査・認定を受審する教育プログラムの増加が予想されることから、審査員の養成が急務となっております。
つきましては、2009(平成21)年度の審査を担当するにあたり、ご参画いただける審査員候補(オブザーバー)を公募することといたしました。参加ご希望の方は、下記をご確認のうえ、ふるってご応募ください。

・資格要件

(1)教育機関(大学・高専など)の教員または土木学会の上級技術者以上の資格あるいは技術士資格を有する方
(2)土木学会会員
(3)原則として40歳以上、土木分野もしくは環境分野に対して適切な専門能力を有すること
(4)下記両方に参加可能な方
・審査講習会
期日:2009年5月8日(金)9:20〜17:30 (予定)、場所:土木学会)(内容については、http://www.jsce.or.jp/opcet/09_090508.shtml参照)
・2009(平成21)年度JABEE本審査

・応募要領

JABEE審査員候補(オブザーバー)申込用紙をhttp://www.jsce.or.jp/opcet/09_22.shtmlよりダウンロードしていただき、必要事項を記入のうえ、2009年4月20日(月)までにJABEE窓口 jabee@jsce.or.jp へ送信ください。

<JABEE審査・審査員登録までの流れについて(概要)>

・審査業務について

審査はJABEE会員学協会に委託され、土木学会(担当委員会:技術者教育プログラム審査委員会)では土木分野および環境分野の審査を実施しております。審査業務は審査長1名および審査員2〜4名から構成される審査チームが各教育プログラムを審査する方法で実施されます。この審査員は、当該分野に対して適切な専門能力を有し、分析能力やコミュニケーション能力が要求され、一定の研修を経てから審査業務を担当していただいております。

・審査員となるための研修と実際の審査業務について

審査員となるためには、JABEEが承認した各学協会が実施する審査講習会への参加と実際の審査(審査チーム打合せ1日、受審校における実地審査2泊3日)へオブザーバーとして参加することが必要となります。オブザーバーは基本的に審査員と同じ業務を実施していただきます。審査業務は年に1回(審査チーム打合せ1日、受審校における実地審査2泊3日)が主体となりますが、事前に受審校より提出される自己点検書を読んで照査していただく必要があります。いったん、審査員として登録されますと、今後の受審校数にもよりますが、登録後5年間で数回程度、審査員を務めていただく予定です。審査員となるためのオブザーバー参加、実際の審査業務に伴う交通費、宿泊費等は土木学会で負担いたしますが、報酬(謝金)はございませんので勝手ながらボランティアでお願いすることになります。あらかじめご了解いただきたいと存じます。

・問合せ先

土木学会JABEE担当 松沼
TEL:03-3355-3502
FAX:03-5379-0125
E-mail:jabee@jsce.or.jp
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