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土木学会誌

催事

8.「材料劣化が生じるコンクリート構造物の維持管理優先度研究小委員会」および「塩害環境の定量評価に関する研究小委員会」成果報告会


開催日:2015年11月30日[月]
報告会参加申込締切:2015年11月13日[金]
行事コード・略称:22505 ・ コンク_342&348報告会(全)
225051 ・ コンク_342&348報告会( I )
225052 ・ コンク_342&348報告会( II )
※コンク_342&348報告会(全) は、両方参加
コンク_342&348報告会( I ) は、 I 部のみ参加
コンク_342&348報告会( II ) は、II 部のみ参加

コンクリート委員会「材料劣化が生じるコンクリート構造物の維持管理優先度研究小委員会第2期(342委員会、委員長:宮里心一 金沢工業大学教授)」では、コンクリート構造物を安全、快適に使用し続けるための維持管理行為において、点検、評価あるいは対策の優先度を工学的に決定する技術および枠組みを構築することを目的に、第1期に引き続き、2013年8月より2年間にわたり第2期の検討を続けて参りました。このたび、優先度決定に必要な点検・調査および性能評価技術の検討成果、また、より具体的な優先度決定の場面を想定したケーススタディーの検討結果がまとまりました。
また、「塩害環境の定量評価に関する研究小委員会(348委員会、委員長:佐伯竜彦 新潟大学教授)」では、飛来塩分環境および凍結防止剤散布環境におけるコンクリート構造物の塩化物イオン浸透と鋼材腐食を対象とし,時間的・空間的に変動する環境条件の合理的な評価方法の確立に資することを目的として活動を行ってきました。今回は第1期の検討結果をご報告いたします。
以上のコンクリート構造物の耐久設計および維持管理に関連の深い委員会の成果報告会を合同で開催することにいたしましたので、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

●成果報告会およびシンポジウムについて

(1) 主催:土木学会(担当:コンクリート委員会342および348委員会)
(2) 日時:2015年11月30日(月)10:00〜17:30
(3) 場所:芝浦工業大学豊洲キャンパス 交流棟4F 402教室(〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5)
(4) 定員:120名(申込先着順)
(5) 内容:委員会の成果報告
(6) 参加費:全日参加(会員10,000円,非会員12,000円,学生6,000円)
I 部あるいは II 部のみの参加(会員6,000円,非会員8,000円,学生4,000円)(テキスト資料代を含む。コンクリート技術シリーズ)
(7) 参加申込方法:土木学会ホームページ http://www.jsce.or.jp/event/index.html から、 お申し込みください。または、学会誌綴込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番号)を明記のうえ、研究事業課宛へFAXにてご送信ください。 申込書到着から約10日後に、折り返し「参加券」をお送りいたします。
*申込に関してお願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください。なお、締切日以降の事前受付はいたしません。但し、定員に余裕がある場合のみ、行事当日に会場にて受付いたします。
(2)お申込み後、やむを得ずキャンセルされる場合は、必ず開催日の1週間前までに研究事業課宛へご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費を徴収させていただきますので予めご了承ください。
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします。
(8) 参加申込締切日:2015年11月13日(金)
(9) 参加問合せ先:公益社団法人土木学会コンクリート委員会(事務局担当:二瓶)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-0125
(10) プログラム:下記をご参照ください。

●成果報告会 プログラム

10:00〜10:10 開会挨拶
342委員会委員長 宮里心一(金沢工業大学)

I 部 材料劣化が生じるコンクリート構造物の維持管理優先度研究小委員会 成果報告会
10:10〜10:20 材料劣化が生じるコンクリート構造物の維持管理優先度研究小委員会の概要
山本 貴士(京都大学)
10:20〜12:00 構造性能評価技術と必要な点検・調査技術
高橋 良輔(山梨大学)
渡辺 健(徳島大学)
大野 健太郎(首都大学東京)
12:00〜13:00 休憩(昼食)
13:00〜13:50 構造物の重要度と性能に着目した維持管理のケーススタディー
小林 孝一(岐阜大学)
13:50〜14:00 休憩
II 部 塩害環境の定量評価に関する研究小委員会 成果報告会
14:00〜14:10 塩害環境の定量評価に関する研究小委員会の概要
富山 潤(琉球大学)
14:10〜15:45 塩害環境評価の現状と課題
(1)コンクリート分野(飛来塩分環境)
山口 明伸(鹿児島大学)
(凍結防止剤散布環境) 遠藤 裕丈(寒地土研)
(2)鋼構造分野
白土博通(京都大学)
(3)電力分野
鷲尾 朝昭(電源開発(株))
(4)農業分野
佐々木謙二(長崎大学)
15:45〜15:55 休憩
15:55〜16:20 暴露試験場の整理および塩害環境(事例説明)
富山 潤(琉球大学)
風間 洋(R&A)
16:20〜17:20 塩害環境評価のあり方に関する提言
(1)塩害環境評価の意義 
羽渕貴士(東亜建設工業)
(2)体制と役割
宮里心一(金沢工業大学)
(3)妥当性の検証方法
上原子晶久(弘前大学)
(4)次期委員会の活動内容
佐伯竜彦(新潟大学)
17:20〜17:30 閉会挨拶
348委員会委員長 佐伯 竜彦(新潟大学)
(プログラムは変更になる場合があります。ご了承ください。)
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会