文化的景観保全と地域マネジメントに関するシンポジウム

文化的景観とは,「地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で我が国民の生活又は生業の理解のため欠くことのできないもの(文化財保護法第二条第1項第五号より)」と定義され,平成16年に設立された比較的新しい文化財です.この制度では,特に日本固有の歴史ある風景を,国が「重要文化的景観」として選定し,地域の取り組みを評価してきました.九州には,24件(平成23年4月現在)ある重要文化的景観のうち7件(熊本県には2件)が存在しています.
この度,この文化的景観と地域マネジメントとの関係について議論するシンポジウムを,下記の通り,風景デザイン研究会と熊本大学政策創造研究教育センターが共催します.

日時 2011年7月12日(火)16:00~18:30 受付開始:15:30
場所 熊本市国際交流会館 5階大広間(熊本城行幸橋近く)
費用 500円(資料代) 
ただし,風景デザイン研究会会員は無料(当日,会員になることもできます)
申込方法 氏名,ご所属,連絡先(電話番号またはe-mailアドレス),懇親会参加の有無を,下記の宛先にe-mailまたは,Faxでお申し込み下さい.
申込先  e-mail:110712sympo@gmail.com Fax:096-342-2040
問い合わせ先 田中尚人(熊本大学政策創造研究教育センター 准教授)
       岩田圭佑・原嶋香菜子(熊本大学大学院自然科学研究科地域風土計画
研究室)

プログラム:
第一部 基調講演 講師:西山徳明(北海道大学観光学高等研究センター 教授)
      『文化的景観の射程-地域遺産を評価する新たな枠組みとして-』
第二部 パネルディスカッション『熊本の文化的景観を考える』
 パネラー:西山徳明氏(前掲)
      西 慶喜氏(熊本県上益城郡山都町教育委員会生涯学習課 主事)
      平田豊弘氏(天草市教育委員会教育部文化課世界遺産登録推進室 主幹)
      帆足俊文氏(阿蘇世界文化遺産推進室
            熊本県文化企画課 文化・世界遺産推進室所属)
 司会  :田中尚人 (熊本大学政策創造研究教育センター 准教授)

詳しくは,下記の風景デザイン研究会「風景デザインサロン」のHPをご覧下さい.
http://www.fukei-design.com/designsalon.html

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