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九州の近代土木遺産

旧佐敷隧道(きゅうさしきずいどう)

田浦町−芦北町
旧佐敷隧道
所在 熊本県葦北郡田浦町大字海浦字峠下
〜芦北町大字白岩字日添
文化財等 国登録有形文化財
ランク A
管理者  
旧佐敷隧道は、八代市と水俣市のほぼ中央に位置する隧道で田浦町と芦北町を結んでいる。当隧道は、明治34年に工事に着手し、明治36年に竣工した。全長433.5、幅員5.5m、中央高4.4mで当時は国内で6番目、九州では2番目の長さを有し、歴史的な面からも重要な道路トンネルと言える。坑口左右には、石ピラスターと帯石、又煉瓦ポータルが施工されている。煉瓦の積み方は、フランス積を採用。隧道内部のアーチ部は、煉瓦の長手積、側壁部は、イギリス積を採用。

旧津奈木隧道(きゅうつなぎずいどう)

芦北町−津奈木町
旧津奈木隧道
所在 熊本県葦北郡芦北町大字大川内字倉谷平
〜津奈木町大字津奈木字引川内
文化財等 国登録有形文化財
ランク A
管理者  
旧津奈木隧道は、旧佐敷隧道より水俣市側に位置し、通称三太郎峠の最南端に属する。当隧道は、明治32年に着工し、明治34年に竣工した。全長は211.6m、幅員、高さ及び坑口処理や、隧道内部の構造は、旧佐敷隧道と同タイプで施工されている。

アクセス

  • 旧佐敷隧道:JR鹿児島本線 湯浦駅から車で5分
  • 旧津奈木隧道:JR鹿児島本線 津奈木駅から車で20分

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