環境水理部会 シンポジウム


公開シンポジウム実施報告
「流域圏の物質輸送に関する実態評価の現状と課題」
〜陸域から内湾(湖沼)までを俯瞰的に理解する 第2回:有機物・栄養塩動態を通して
環境水理部会ではノンポイント汚染研究委員会(水環境学会)と合同にて上記表題のシンポジウムを、以下の通り開催しました.本シンポジウムの準備および開催にご協力いただいた関係者各位に御礼申し上げます.
1.日時
2011年12月15日(木) 13:30〜18:00

2.場所
京都大学東京オフィス会議室

3.講演者

 
開会挨拶 二瓶泰雄(環境水理部会長・東京理科大学)
趣旨説明 赤松良久(山口大学)
 
司会:宮本仁志(神戸大学)
PART1 陸域・河川・地下における有機物・栄養塩動態
(1)硝酸イオンの同位体組成を用いた雨天時排水中の窒素起源の評価 村上道夫(京都大学)
(2)農地系面源由来の窒素流出負荷対策についての今後の課題 黒田久雄(茨城大学)
(3)河川連続体仮説の水工学的記述と河川生態系での有機物・栄養塩動態  戸田祐嗣(名古屋大学)
(4)北海道における地下水・湧水水質の長期観測事例
   〜酸化状態による窒素形態の変化に注目して〜 
山本浩一(山口大学)
 
司会:横山勝英(首都大学東京)
PART2 放射性物質の動態
(1)水・堆積物界面における栄養塩循環 井上徹教(港湾空港技術研究所)
(2)沿岸海洋生態系におけるリンの循環過程について 鈴村昌弘(産業技術総合研究所)
(3)物質循環が生態系機能に及ぼす影響及び複雑性の評価 中山忠暢(国立環境研究所)
 
総合討論 司会:赤松良久(山口大学)
閉会挨拶 重松孝昌(大阪市立大学)


以上