国際部門

スタディツアーグラント（STG）は、「公益信託土木学会学術交流基金」が助成するもので、土木学会と協力協定を 締結している海外の学協会のメンバーを対象に、海外の技術者を招聘し、日本の土木技術を紹介するとともに 日本の技術者との交流を通じて、わが国の土木技術を世界に広め、招聘者の将来の活動に役立てていただく ことを目的としています。そのため、毎年、海外の学協会から推薦された技術者を選考し、日本への往復 の旅費や滞在費等を助成しています。

助成された方の希望を伺い、研修が有意義なものとなるよう、土木関連施設の視察や企業、研究所、現場などの訪問 といったプログラムを立案しています。その中には、専門家との会合、討論といった機会も含まれています。

このプログラム終了後、助成された方には、土木学会および所属する学協会に報告書を提出していただいています。 研修から得られた知見や文化や制度の違いなどに関する考察を報告書にまとめることによって、多くの技術者が その成果を享受できるようになることが期待されています。

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