第三回交通まちづくり研究会 交通まちづくり そのデザインと実践

主催:土木学会 交通まちづくり研究小委員会(代表:原田昇)
同 地域のための景観マネジメントWS(代表:佐々木葉)
同 行動科学WS(代表:佐々木邦明)
東京大学 GCOE都市空間の持続再生学の展開(代表:藤野陽三)
日時: 2010年3月16日(火) 1000-1700
場所:東京大学 工学部14号館141番教室
参加費:1000円(資料代)
申し込み先:東京大学都市工学科 黒田由佳: kuroda@bin.t.u-tokyo.ac.jp
http://bin.t.u-tokyo.ac.jp/~hato/komachi2010.pdf
※内容などで不明な点がござましたら,羽藤まで気軽にお問い合わせください.

概要:
人口減少,財源,環境問題から観光や移動風景の再生まで交通まちづくりを進めている私たちの目の前に解決すべき様々な課題が横たわっている.こうした中,交通まちづくりのためのデザインやプラニング,市民参加の方法について明確な視座が求められている.第三回を迎える交通まちづくり研究会では,これからの時代の交通まちづくりについて掘り下げた議論を展開してみたいと考えている.

プログラム
1000-1150 基調講演:歩ける街のビジョンと実践 原田昇(東大)
歩ける街の実現に向けた動きと,その進め方に関していくつかの問題提起を行った後,楽しく歩けるまちづくりに向けた,デザイン,プラニング,マネジ メント,市民参加の視点から議論を展開したい.
オープニングパネル 座長:谷口守(筑波大),討論者:原田昇(東大)
討議者:溝上章志(熊本大)×牧村和彦(IBS)×土井勉(神戸国際大)
岡将男(RACDA)

1300-1500 交通まちづくりのデザインと実践はどこへ向かうべきか
デザインセッション
座長:佐々木葉(早稲田大学),討論者:篠原修(政策研究大学院大学)
恵那の風景づくり活動を題材に,歩けるまちづくりに向けたモビリティデザインの方法論について市民参加や専門家のあり方について議論する.
 1.恵那の移動風景の再生:山口敬太(京都大学)
 2.熊本のモビリティデザイン:星野裕司(熊本大学)
 3.日向のモビリティデザイン:小野寺康(小野寺設計事務所)

プラニングセッション
座長:佐々木邦明(山梨大学),討論者:森本章倫(宇都宮大学)
高齢・縮退化する都市の街路空間のあるべき姿と,公共交通を中心にしたまちづくりを支えるその制度や市民参加の方法について議論したい.
 1.フランスの交通基本法とまちづくり:板谷和也(運輸調査局)
 2.LRT導入と市民参加:岡将男(RACDA)
 3.健康福祉のため街路空間を考える:神田昌幸(国土交通省)

1530-1700 クロージングパネル
座長:羽藤英二(東大),討論者:篠原修(政策研究大学院大学)
大きな転換を迫られている日本の都市構造への理解を手がかりに,交通まちづくりのための,デザインと実践のあり方について議論したい.
討議者:佐々木葉(早稲田大学)×佐々木邦明(山梨大学)
神田昌幸(国土交通省)×原田昇(東大)

1700-1830 交流会

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