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土木学会誌

公募本部

20.「鋼構造物の連結に関する検討小委員会」委員


土木学会鋼構造委員会では、以下の研究小委員会を新たに設置いたします。この小委員会活動に参加いただける方を公募します。本小委員会 の目的および内容は、以下のとおりです。

・委員会名称

鋼構造物の連結に関する検討小委員会(委員長 山口隆司 大阪市立大学)

・目 的

2007年制定「鋼・合成構造標準示方書」では、性能照査型設計法への移行を目指し、その照査フ ォーマットとして限界状態設計法を用いる新しい設計体系を提示しました。鋼構造物の連結に関連する「第11章 連結部」においても、この大方針の下、1997(平成9) 年度版「鋼構造設計指針」を基本に、性能照査型設計へ移行すべく、各種条文・規定の見直しを行い、新たな知見をなるべく追加する形で執筆し、発刊に至っています。
本小委員会では、本示方書を実務設計における標準的な設計法として確立するために、11章連結部 における実務設計適用にあたっての課題((1)限界状態(すべり限界、降伏限界、支圧限界、併用継手限界)の明確化、(2)継手耐力評価法に関する検討、(3)各種溶接継手の 疲労強度、(4)接合部の部分係数に関する検討、(5)設計例の提示)の解決を目指します。
本小委員会では、上記の課題解決を目標に、高力ボルト接合WGおよび溶接接合WGの二つのWG を設置し、それぞれのWGにおいて課題解決のための活動を行います。また、部分係数の設定に関しては、部材耐力の部分係数および安全性評価に関する検討小委員会 と連携して活動する予定です。

・活動期間

2008年11月から2010年11月の2年間を予定
旅費・交通費は支給されません。

・公募締切日

2008年10月15日(水)

・応募方法

本委員会に参加を希望される方は、(1)氏名、(2)所属、(3)連絡先(住所、電話番号、FAX番号、Eメー ルアドレス)、(4)特に興味のある検討事項、を以下までEメールでご連絡ください(書式は任意)。応募の際のメールタイトルには、「鋼構 造物の連結に関する検討小委員会参加希望」とご記入ください。なお、応募者多数の場合は、ご希望に添えない場合もありますので、あらかじめご承知おきください。

・応募先

土木学会研究事業課 佐々木
TEL:03-3355-3559
E-mail:ssk@jsce.or.jp

・問合せ先

山口隆司(小委員長)
大阪市立大学大学院工学研究科都市系専攻 山口隆司
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
TEL:06-6605-2188
FAX:06-6605-2765
E-mail:yamaguti@civil.eng.osakacu.ac.jp
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