関東の土木遺産 関東の土木遺産
土木遺産の概要 施設位置図 施設一覧
   
千葉市中央区矢作町670
ちばぶんじょういちごうはいすいち
千葉分場1号配水池
平成22年度認定(2010年)
■全体
全体 1.施設の概要
 千葉県営水道創設当時に建造され、すでに70年以上経過した施設であるが、現在でも千葉市内の配水を担う貴重な施設である。構造は、梁・柱式で鉄筋コンクリート製の円形配水池であり、現在では珍しいものとなっている。
 また、配水地上面には芝による緑化を施しているほか、正面階段部分や上部の水位観測施設に意匠を施すなど、デザインにも工夫され、周辺環境との調和したシンプルで力強い印象を与えている。
 なお本施設は、平成15年に土木遺産に選奨された「千葉高架水槽」と隣接しており、毎年春ごろの一般開放の際には、当時の土木技術を伝える貴重な施設群となっている。
■入口
入口
2.施設の諸元
所在地: 千葉市中央区矢作町670
完成年: 昭和12年2月
構造形式: 梁・柱式円形水槽(半地下式)
直径29.0m、有効水深4.3m、有効容量2,770m3
受賞理由: (1)完成から70年以上経過した現在も供用している施設。
(2)鉄筋コンクリート製の梁・柱式円形配水池という珍しい構造を持つ。
管理者: 千葉県水道局
■突起部と高架水槽
突起部と高架水槽
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