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おでかけ講座

おでかけ講座とは?

みなさんの学校や職場にお伺いし、構造物、環境、まちづくりなどを分かり易くご説明します。
現在、西部支部で準備しています講座の内容や講師は以下の通りです。
なお、全ての講座でパソコンやプロジェクタなどの機器を持ち込み使用させていただきます。
電源のご用意をお願い致します。詳しくは事務局にお問い合わせください。

講座内容

『廃棄物の行方 〜廃棄物最終処分場と福岡方式〜』

松藤 康司 (福岡大学工学部社会デザイン工学科/教授)
鈴木 慎也 (福岡大学工学部社会デザイン工学科/助手)

皆さんは,毎日の生活で出たごみは,早くいなくなってほしいと思っていませんか?
でも、そうしたごみの排出量ががあまりにも大量なために、深刻な社会問題を起こしています。
そんな中,私達は早くからこの問題に取り組んできました。
廃棄物最終処分場の仕組みと私達が開発した“福岡方式”について、分かりやすく説明します。
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生、大学生(土木系)、一般
  • 用意して頂く機材:スクリーン
  • 出張可能範囲:福岡県内

伐って使えば森は守れる 〜木材利用が地球を救う〜

渡辺 浩 (福岡大学工学部社会デザイン工学科/助教授)
今森林の役割が見直されています。地球温暖化が問題となっていますが、森林の樹木がその原因となる二酸化炭素を吸収・固定してくれるからです。樹木を伐採してもまた別の樹木が自然の力で育ちます。そしてその樹木を木材として暮らしに役立てれば環境に優しい社会をつくることができます。ここでは、木を暮らしに役立てるための知識と工夫、そして暮らしの中の木材利用の実例について学びます。
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生、大学生(土木系)、一般
  • 用意して頂く機材:スクリーン、液晶プロジェクタ(持参も可能です)
  • 出張可能範囲:全域

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近代吊橋の歴史 強風に耐える長大橋

吉村 健 (九州産業大学工学部都市基盤デザイン工学科/教授)
明石海峡大橋は、中央径間長が約2km、全長が約4kmで、世界一の中央径間長を誇る橋です。本橋の建設を見るまでに様々な技術開発を経て、中央径間長をどんどん延ばしてきました。中でも、強風との戦いはすざましいものでした。本講座では、強風に耐える長大橋に主眼を置いて、近代吊橋の歴史について解説します。
1.近代吊橋の歴史
2.強風に耐える技術開発
3.超長大橋プロジェクト
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生、大学生(土木系)、一般
  • 用意して頂く機材:スクリーン
  • 出張可能範囲:全域

風と構造物 - 生活に役立つ風・脅威となる風

木村 吉郎 (九州工業大学/助教授)
風は身近なものですが、生活に役立てたり、強い風による被害を防いだり、といったことをより効率的に行うためには、その働きを詳細に解明する必要があるため、多くの研究者が研究しています。風が土木構造物に及ぼす影響として、顕著なのは、長大橋の風による振動です。そうした現象を中心に、風力発電や風による都市の環境改善、強風被害の低減といったテーマも含めて、最先端の研究の概要をわかりやすく紹介します。また、風によって構造物にどのようにして被害が生じ、それを防ぐにはどのような方法があるのかを、簡易な送風装置を用いたデモンストレーション実験などによって理解してもらいます。
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生、大学生(土木系)、一般
  • 用意して頂く機材:スクリーン
  • 出張可能範囲:北九州とその周辺

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高潮や津波が襲ってきたらどうしますか?

小島 治幸 (九州共立大学工学部/教授)
最近、スマトラ沖大津波やハリケーン・カトリーナによる高潮で未曾有の大災害が起こっています。日本でもいつ起きてもおかしくない東海沖や東南海沖での地震により大津波が起こることが予想されています。また、台風は毎年のように来襲し高潮が押し寄せてきます。津波や高潮はどのように発生するのでしょうか?それらによる災害を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?また、もしそれらが襲ってきたときにどのようにしたら逃げることができるでしょうか?これらの疑問にお答えします。
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生
  • 用意して頂く機材:スクリーン、液晶プロジェクタ
  • 出張可能範囲:全域

砂浜や干潟の重要性を理解しよう!

小島 治幸 (九州共立大学工学部/教授)
海岸には美しい砂浜や生物の宝庫である干潟などの貴重な自然環境があります。しかし、日本の砂浜や干潟の面積は年々減少しています。これら砂浜や干潟が海の自然や私たちの生活にどのように重要なのかを、いろいろな調査データから考えてみましょう。また今後は、地球温暖化に伴う海面上昇による長期的な影響が砂浜や干潟の自然環境にどのように及ぼされるか考えてみましょう。
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生
  • 用意して頂く機材:スクリーン、液晶プロジェクタ
  • 出張可能範囲:全域

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まちや地域の暮らしを支えるもの - 都市や道の社会資本を考える

堤 昌文 (西日本工業大学/教授)
成長の終焉、急速な高齢化、高度情報化社会、地方分権、人口減少のステージへと新しい社会状況を迎え、我が国は大きな分岐点に立たされています。このような中で安全、安心、快適で魅力と活力のあるまちとそこでの生活を支える道について分かり易く説明し皆さんに理解して戴くように努めます。具体的にはまちと道の起源から現代および将来象を語り、如何に市民に必要なものなのかを解説します。
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生
  • 用意して頂く機材:スクリーン、パソコン、液晶プロジェクタ
  • 出張可能範囲:全域

はしのはなし

小林 一郎 (熊本大学大学院自然科学研究科/教授)
暮らしの中にある風景としての橋の機能をわかりやすく話します。
1)橋と端と箸と嘴
2)日本と西洋の石橋
3)風景の中の橋
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生
  • 用意して頂く機材:スクリーン、液晶プロジェクタ(持参も可能です)
  • 出張可能範囲:熊本県内

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風景の見つけ方

小林 一郎 (熊本大学大学院自然科学研究科/教授)
自分の住んでいる町の美しい風景を探す方法を話します。
1.橋視術(橋の見方)
2.川視術(川の見方)
3.その他(風景全般の見方)
の3種類あります。

橋や川が最も美しく視える場所を探します。
(平成12年度 矢部地区小学生40名 実習を実施)
(平成13年度 熊本白川・生涯学習30名で実習実施)
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生、大学生(土木系)、一般
  • 用意して頂く機材:スクリーン、液晶プロジェクタ(持参も可能です)
  • 出張可能範囲:熊本県内

地域の歴史と土木がつくる景観

田中 尚人 (熊本大学大学院自然科学研究科/助教授)
本田 泰寛 (熊本大学大学院自然科学研究科/学術研究員)

景観法が施行され、全国各地で地域の歴史・文化を活かした景観の重要性、まちづくりが実践されています。この講義では、小学校社会科や総合学習の時間に勉強する、地域学習教材などを援用して、川や道、鉄道や港など土木施設と地域の人々の暮らしの関係性について、都市地域計画や景観デザインの知見から講義を行います。講義の狙いとしては、社会環境や公共空間に対する理解、公共心の涵養、コミュニケーションやものづくりに対する資質の向上を考えています。
  • 講義時間(質疑含む):50分〜90分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生、大学生(土木系)、一般
  • 用意して頂く機材:スクリーン
  • 出張可能範囲:熊本県内

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形の創造と強さの実験

片山 拓朗 (崇城大学工学部エコデザイン学科/教授)
田尻 佳文 (崇城大学工学部エコデザイン学科/技師)

構造物の形は安全性と意匠(強さと美しさ)に大いに関係するため、形の理解は重要です。構造物の強さは主に「形の強さ」と「材料の強さ」よって決まりますが、一般には「材料の強さ」で決まると誤解されています。参加者が発泡スチロール板(80×10×910mm)とグルーガン(樹脂接着器)で製作する3種類の橋(3枚重ね・H型・箱型断面のはり)の強さを実験で調べることにより、構造物の強さが「材料の強さ」だけではなく「形の強さ」で決まることを学びます。また。橋の製作と強度試験を通じて、ものづくりの楽しさと、美しい形を創造する喜びを体験します。
  • 講義時間(質疑含む):90分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生、大学生(土木系)
  • 用意して頂く機材:スクリーン、液晶プロジェクタ、簡単な工作ができる机
  • 出張可能範囲:全域

大分県内の川づくり

島田 晋 (大分高専都市システム工学科/教授)
大分県内を流れる「大野川」、「大分川」、「番匠川」における「河川整備計画」や河川を中心とした水環境、河川をめぐる取り組みについて紹介と解説を行います。
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:小学生(高学年)、中学生、高校生、大学生(土木系)、一般
  • 用意して頂く機材:スクリーン、液晶プロジェクタ、ビデオデッキ
  • 出張可能範囲:大分県内

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交流による地域づくり

吉武 哲信 (宮崎大学工学部土木環境工学科/助教授)
現在、都市観光、グリーンツーリズムに代表される都市と農村の交流など、人と人との交流を重視した地域づくりの試みが各地でなされています。本講座では、地域づくりにおける交流が持つ多様な意味を解説すると共に、現在行なわれているいくつかの事例を用い、そこで奮戦している人々の姿を紹介するとともに、実践の成果や課題を解説します。
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:高校生、大学生(土木系)、一般
  • 用意して頂く機材:スクリーン、液晶プロジェクタ
  • 出張可能範囲:全域

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ゆたかな地域づくりのための土地利用計画の考え方

吉武 哲信 (宮崎大学工学部土木環境工学科/助教授)
わが国では、土地の所有や利用の仕方については土地所有者に大きな権利があり、その自由な行使によって開発が進められてきました。しかし、郊外の大規模店舗の立地や中心市街地の衰退、自然・農地の減少や無秩序な開発等は、環境や福祉、安全・安心な生活環境にも様々な影響を及ぼしていることが顕著になっています。本講座では、人々がゆたかに暮らせるための土地の利用のあり方を考え、制度的な枠組みや市民参加の必要性について解説します。
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:高校生、大学生(土木系)、一般
  • 用意して頂く機材:スクリーン、液晶プロジェクタ
  • 出張可能範囲:全域

土のふしぎ

北村 良介 (鹿児島大学工学部/教授)
土の大連シー(膨張・収縮)、不飽和土の保水・浸透特性を視覚的にご紹介します。
  • 講義時間(質疑含む):50分程度
  • 対象:高校生
  • 用意して頂く機材:スクリーン、液晶プロジェクタ
  • 出張可能範囲:鹿児島県内

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