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現在,世界規模で取り組まれている「環境」問題といえば気候変動・地球温暖化対策が思い浮かぶと思います.CO2に代表される温暖化ガスの全排出量のうち約2割は自動車や飛行機などの交通部門から排出されているといわれ,そのCO2削減はとても重要です.自動車の低燃費化や電気自動車の開発など,排出源そのものの対策も重要ですが,道路の渋滞をなくす,環境にやさしい交通機関である鉄道やバスといった公共交通機関の利用を促進する,または徒歩・自転車による移動を促進するなど,交通や移動をどのようにマネージメントするかも非常に重要となります.さらに,人やモノが移動する際の前提条件として,住宅地や職場,公共施設や商業施設などをどのように配置するか,そういったまちづくり自体から環境に配慮する必要があります.地球温暖化対策以外にも,大気汚染,騒音や振動問題,水環境(水質,地下水),土壌環境,悪臭など,環境問題は幅広く存在します.土木計画学では,これら環境問題に対して,交通行動や環境配慮行動,交通システムの運用方法,まちのコンパクト化,都市や交通からのCO2排出量の予測や経済評価方法,国土・都市・交通計画の制度設計など,幅広い視点から研究しています.

キーワード (リンク先に詳しい説明があります)
気候変動対策における緩和策と適応策
環境的に持続可能な交通
低炭素型都市・コンパクトシティ
環境配慮行動
環境の経済評価(工事中)
大気汚染・自動車排ガス
交通騒音

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