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　限られた公共事業予算の中で、舗装の維持管理と更新を効果的かつ効率的に行うためには、現状の舗装支持力を適切に評価することが重要となります。舗装支持力を評価する方法の一つとしてたわみ測定装置を用いる方法があり、近年ではＦＷＤ（Falling Weight Deflectometer)が国内外を問わず広く普及しています。
　本書では舗装構造評価方法の紹介として、第1章舗装構造評価に関する非破壊試験機の歴史、第2章たわみから舗装を評価する方法、第3章静的逆解析に基づく舗装構造評価、第4章動的逆解析に基づく舗装構造評価、第5章ひび割れが表面たわみに及ぼす影響、第6章半無限表面の剛版載荷と逆解析について、と題してそれぞれ取りまとめています。本書が舗装構造評価に関する参考書として広く関係者に活用され、今後の技術の発展に寄与することを期待しています。

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