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九州の近代土木遺産

白水堰堤(はくすいえんてい)

竹田市−荻町
白水堰堤
所在 大分県竹田市大字次倉
文化財等 国指定重要文化財
ランク A
管理者 富士緒井路土地改良区
竹田市の片ヶ瀬から緒方の丘陵部へ配水する白水ダムは昭和13年3月「富士諸井路」の水不足対策として造られ、この地域の農業用水・電力源となっている。小型のダムながら、「転波」と呼ばれる水が階段状になって落ちるさまが美しく大分県でははじめて昭和の近代遺産として国指定重要文化財となる。右岸の波紋は「武者返し」風、左岸は「階段」風と、この地点の地質と水流を考え下流の地盤の弱さを補うために、すべての水が急に落下しないよう水の速さを調整し、堰堤の形を工夫している。

アクセス

  • JR豊肥線玉来駅から車で約30分

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