第51回「構造工学シンポジウム論文賞」受賞論文



 構造工学シンポジウム論文賞は,構造工学論文集に掲載され,かつ構造工学シンポジウムにおいて講演を行った論文のうち,構造工学における学術,技術の進歩発展に寄与し,独創性と将来性に富むと認められた評価の高い論文に授与されるものである.

 去る4月4日・5日に九州大学(箱崎地区)にて開催された第51回構造工学シンポジウム(日本建築学会との共催)で発表された187編の論文から,以下の9編の論文・著者に対して「構造工学シンポジウム論文賞」が授与された.5月11日に構造工学委員会による表彰式が行なわれ,藤野 陽三委員長より著者に対し楯と副賞が贈られた.


 「VOF法を用いた積雪変形有限要素解析法」
   阿部和久・紅露一寛


 「橋梁形式の力学的相関性の定量化手法」
   久保田善明・岸本貴博・中村良夫


 「低摩擦すべり支承を有する連続桁橋の耐震性に関する一考察」
   大塚久哲・田中弘紀・横川英彰・金山亨・清水晋作・夏青


 「間詰材充填工法による橋台の水平抵抗を考慮した耐震補強効果」
   田崎賢治・幸左賢二・阿部弘典・新井伸博


 「風洞実験と気流解析に基づく台風0314号の最大風速の推定」
   石原孟・山口敦・高原景滋・銘苅壮宏・新城文博


 「溶接部を対象とした極低サイクル疲労強度予測モデル」
   舘石和雄・判治剛・鬼頭和也・南邦明


 「ディープビームの損傷形態に関する実験的検討」
   幸左賢二・梅本洋平・西岡勉・小林寛


 「衝撃荷重を受けた RC 梁のひび割れ補修前後における残存衝撃耐力」
   岸徳光・今野久志・西弘明・三上浩


 「合理化橋梁のライフサイクルアナリシスに関する研究」
   坪内佐織・伊藤義人・金仁泰



JSCE Committee of Structural Engineering

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