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九州の近代土木遺産

本河内高部(水道)堰堤(ほんごうちこうぶ(すいどう)えんてい)

長崎市
本河内高部(水道)堰堤
所在 長崎市本河内町
文化財等 選奨土木遺産
ランク A
管理者 長崎市水道局
明治24年(1891)に完成した、日本最初の近代水道ダム。長崎では、横浜、函館に次いで、我が国3番目の水道施設が建設された。設計・監督は吉村長策。当時の長崎市の年間予算の実に5倍に当たる、30万円を投入して建設された。煉瓦製の導水トンネルの両横に管理用階段を配置し、格調高い美しいダムである。長崎市民が誇る、長崎市を代表する近代化遺産。

本河内低部(水道)堰堤(ほんごうちていぶ(すいどう)えんてい)

長崎市
本河内低部(水道)堰堤
所在 長崎市本河内町
文化財等  
ランク B
管理者 長崎市水道局
明治36年(1903)本河内高部貯水池の下流に完成した日本で2番目のコンクリート造の水道ダム。市域の拡張に伴う人口の増加により、長崎市第1次水道拡張事業で建設された。設計は本河内高部水道施設と同じく吉永長策。当時の絵はがきにも登場するほど長崎市の観光名所の一つとなっていた。本河内高部ダムと低部ダムから、明治期の技術革新の推移を見ることが出来る。

アクセス

  • 長崎駅前から「蛍茶屋(ほたるじゃや)」行き路面電車「蛍茶屋」下車 徒歩約15分

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