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土木学会誌

催事
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5.次世代都市交通を中心としたまちづくりによるエネルギー利用に関する報告会


・主催

土木学会(担当:エネルギー委員会 次世代都市交通を中心としたまちづくりによるエネルギー利用に関する小委員会)

・日時

平成23年10月11日(火)13:00〜18:00

・場所

土木学会2階講堂(〒160-0004 新宿区四谷1丁目外濠公園内 JR四ッ谷駅 徒歩3分)

・定員

120名(先着順)

・参加費

正会員:3,000円、非会員:5,000円、学生:1,000円【要学生証提示】

・講習会概要

近年、地球的規模での環境問題に対し、地球温暖化の原因物質であるCO2等の温室効果ガス削減に向けた取組が喫緊の課題となる中で,IPCCの第4次評価報告書によると,最近100年間の温暖化の原因は人間の活動に起因する温室効果ガスの増加であるとほぼ断定されています.また、我が国の温室効果ガス総排出量は,しばらくは今後も増える可能性が高いと予想されています.
一方、2009年度の日本全体のCO2排出量の内訳では,産業部門が最大で約3割を占め、これに次ぐ運輸部門、業務その他部門もそれぞれ約2割を占めていることから、人口減少・少子高齢社会を踏まえながら、これらの部門における実効ある低炭素社会の実現に向け、省エネルギーひいては環境負荷低減に資する“交通・まちづくり”方策を検討することも喫緊の課題となっています。
そこで、平成20年12月から、エネルギー委員会「次世代都市交通を中心としたまちづくりによるエネルギー利用に関する小委員会」(委員長 古池弘隆(宇都宮共和大学))では、交通と環境両方の視点からまちづくりの議論を進めていくため、都市交通分野、環境分野、建築分野等における専門家の方々に小委員会メンバーになっていただき、低炭素・省エネルギー社会を目指した交通・まちづくり施策の方向性、その方向性に基づくエネルギー利用の効率化に関する最新技術等の紹介並びに次世代都市交通の導入に伴う効果計測を踏まえながら、これからの次世代都市交通を中心としたまちづくりによるエネルギー利用について検討してきました。
本報告会はその成果を発表するもので、一人でも多くの関係者の参加をお待ちしています。また、これを機会に、次世代都市交通を中心としたまちづくりによる効果的・効率的なエネルギー利用に向けた取組みが展開されることを切に期待しています。

・申込締切日

平成23年9月28日(水)

・申込方法

個人会員の方は土木学会HP (http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)から申込みが出来ます。また、学会誌綴込又は(http://www.jsce.or.jp/event/active/form.pdf)の「本部行事参加申込書」に1人1枚必要事項を記入のうえFAXにてお申込下さい。

・問合先

土木学会研究事業課 エネルギー委員会担当 村木 敏晴
Tel:03-3355-3559,Fax:03-5379-0125,E-mail:mura@jsce.or.jp

・プログラム(案)

13:00〜 開会挨拶
 
古池 弘隆(宇都宮共和大学)
  セミナーのねらい(報告書の概要説明)
 
越野 隆夫(パシフィックコンサルタンツ)
  国土交通省の取り組み
 
中村 健一(国土交通省)
  (休 憩)
14:20〜 低炭素・省エネルギー社会を目指した交通施策の方向性
 
松橋 啓介(国立環境研究所)
  低炭素社会実現に向けた公共交通に係る技術開発動向
 
大野 寛之(交通安全環境研究所)
  低炭素社会実現を目指した物流事業者の取り組み動向
 
長田 哲平(日本大学)
  (休 憩)
16:15〜 低炭素社会実現に向けた新しい少量輸送システム「エコライドシステム」の紹介
 
室田 篤利(三菱総合研究所)
  パーソナル・モビリティ・ビークルへの期待と可能性に関する調査
 
安藤 良輔(豊田都市交通研究所)
  次世代都市交通を中心としたまちづくりに向けて
 
森本 章倫(宇都宮大学)
  閉会挨拶
 
未定
※なお、開催プログラムは変更される場合がありますので、予めご了承ください。
以 上
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会