社会・経済リスクの下での社会資本整備の経済効果分析―応用一般均衡分析の適用と課題―

土木計画学ワンデイセミナー シリーズ第63回
社会・経済リスクの下での社会資本整備の経済効果分析
― 応用一般均衡分析の適用と課題 ―

■開催趣旨:
これまで,応用一般均衡モデルは社会資本整備の経済効果分析手法として数多くの研究および実証分析が蓄積されている.一方で,社会・経済環境の変化から,モデルに期待される役割が広がりつつある.そこで,「応用一般均衡モデルの社会資本整備評価への応用」と題し,今日的課題として,セッションI:災害による経済被害計測への応用,セッションII:マクロ計量モデルとDSGEモデル,セッションIII:独占的競争型モデルと完全競争型モデルのテーマに関する最近の取り組みを紹介すると同時に今後の方向性に関する議論を行うことを本研究会の趣旨としている.

■主催:土木学会土木計画学研究委員会
    「社会・経済リスクの下での長期的な社会基盤政策の理論研究小委員会
    (委員長:小林潔司)」
■共催:国土交通省国土技術政策総合研究所
    神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻
    RAEM-Light協議会
■日時:12月13日(火)13時00分~17時30分
■場所:国土交通省国土技術政策総合研究所 8F会議室
    〒305-0804 茨城県つくば市旭1番地 Tel.029-864-2211(代)
    http://www.nilim.go.jp/japanese/location/location.htm
■定員:100名(定員になり次第締め切らせて頂きます)
■参加費:無料

~プログラム~
■はじめに:趣旨説明
■SCGEの現状と課題
・小池淳司(神戸大学)
■セッションI:災害による経済的被害計測への応用
・土屋哲(長岡技術科学大学)・多々納裕一(京都大学防災研究所)
 「SCGEモデルを用いた災害リスクに対する交通ネットワークの評価」
・今野正雄(日本工営)
 「東日本大震災による東北地方における波及被害の分析」
・遠香尚史(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)・小池淳司(神戸大学)
 「高速道路破断に伴う経済的影響の空間的把握 地域間IO表を用いた短期的影
響分析」
■セッションII:マクロ計量モデルとDSGEモデル
・門間俊幸(国土技術政策総合研究所)・樋野誠一(計量計画研究所)
 「流動性の罠を考慮したマクロ計量モデルによる財政政策の効果分析」
・小池淳司(神戸大学)・漆谷敏和(鳥取大学)
 「流動性の罠を考慮したDSGEモデルによる財政政策の効果分析」
■セッションIII:独占的競争型モデルと完全競争型モデル
・石倉智樹(首都大学東京)・小池淳司(神戸大学)・佐藤啓輔(復建調査設計)
 「経済均衡モデルのモデリング方法の相違による結果の比較分析」
・土谷和之(三菱総合研究所)・大田垣聡(エムアールアイ・アソシエイツ)
 「生活圏間SCGEの構築と課題 ―関東地方を事例に―」
■おわりに:総括とディスカッション
・小池淳司(神戸大学)

■お問い合わせ
復建調査設計株式会社 地域経済戦略チーム
佐藤啓輔
TEL:03-5835-2631 FAX:03-5835-2632
e-mail:keisuke.sato@fukken.co.jp

■申込方法
下記の必要事項をご記入の上,12月6日(火)までにメールにてお申し込みください.定員に達し,お断りさせていただく場合のみ,ご連絡させていただきます.
e-mail:SCGE_seminor@fukken.co.jp
 
(申込内容)
  件名:ワンデーセミナー申込
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