【関東支部 現場見学会 開催報告】
土木学会関東支部では毎年、土木の日（11月18日）記念行事として現場見学会を開催しております。今回は、11月20日（水）に開催し計30名の方々にご参加いただきました。
当日は天候に恵まれた晴天のもと、AMは「首都高速1号羽田線（東品川桟橋・鮫洲埋立部）更新工事」を、PMは「東京国際空港 際内トンネル他築造等工事」の2箇所を見学しました。
「首都高速1号羽田線（東品川桟橋・鮫洲埋立部）更新工事」は、開通後50年以上が経過した首都高速1号線の長期的な安全性を確保する観点から、構造物の更新（造り替え）を行っています。インフォメーションセンターでの工事概要説明の後に、現在更新工事中での上り線（勝島→芝浦）のうち、鮫洲埋立部のプレキャストコンクリートボックス構造と東品川桟橋部の高架構造、維持管理用の足場を見学させていただきました。2026年度の完成に向けて、まさに急ピッチで工事が行われていました。
「東京国際空港 際内トンネル他築造等工事」は、東京国際空港での国際線発着便の増加を目的に、国際線と国内線の両ターミナルを連絡する全長約2,485mのトンネルを築造しています。ＪＶ事務所での工事概要説明とシ－ルド操作室見学の後に、国内線側のアプローチ区間約232mの開削工法の区間と、空港や既設構造物の下を通る約1,854mのシールド工法の区間の一部を、地下約20ｍの発進立坑下まで降りて、シ－ルドトンネル内を見学させていただきました。
ご参加いただいた皆さま、現場見学にご協力いただきました、国土交通省関東地方整備局 東京空港整備事務所、首都高速道路株式会社 東京西局プロジェクト本部、清水・五洋特定建設工事共同企業体、大林・清水・三井住友・東亜・青木あすなろ・川田・東骨・MMB・宮地 高速1号羽田線（東品川桟橋・鮫洲埋立部）更新異工種建設工事共同企業体の皆さま、ありがとうございました。
「首都高速1号羽田線（東品川桟橋・鮫洲埋立部）更新工事」
「東京国際空港 際内トンネル他築造等工事」
