Message from the Chairman

ご挨拶 



令和元年度,2年度のコンクリート委員会委員長を仰せつかりました。よろしくお願いいたします。

コンクリート委員会は土木学会内に設置されたコンクリート技術に関する歴史ある常置委員会であり,大学,事業者,民間会社の技術者・研究者により組織されています。その重要な役割は,我が国の土木分野におけるコンクリート構造物の設計,施工,維持管理技術の標準を示す「コンクリート標準示方書」を作成し,世の中に送り出すことです。示方書は1931年に最初の版が発行されて以降,技術の進展を採りいれ,世の中の動向に適合するように本委員会により定期的に改訂がなされてきました。現在もその伝統は変わることなく,コンクリート委員会は,学,官,民の垣根を越えて,より良いコンクリート構造物を世の中に実現するための技術的学術的な活動に取り組む組織です。

昨年度, 2017年2018年版の示方書を無事刊行することができました。今後は,発刊後の示方書が世の中で有効に使われ,良い構造物の実現に真に役立つために,コンクリート委員会が積極的に関与してゆくことも必要と考えています。

技術の発展,拡張に伴い,新しい材料、工法が登場しています。良い技術が評価され円滑に世の中に使われることを支援するのも本委員会の役目です。事業者や民間の団体の委託を受け,時限的な小委員会を組織し,示方書を補完する材料や工法に関する指針やガイドラインなどの技術文書の作成を行っています。これらはコンクリートライブラリーとして刊行されてきました。

また,コンクリート委員会にはテーマを提案し,公募により集まった委員により運営する第3種委員会の制度があり,広く門戸が開放されています。そこから将来の示方書の内容に採り入れられる成果が生まれることもあり,また全国の若い技術者・研究者の研鑽の場となっています。

このように,伝統に培われた盤石な運営基盤を持つコンクリート委員会ですが,過去の本委員会がそうであったように,時代の流れに適合し,また将来を見据えた戦略的な行動のとれる組織でありたいと考えています。

令和元年5月
 コンクリート委員会・委員長
長岡技術科学大学・教授
下村 匠


「コンクリート技術シリーズ」について

「コンクリート技術シリーズ」は主に第3種小委員会の成果報告書であり,コンクリート委員会が承認した指針,規準ではありません.そのため,その内容を参照,引用される際にはご留意下さい.



以下についての詳しい内容はニュースのページへ!!

部材詳細の設計と照査に関する研究小委員会(357委員会)の成果報告会が開催されます.詳しくはここをクリック

コンクリートライブラリー156号「鉄筋定着・継手指針[2020年版]」の改訂に伴う報告会が開催されます.
詳しくはここをクリック

コンクリート構造物の設計と連成型性能評価法に関する研究小委員会(第2期)(351委員会)の成果報告会が開催されます.詳しくはここをクリック

コンクリート構造物の品質確保小委員会(350委員会)の成果報告「コンクリート技術シリーズ124」がダウンロードできますここをクリック

2017,2018年版コンクリート標準示方書 Q&Aと正誤表

JSCE Concrete Committee updated 2020-10-10