土木学会百周年記念事業キックオフ討論会
「土木」の原点と百周年

主催:土木学会百周年記念事業準備委員会(委員長:藤野陽三 東京大学教授)
共催:土木学会土木の日実行委員会(委員長:下保修 国土交通省大臣官房技術審議官)
日時:2010年度土木学会全国大会 初日(2010年9月1日)14:25 - 18:15
場所:北海道大学(全国大会会場) 高等教育機能開発総合センター N2室
    (http://educate.academic.hokudai.ac.jp/center/inform/campus-map.pdf

 

第一部 『土木学会の「百周年」に向けて,何をすべきか?』 14:25~15:55
・開会挨拶 藤野陽三(準備委員会※委員長:東京大学)
・「百周年記念事業」に向けてのこれまでの議論
   藤井聡(京都大学:準備委員会幹事長)
   島谷幸宏(九州大学:準備委員会幹事)
・「百周年記念事業」に向けてのこれからの議論
   土木学会各支部代表 他
・自由討議

第二部 『「土木」の原点を考える』  16:15~18:15
・パネルディスカッション
パネラー:丹保憲仁元会長、
      栢原英郎元会長、
      高橋薫(大成建設、準備委員会幹事)、
      新保元康(山の手南小学校長)
司会:藤井聡(京都大学、準備委員会幹事長)

主旨:
  2014年に,土木学会は,創立百周年を迎える.この百年の間,土木学会, ひいては,我が国をとりまく環境が大きく変化し,土木に求められる社会的な要請もまた大きく変化してきている.土木学
会では,百周年を迎えるにあたり,この大きな変化の中で,これからの土木が何をビジョンとし,何を為すべきかを考えるための「百周年記念事業」を,今年から2014年に
向けて精力的に持続的に展開していくことを考えている.本討論会は,まさにそうした諸事業をはじめるための「キックオフ」として開催するものである.
 今回の討論会の第一部では,その一連の諸事業の皮切りとして,「土木学会の百周年」にあたって,何が求められているのかを,土木学会の本部と全国の各支部とが合同で議論する.その中で、これまで準備委員会で議論してきた内容を照会すると共に、全国の支部をはじめ、多様な会員から、百周年に向けて何をすべきかを討議する。得られた意見については、「百周年実行委員会趣意書」への反映することも含めて、記念事業の展開につなげていく。その上で,これから4年間かけて継続していく議論の第一段として,まずは「土木」を学会として改めて定義付けることを念頭におきつつ,「土木の原点を考える」と題した討論会を,その第二部として開催する.この第二部では,そもそも土木とは何なのかを議論することに加えて,その原点に立ち返った時に,土木技術者が今何を為すべきなのかを議論するものである.

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