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JSCE Magazine,“Civil Engineering”

土木学会誌

■土木学会誌2011年3月号モニター回答


■ 東九州自動車道(門川IC│日向IC)開通について 樋口 芳行

毎号 最新の土木技術や効果的なシステムを駆使して完成した土木構造物を拝見し、改めて土木の社会に対する貢献を頼もしく感じております。美しい写真で施設そのものの内容は理解できるのですが道路や鉄道等細長い延長のある施設ではどの路線のどの区間かが判る地図があると一層その設備の機能が理解できると思われます。単に広域の地図に丸で示すのではなく路線図等の系統図で表示していただけないでしょうか。
(所属:NPO法人シビルまちづくりステーション 氏名:比奈地 信雄)

■ 東北縦貫自動車道 大衡インターチェンジ開通 三浦 努

企業立地などの地域活性化、雇用の創出を目的に地方公共団体が主体となって整備する地域活性化IC制度を活用して整備されたことは本誌で初めて知ったが、この内容を読んでいる最中、3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生した。今回整備されたインターチェンジもどの程度痛手を受けているか定かでない状況だが、今回整備されたインターチェンジを最大限活用しつつ、物流ネットワークによる住民への支援や街の復興に役立てられればと願うばかりである。
(所属:東京急行電鉄株式会社 氏名:鶴池 康介)

■ 第76回  宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授、「はやぶさ」プロジェクトマネージャー 川口 淳一郎さんに伺いました[聞き手]藤本 英子、吉田 忠司

土木と接することなく日常を過ごすことはまず出来ない。しかしながら、土木に有難みを感じながら日常を過ごす方は非常に少ないと思う。土木により構築されるものは、出来てしまえば当たり前となり、あとはいかにその状態を健全に保つか、ということが課題となる。管理に関わる土木技術者には忍耐力と高い志が必要であり、それを着実に実行することで我々の何気ない日常が守られている。一方、我が国の先行きとともに、土木業界の将来像も見えず、若い人が業界から離れて行っている現状がある。『“What”を考えるのも土木』という言葉をかみしめ、今後“将来の土木”に対して自分ができることを模索していきたい。
(所属:阪神高速道路株式会社 氏名:時 譲太)

本記事の中の『各人が担当分野を超えて意見交換ができるように雰囲気づくりを大切にした』ということは、非常にすばらしいことだと思いました。仕事や研究等のプロジェクトにおいて、他の担当分野の方々とかかわることは色々な場面でありますが、一般的には自分の担当分野での任務をまっとうすることが全てになってしまい、そこから分野の垣根を超えて意見交換を行うということは難しいと私は今まで考えていました。しかし、実際により良いものをつくるためには、他分野等の方々からの色々な視点の意見が非常に貴重になってきます。今後は、他分野の方々との意見交換をもっと意識していき、視野を広げていこうと思いました。
(所属:日本水工設計(株) 氏名:森脇 隆一)

新しいことをやるときの評価は加点法に基づくことが重要という内容に考えさせられた。弊社は全くドメスティックな仕事を生業としているが、小生は縁有ってここ数年海外を舞台として仕事をしてきており、現在は後進を育てる時期に来ている。しかし、人材が思うように集まらない。海外での仕事に意欲を持つ者が少ないのである。その一因がまさしく評価方法にあると感じている。弊社において、海外はチャレンジ分野であるが、個人業績の評価方法は国内外の区別はない。であるならば「変な気苦労がない国内で働いていた方が良い」という考えが蔓延している様に思える。海外にチャレンジしただけで100点とは言わないまでも、70点ぐらい基礎点を付けられればと思いつつ拝読した。
(所属:東京電力 氏名:篠原 弘之)

■ 2010年の社会と土木の主な動き

毎年この時期恒例の企画とのことではあるが、すっかり世の中は2011年のことで頭が一杯になっている時期であり、少しタイミングが遅いように感じる。2010年のことに思いを馳せるのはせめて1月一杯(掲載タイミングは2月号)が限界だと思うがどうだろうか。また、「土木の出来事」記事内の写真は、「社会の出来事」に関するものではなく「土木の出来事」に関わるものを掲載すべきではないかと思う。
(氏名:宅間 朗)

2010年も終わってみればあっという間であった。記事で挙げられているトピックは、その時は覚えているが、どうしても時間と共に記憶から薄れていく。このようにまとめて頂いたことは、とてもありがたい。過去を振り返ることで未来を切り開く鍵を見つけることができる。その鍵を持ち、幾多の社会的課題の扉を開け進み、希望が満ちる2011年になったら良いと思った。
(所属:日特建設株式会社 氏名:田中 尚)

誌中の表には記載がなかったが、10月28日の事業仕分け第3弾でスーパー堤防事業が廃止と判定された。仕分けでは、「スーパー無駄遣い」と散々な言われようで、かつて現地で事業推進に携わった者としては胸が痛むが、その斬新な「切れない堤防」という事業効果の一方で、膨大な事業費と事業期間という壁が立ちはだかり、事業の実現性に不安を感じていたことも事実である。ただ、この事業はできた部分から効果を発現するので、全部完成するのに何百年もかかるから無駄という指摘はやや外れていると思う。国交省はこれから見直しの検討を始めるのであろうが、事業仕分けの様子はカメラが入り、ネットで中継され、国民の注目を集めた。国民の理解を得るには議論の過程を(できればライブで)公開することも大事な要素であろう。
(所属:国土交通省 氏名:佃誠太郎)

■ COLUMN 数字で見る2010年 橋本 和明

2010年の土木を取り巻く環境はリーマンショックの余波もあって大変厳しかったが,建設投資の全体的な傾向は1990年頃から右肩下がりの一途を辿っている。この傾向を見ると,2010年の結果自体は概ね予測できたのではないだろうか。現状も厳しいが,今後がどれだけ厳しい状況になるかを示すために今後の予測値も知りたい。一方,GDPを見ると1990年頃からは横ばいである。つまり,建設投資に代替する他分野の台頭があったと思われるが,他分野についての投資額も示して頂くと,他分野の現状や時代の流れも見えてくると思う。
(所属:新日本製鐵 氏名:久積和正)

昨今の土木業界のおかれる状況は、非常に厳しいという認識はあったが実際の統計をみると再度深刻な状況であることを認識させられる結果であった。今後とも上向きになるような状況ではないが、必要なインフラ整備や自然災害発生時における対応など大いに活躍する場があると思うので、上昇せずともなんとか踏みとどまって欲しいと思う。
(所属:首都高速道路 氏名:浅野 靖)

■ 第80回 奥州街道の一里塚群 横山 公一

江戸時代に構築された一里塚が、現在でもその形を残している。旅人にとっての移動量の道しるべともなり、 また、休憩所の役割も果たしていたという。近代化が進み人々の価値観が多様化した現在では、 当時とは旅の姿は大きく変わってきているが、旅人にとっての道しるべの役割は変わることはない。 国道や高速道路に設置されているキロポストが現在では主にその役割を担っているが、 キロポストを活用しつつ一里塚を訪ね、当時の土木技術者や旅人たちの思いを感じながら旅してみたいものである。
(所属:JR東日本 氏名:山田 拓也)

■  第12回(最終回)錦帯橋 [文・写真]大村 拓也 連載を終えて 大村 拓也、武居 秀訓

大村拓也さんご撮影の「土木遠景」シリーズを、毎号楽しみにしておりました。普段見ることの少ない俯瞰的視点からの土木構造物の写真群には、近視眼的になりがちな自分を気づかせていただきました。どうもありがとうございました。土木学会誌上では今回で最終回ということで、大変残念に思いますが、今後も土木学会事務局や土木学会全国大会会場などで、大村さんのお写真の特別展示コーナーを設けていただくなど、作品群を拝見できる機会ができることを期待しています。大村さんのますますのご活躍を期待しております。
(所属:(株)建設技術研究所 氏名:上原 励)

土木構造物と風景とは切っても切れない関係にあり、「土木構造物のある風景」というのは、一般の方と土木とをつなぐ窓である「観光」の重要なファクターである。そのことを強く感じさせてくれるこの企画は非常に有意義で、素晴らしいものだったと思う。1年間ありがとうございました。
(氏名:宅間 朗)

正直に言ってあまり読む気にならない記事も少なからずある学会誌の中で, 最小限の文字と写真一枚だけですっと頭に入ってくるこの連載は楽しみなコーナーでした.今号で終了ということで残念です.土木のスケールの大きさは遠くから眺めてこそよくわかります.土木構造物の計画や設計,施工に当っても対象範囲や影響の大きさやを考慮しながら進めることが重要と思います.
(所属:五洋建設株式会社 氏名:原 基久)

毎回土木構造物を遠くから撮るというコンセプトのもと掲載される写真を楽しみにしていたので、このような素敵な連載が終わってしまうことが残念です。「土木をできるだけ遠くから見ることで客観的に捉えることができる」という大村拓也氏の言葉と写真に、広い視野を持って社会資本整備に携わることの大切さを改めて気付かされました。
(所属:株式会社福山コンサルタント 氏名:金子俊之)

■ 第2回 新幹線のスピードアップの足跡 住田 俊介

東海道新幹線の最高速度は、開業時、210km/時で,東京・新大阪間の所要時間は4時間であったということです。当時、私は生まれていませんでしたが,1964年10月1日に起こったこの出来事は,たくさんの人々の鉄道に関する認識を一変させたのではないでしょうか.その後,様々な改良により2007年7月1日には東京・新大阪間が2時間25分で運行されるようになったということです。新幹線は、改良のスピードもまさに超特急なのだと思いました。この改良は、電気機器の集約化や車体の軽量化、VVVFインバータ制御による誘導電動機などの新技術の採用など技術者の努力の結晶なのでしょうし、事故という話はほとんど記憶にありません。改良に合わせてしっかり確保されている安全性が新幹線の最も素晴らしい技術なのではないかという気もしました。これからも安全で快適な高速鉄道の進化を楽しみにしています。
(所属:首都高速道路(株) 氏名:飯島 雄一)

我々の生活に欠かせない交通手段として新幹線が登場してからもうすぐ50年になる。現在では新幹線網が青森から鹿児島までつながり、全国ベースの移動にかかる時間はありがたいことに非常に短縮された。また、世界の高速鉄道技術について、昨今ニュース等でクローズアップされているが日本の技術は安全性や高速性について世界的に信頼を得ているとう報道もある。車両のスピードアップには土木技術者には想像もつかないような課題が沢山あったと思われるが、それらを一つ一つ解決し常にスピードアップに成功しているという事実に感服した。土木技術者のはしくれとして、このようにチャレンジする闘志を持ち続けることが非常に大切なのだと感じた。
(所属:東洋建設株式会社 氏名:山崎圭)

1992年に東京・新大阪間が2時間30分、2007年で同区間が2時間25分と、15年でわずか5分の短縮でしかないわけであるが、この5分を短縮するために多くの技術革新が図られたと思うと、技術者のこだわりや執念のようなものを感じることができる。スポーツの世界において1秒、0.1秒を更新するために弛まぬ努力がなされているのと同じことである。これからも、数秒を巡る技術力の向上に注目していきたい。
(所属:京都大学 氏名:高井敦史)

子供の頃、当時住んでいた大阪から、母の実家の東京への帰省のため、毎年夏に新幹線を利用していた(うるさい子供たちを連れての旅であったため、こだま号であったが・・・)。当時の最高速度は210km/h。そして、現在も縁あって東京の各委員会に参加させていただいている関係上、利用する機会が非常に多いが、最高速度は300km/hとなっており、今や東京で会議が終わって、早ければ4時間後には自宅に帰ることができる。関係された技術者の方々に敬服する次第である。
(所属:阪神高速道路(株) 氏名:志村 敦)

新幹線と言う極めて限定した空間内における高速鉄道の発展は、日本の土木を始めとした技術分野のレベルの高さを示していると感じる。国土が狭く、利用できる土地が3割未満と言う中において、ただ高速で運行すればよいものでなく、沿線住民に対する環境の影響を守ること、確実にトップスピードから止められること、採算性に合うことが必要と言う多くの制約の中で、時速300km/h以上で走る新幹線が当たり前に成る時代がすぐそこまで来ている。新幹線は現在、新青森から、鹿児島中央まで一本で繋がり、数年後には新函館間で延伸し、遂に北海道まで一本の新幹線でいける時代まで来ている。ネットワークと高速性を活かし、さらに発展してもらいたい分野である。
(所属:戸田市役所 氏名:諸井敬嘉)

■  我が国の建設業が持つ社会的使命感 栢原 英郎

昨年まで、建設ブームに沸く中東産油国に駐在したが、日本の建設業のプレゼンスは全くなかった。聞こえてくるのは隣国の鉄道事業で大損こいたというニュースのみ。日本の競争力というと高い技術力というイメージがあるが、その根源は、それを支える日本人の使命感、地道な努力をいとわない性格だと感じる。私の駐在国では、政府からの要請により各国が(建設業ではないが)現地の人材育成に取り組んでいるが、日本人が教える学校の評判は他を圧倒していたし、教える側も「ここまで地道に教えられるのは日本人だけ」と自負していた。英国から「納期を守った実績」を高く評価され、日立が高速鉄道に関する契約を勝ち取ったというニュースが聞こえてきた。価格競争で勝ち目がないのであれば、競争力があるところで勝負すべきである。
(所属:国土交通省 氏名:佃誠太郎)

■ マット型補修材による舗装の予防的保全 矢島 浩二、木村 亮

現代のニーズにマッチした素晴らしい予防保全技術だと思います。コスト低減とともに作業性も向上し,今後の道路舗装の維持管理に大きく貢献していくものと考えられます。しかし,従来の切削オーバーレイに対してメリットが多く示されていますが,舗装の損傷程度でマット型補修と切削オーバーレイの境界があると思います。損傷初期で補修ができればよいですが,損傷に気付いたときにはもうひび割れマット型補修材では対応できない程度になっている場合が多くあるのではないかと感じたりもします。現在は試験適用段階かもしれませんが,本技術の今後に注目していきたいです。
(所属:新日本製鐵 氏名:久積和正)

舗装のひび割れの補修は本市においても常温合材を用いたり、切削オーバーレイ工法が主流である。しかし、施工箇所によっては渋滞を引き起したり、コストがかかりすぎることもある。また、補修した常温合材が破損してしまい再度補修と言ったことも多い。このことから、施工が簡単で短工期で、コストが低減できる工法は非常に魅力的である。既存路面に接着剤のみで施工すると言うところから、接着強度について疑問が残った。しかし、実験によるデータと実際の供用状況を見るに良好な経過が見られることから、舗装の維持管理手法の一つとして注目できる分野であると感じた。私が経験した現場では、交差点等のねじりが生じる箇所等の破損が多かったので、そのような現場の適用例についても、拝見したいと感じた。
(所属:戸田市役所 氏名:諸井 敬嘉)

交通量が多い道路で補修工事を行う際には道路規制をかけての施工となり、規制時間の縛りにより、作業帯設置撤去、施工、養生等をその時間内に終わらせることが課題で、場合によっては何日かに分割施工となるケースもあるかと思います。また大型機械による施工では影響範囲が大きく、保安員の増員等が必要となり、非常にコストがかさむことがいえるかと思います。この課題に対しマット型補修材は、施工が簡単で(一人施工可)、養生不要であり、耐久性もよくメリットが高い工法であることがわかりました。また直工費比較の記事については、非常にわかりやすい内容でした。品質が良くかつ安く施工できる本材料について、今後の実業務において使用の検討をしたいと思います。
(所属:東京急行電鉄(株) 氏名:杉山 圭大)

■ ヒューマンエラー防止対策としての安全教育 広兼 道幸、小西 日出幸

現場で働く者として、作業員が参加・発言して、当日の作業における危険要因を抽出し、対策を打ち出す危険予知(KY)活動は労働災害を防ぐ上で有効であると実感しています。しかし、同じ作業が繰り返し続く時期は、KY活動で挙げられる危険要因と対策も日々同じ内容となり、作業に潜む危険に対する認識が徐々に薄れていくように思います。記事の最後にある様に、(繰り返し作業であっても)KY活動がマンネリ化することなく、作業員一人ひとりの危険に対する認識を高く維持する工夫が必要であると思います。
(所属:大林組 氏名:住永哲史)

安全教育において、ヒューマンエラーの防止は最も難しい問題の一つである。「ヒューマンエラー」とは、つまり「まちがい」や「ミス」な訳であるから、例えば、バックホウの旋回において回る方向を逆に操作してしまい、災害が発生したとすると、これは「ヒューマンエラー」による災害ということになってしまう。こうした「まちがい」や「ミス」は、様々な危険要素の中でも、除去しきれず最後の方に残る要素にあたると思われる。本レポートでは、施工段階におけるヒューマンエラーに着目し、その対策としてKYTやリスクアセスメントといった防止対策の「システム化」について述べている。その中で、ヒューマンエラーのリスクとして「厳しい環境」、「作業者の多様化」、「コスト優先の体質」を挙げているが、これらは実に的を得た指摘だと思った。この3要素は、防止対策をシステム化する際の大きな障害となる。また、各業界における取り組みが報告されているが、ヒューマンエラーという観点においては、ルーティンを基本とする作業形態におけるシステム化の「容易さ」と、建設現場のように日々変わる形態における「困難さ」という点で、効果はかなり異なると感じた。
(所属:西松建設 氏名:蔭山武志)

危険予知そのものも勿論重要であるが、当事者たちがどこまで自分のことだと理解し、注意深く行動するかがより重要であると思う。つまり、自分は事故は起こさないから問題ない、と思ってしまうと、ついつい馴れ合いの中でKYTが行われてしまうことになると思う。あと一つは、周囲が目を配り、しっかり言葉に出して注意できる環境作りをすることも重要である。一人一人が緊張感を持ち、明日は我が身と思うことが重要ではないだろうか。
(所属:京都大学 氏名:高井敦史)

最新の技術が発達したとはいえ、建設現場は未だ危険な作業が伴っています。安全の確保の一方工期短縮やコスト優先などが常にトレードオフの関係にあり、どこに均衡解を見出せるのかは平易な問題ではありません。他の建設現場の実例を参考にすることももちろん大切ですが、この記事ではKYTの例として医療機関における実例が挙げられていました。医療機関も建設現場と同じく常に人命と隣り合わせです。日頃あまり接することのない業界の実例が土木学会誌で紹介されることは意義深いと思います。今後も相互に情報を交わすことで、命を無駄にすることがなくなればと思います。
(氏名:坂上聡史)

■ その他意見

今回送付されたアンケートのExcelのデータなのですが、評価記入欄の入力規制が上手く出来ていませんでした。来月からは注意してください。よろしくお願いします。
(所属:日本水工設計(株) 氏名:森脇 隆一)







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