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環境賞

Outstanding Civil Engineering Achievement Award

2006年(平成17年度) Iグループ

CUTE(International Comparative Study on Urban Transport and the Environment)プロジェクト

CUTE Project - International Comparative Study on Urban Transport and the Environment

CUTE(International Comparative Study on Urban Transport and the Environment)プロジェクト

  • 中村英夫,林 良嗣,宮本和明,小林良邦,加藤博和,花岡伸也,有村幹治,紀伊雅敦,岡田 啓
  • Hideo Nakamura, Yoshitsugu Hayashi, Kazuaki Miyamoto, Yoshikuni Kobayashi, Hirokazu Kato, Shinya Hanaoka, Mikiharu Arimura, Masanobu Kii and Akira Okada
概要
交通活動は世界的に、地球温暖化や大気汚染・騒音といった環境問題の主因の1 つであり、先進国、開発途上国双方において様々な対策の取り組みがなされてきた。しかし、交通活動に伴う環境影響の発生メカニズムは非常に複雑で、土木工学・経済学・化学・自動車工学・政治学など多くの専門分野にまたがるため、問題の理解が断片的になりがちであった。また、国・都市で独自に培われた対策の経験が他地域に参考にされなかった。交通活動に伴う環境問題を適切に解決するためには、各国でとられた対策の経験を他の国々が共有できる知識ベースとしていくことが極めて重要である。この問題意識に基づき、交通環境問題に関心を寄せる世界20カ国の研究者約50 名が参加し、受賞者らが中心となって実施した国際共同研究プロジェクトがCUTE (International Comparative Study onUrban Transport and the Environment) プロジェクトであり、交通活動が環境に及ぼす影響メカニズム、とるべき戦略・政策の切り口、および政治的課題が体系的に整理された。自動車の歴史、交通システムと土地利用メカニズム、エンジン・燃料と排ガスの影響、交通と土地利用の戦略と政策、21 都市の交通と環境の状況及びグッド・プラクティス、環境に関する国際的政治情勢と資金メカニズムなどの知見は書籍(英語版と日本語版)にまとめられ、この分野において高い評価を得ている。以上の理由で本プロジェクトは環境賞を受けるに相応しいと判断した。
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