平成21年度 第2回議事録

平成21年度 第2回土木計画学研究委員会幹事会 議事録

日時:平成21年10月26日(火)
18:00-20:30
会場:土木学会A会議室

○出席者
朝倉康夫(神戸大学),石田東生(筑波大学),岡村敏之(横浜国立大学),奥嶋政嗣(徳島大学),奥村誠(東北大学),加藤浩徳(東京大学),金森亮(東京大学),佐々木邦明(山梨大学),塩見康弘(京都大学),高山純一(金沢大学),羽藤英二(東京大学),花岡伸也(東京工業大学),原田昇(東京大学),福田大輔(東京工業大学),牧村和彦(計量計画研究所),松村暢彦(大阪大学),森川高行(名古屋大学)

○欠席者
小川圭一(立命館大学),志摩憲寿(東京大学),浜岡秀勝(秋田大学),松島格也(京都大学)
以上 五十音順 敬称略
<斜体は幹事会限り>

○配布資料
資料0:平成21年度第2回 土木計画学委員会幹事会 議事次第
資料1:平成21年度第1回 土木計画学委員会幹事会 議事録(案)
資料2:調査研究委員会における小委員会活動状況の確認調査回答用紙
資料3:JSCE2010の実施状況に関する部門ごとの自己評価(2009年度)
資料4:平成22年度 事業計画及び予算要求調書
資料5:平成21年度土木計画学研究委員会委員案
資料6:平成21年度第2回土木計画学研究委員会 議事次第(案)
資料7:土木学会の動きからピックアップ
資料8:土木計画学研究委員会 学術小委員会 委員名簿 2008年11月24日現在
資料9:第40回土木計画学研究発表会(秋大会):金沢大学の準備状況
資料10:平成22年度全国大会共通セッションテーマの募集

○議事

1.開会
・石田委員長よりあいさつがあった.

2.前回幹事会の議事録の確認
・議事録の修正がある場合には早急に森川幹事長、松島委員に連絡すること。数日後に委員会HPにアップする。

3.平成21年度幹事担当タスクの検討状況の報告
(1)委員会HPのシステム改善
・福田委員が口頭にて状況を報告した。
・担当者で役割分担を決め、HPの問い合わせのメールアドレスを設定した。HP上で設定を確認しておく。
(2)国際セミナーと国際学会連携
・花岡委員が口頭にて状況を報告した。
・外国人研究者・実務者による講演がある場合には土木計画学研究委員会の国際セミナーとして開催できるので事前に連絡してほしいとの依頼があった。
・国際学会との連携可能性があれば花岡委員まで連絡すること。当面は、組織的な対応よりも個別に対応していく。
・海外からの研究者の短中期滞在データベースは検討中(昨年の夏に試行的に実施したが数は少なかった)。
(3)ワンデーセミナー・シンポジウムの企画・予定
・松村委員がIPMLを通じてワンデーセミナーやシンポジウムの勧誘をする。特に研究小委員会担当と連携しながら、2年目、3年目の小委員会の委員長に呼びかける。
(4)研究小委員会対応
・牧村委員より活動状況の確認調査の報告があった(資料-2)
・森川幹事長から本部に提出した。
(5)委員会活動評価・企画
・羽藤委員より平成21年度の中間評価を資料-3にもとづいて説明があった。
・森川幹事長より平成22年度事業計画・予算を資料-4にもとづいて説明があった。
・事業計画・予算は中間評価と対応して作成した方がよいとの指摘があった。修正点があれば10月27日までに森川幹事長まで連絡すること。
(6)本委員会対応
・森川幹事長より平成21年度土木計画学研究委員会委員案(資料-5)が説明され、新委員案が了承された。
・土木計画学研究委員会を11月22日(日)12:15~14:15(金沢大学)で開催することになった。朝倉編集小委員会委員長にも出席を依頼。
・委員会議事次第(案)を本委員会対応担当委員で作成、準備をする(論文集の再編を主題とする)。
・事委員会の出席者、弁当の数を金森幹事長補佐が確認して高山委員に連絡する。

4.研究発表会の準備状況について
(1)2009年度秋大会
・高山委員から秋大会準備状況について説明された(資料-9)。懇親会会場を金沢城公園五十間長屋に変更している。
・招待講演への依頼は学術小委員会で確認する(依頼・原稿受領済みであることを確認)。招待講演者の懇親会費は無料。バラの花を二瓶氏に確認する。
・2日目午後の委員会報告は森川幹事長が行う。
(2)2010年度春大会
・奥村委員から口頭にて春大会準備状況について報告があった。
・委員会HPのアクセス権を春大会総務担当の倉内先生(岐阜大学)にも与えることが了承された。
(3)2010年度秋大会
・佐々木委員から口頭にて秋大会準備状況について報告があった。
・会場となる教室を確保済み。

5.その他
(1)2009年秋大会
・平成22年度全国大会特別セッション、共通セッションについて説明があった(資料-10)。
・土木計画学委員会から研究討論会を開催した方がよいとの意見があり、土木計画学研究委員会(金沢大学)の小委員会委員長に呼びかけることになった。
・共通セッションはIPMLでテーマの募集を呼びかけるとともに、リスク評価小委員会の多々納委員長に問い合わせる。

6.論文集再編と編集小委員会のあり方について
・朝倉委員長より資料-7にもとづいて論文集再編についての説明があった。
・論文集再編キーワードとして固有の施設名称(たとえば鉄道)はあげずに「交通施設」にまとめて提示する。全国大会のキーワードも固有の施設名称は削除する方向で森川幹事長が検討する。D3のキーワードに土木史を追加しておき、景観・デザイン委員会、土木史委員会と調整する。
・論文集再編に関して以下のような議論がなされた。
・特集号においては、研究会発表の義務づけ、締め切り、フォーマット、再査読の回数などの論文集編集方針は各研究委員会に裁量権がある。論文集編集委員会では全体のコントロールは考えていない。
・将来的には電子ジャーナル化(査読プロセスの電子化は議論外)に向けて動いている。査読プロセスの電子化は、土木学会論文集の現行システムやJSTが提供するシステムを使用することは可能。
・中期的な再編イメージを議論しておくべき。
・同じ土木学会論文集でも差をつけるかどうかも議論しておくべき。現状では再編委員会で通常号と特集号に差はつけない方針。○○論文集(たとえば水工学論文集)と特集号・通常号の間は差が生まれる可能性あり。電子ジャーナル化した場合はむしろインパクトファクターによる評価がすすむ可能性あり。
・特集号ではなく通常号にする場合のシミュレーションもしておくべき。その場合、研究会発表を義務づけることができないので、土木計画学研究発表会が年次学術講演化するおそれがある。特集号の場合、投稿締め切りがあるのも長所。
・編集小委員会の組織も検討しておくべき。たとえば、現行のシステムを前提とした場合、運営委員会(秋大会運営小委員会(特集号編集小委員会が兼務)、春大会運営小委員会)、学術委員会(通常号編集小委員会、特集号編集小委員会)に組み替えることも可能(論文集編集委員会には学術委員会委員長が出席する)。秋大会運営小委員会を切り離すことは難しいかもしれない。
・特集号編集小委員会の委員数がより増加する可能性がある(現状の学術小委員会は委員数を昨年度より増員)。D3のキーワードに景観・デザイン、土木史を含めた場合、特集号編集小委員会に関連分野の委員を入れる他に編集小委員会を部門合同で開催するという方法もある。
・秋大会の研究発表会のあり方について継続的に議論しておくべき。現行以上にパラレルセッションが増えると参加者が分散してしまい、十分な議論できない恐れがある(年次学術講演会化してしまう)。発表本数を制限する方向も考えてみる必要があるのではないか。

議事録作成 松村
以上

このページの先頭に戻る