風景づくり夏の学校2014 基調講義「移動風景の再生とその展開」


風景づくり夏の学校2014 基調講義「移動風景の再生とその展開」

主催:東京大学 復興デザイン研究体、愛媛大学 UDCM
後援:都市計画学会、松山市、道後温泉組合
日時:7月26日(土) 930-1630、東大本郷キャンパス工学部1号館 15番教室
聴講申込先:羽藤までお気軽にどうぞ
http://bin.t.u-tokyo.ac.jp/dss/hp/competition/latest.html

概要:風づくり夏の学校では、特別講義に建築家青木淳氏、都市計画家 後藤春彦氏※1、現地特別審査委員に建築家内藤廣氏と松山市長を迎え、 道後温泉地域を対象敷地に、U30の都市計画設計提案競技※2を行います。

第一回講義では、建築家の青木淳氏と都市計画家の後藤春彦氏が「移動空 間のデザイン」と「城崎温泉の震災復興」をテーマに基調講義を行います。 また社会基盤、建築、都市が一体となって取り組んでいる大学院スタジオ 講評会として、陸前高田と阪神淡路からの復興デザイン課題の発表を行い、 青木淳氏と窪田亜矢氏が講評を行います。さらに各地で地域デザインに取 り組む若手設計者と研究者から、「地域デザインを読み解く」山口敬太( 京都大学)、「土木デザインから考える」吉谷崇(設計領域)、「空地を生 み出すデザイン」黒瀬武史(東京大学)、「道後の地域史を読み解く」片岡 由香(愛媛大学)といったショートレクチャーを行う予定です。講義参加は 自由ですので、気軽にお申し込みください。

※1 青木淳×後藤春彦@夏の学校インタビュー
http://bin.t.u-tokyo.ac.jp/~hato/aoki_hato2014.html
http://bin.t.u-tokyo.ac.jp/~hato/gotoh_hato2014.html

プログラム
日時:7月26日(土) 0930-1630、東京大学工学部1号館 15番教室
0930-1200 課題と基調講義
1.はじめに 羽藤英二(東京大学)
2.特別講義 青木淳(建築家)×後藤春彦(都市計画家)
「空間と移動、人はなぜ移動するのか」青木淳(建築家)
「自治と空間、城崎から考える」後藤春彦(都市計画家)
1200-1315 休憩
1315-1415
3.復興デザインスタジオ講評会
  陸前高田復興スタジオ(学生:森本順子、芝原貴史)
  神戸復興スタジオ(学生:益邑明伸、柄澤薫冬)
  講評者:青木淳(建築家)×窪田亜矢(東京大学)
1430-1630
4.地域×街路×都市デザインの視点
「地域デザインを読み解く」山口敬太(京都大学)
「街路デザインから考える」吉谷崇(設計領域)
「空地を生み出すデザイン」黒瀬武史(東京大学)
「道後の地域史を読み解く」片岡由香(愛媛大学)
5.質疑 片岡由香(愛媛大学)
6.おわりに 松本啓治(愛媛大学 UDCMシニアディレクター)

※2
愛媛県道路温泉は、外湯文化の再生に取り込んでいる日本最古の温泉地で すが、地域には道後温泉本館をはじめとする多くの木造建築群を抱えると 共に、過去の南海地震では源泉が数か月間止まるなど、地域経済の観点か らも中長期的なリスクを抱えている地域です。今回の都市計画-設計提案 競技では、道後温泉を取り巻く災害リスクと地域構造の変化を理解したう えで、お遍路さんをはじめ多くの旅人を癒しもてなしてきた外湯文化を育 んできた道後に固有の空間構造にもう一度目を向けることで、道後の移動 風景を再生させていくための地域デザインの提案に、U30の若手土木エン ジニアと建築家、都市計画家が挑みます。

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