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九州の近代土木遺産

郡築三番町樋門(ぐんちくさんばんちょうひもん)

八代市
郡築三番町樋門
写真資料提供:
熊本大学工学部教授 山尾敏孝
所在 八代市郡築三番町字参番割169-1地先、171-1地先
文化財等  
ランク A
管理者  
郡築干拓は、明治32年に当時の八代郡において着手され、明治38年に完成した。郡が築いたということで、郡築と命名されている。三番町樋門は明治33年の建築で、幅30.5m、高さ5.5mの石造アーチ式10連樋門であり、築造当時の姿を保っている。躯体部分は砂岩切石積で、呑口部分は赤レンガをアーチ状に積み、外観は明治期の洋風建築の特徴が見られる。隔壁内部には招き戸が閉まらない非常時のために角落し用の溝を設けている。このような樋門は全国にも殆ど例がなく非常に貴重なものである。

アクセス

  • 九州自動車道 八代ICから車で約10分

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