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-講習会「最近の日本の火山活動について」 -3火山の噴火事例を話題として-

近年、日本各地で火山の噴火が相次いでいます。一昨年(2014 年)9月の御嶽山の噴火では死者・行方不明者63名を出し、火山災害としては戦後最悪の被害となりました。また、昨年(2015 年)5月には箱根山の火山活動が活発化し、同年6月に噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられたのは我々の記憶に新しいところです(現在は、噴火警戒レベル1(平常)に引下げ)。一方、噴火から2年が経過した小笠原諸島の西之島では、現在も噴火活動が継続しており、噴火による噴石等の堆積や溶岩の流出により新たな陸地の拡大が続いています。

このように「火山列島」といわれ、100以上の活火山がひしめく我が国において、常に火山の活動状況を正確に把握し、噴火等の緊急時に備えて地域住民や観光客の避難に係る火山防災体制を確立することが喫緊の課題となっています。

今回の講習会では、我が国における現在の火山活動状況について前出3火山の噴火事例を題材とし、著名な3人の先生よりわかりやすく解説して頂く予定です。

本講習会を通じて火山に関する知見を広げ、災害応急対策等の検討への一助にして頂けたらと考えています。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

(プログラムは変更になる場合がございます)

1. 主催 土木学会関東支部
2. 期日 2016年4月19日(火) 13:00~17:00(12:30から受付開始)
3. 場所 土木学会本部2階大講堂(JR中央線四ツ谷駅下車四谷口徒歩5分)
160-0004 新宿区四谷1丁目無番地
4. プログラム
13:00-13:05 開会挨拶 技術情報部会主査
国立研究開発法人
産業技術総合研究所
13:05-14:20(75分) 御嶽山の噴火について 活断層・火山研究部門
火山活動研究グループ
神奈川県温泉地学研究所
及川輝樹
14:20-15:35(75分) 箱根山の噴火について 研究課
主任研究員
萬年一剛
15:35-15:45(10分) 休憩10分
15:45-17:00(75分) 西之島の噴火について アジア航測(株)
総合研究所技師長
千葉達朗
17:00-17:05 閉会の挨拶
5. 参加費 会員2,000円、非会員3,000、学生会員1,000円
(消費税込み、会員は個人会員および法人会員)
6. 定員 120名(定員になり次第締め切ります)
7. 申込方法 参加ご希望の方は、申込書をダウンロ-ドしてご記入の上、メールにてお申し込み下さい。
申込書ダウンロード
8. 申込先 土木学会関東支部 〒160-0017 新宿区左門町6-17 YSKビル5F
TEL 03-3358-6620 FAX 03-3358-6623
担当:関東支部事務局 高野(E-mail:kanto@jsce.or.jp)

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