平成13年2月27日災害緊急対応部門は地震工学委員会の協力のもとに、インド西部地震の被害に関する調査団派遣を決定。
現地時間1月26日午前8時46分ごろ,インド・パキスタン国境付近を震源とするMs7.9(USGS)の地震が発生しました.震源は23.40°N 70.32°W,震源深さは約20kmです.インド西部グジャラート州を中心に確認された死者は20,000人にものぼる模様です.行方不明者は50,000人以上とみられ,今後死者数は増える可能性もあるとのことです.
また,建物の倒壊も多発しており,港湾,道路等の土木施設や,電気,通信をはじめとするライフラインにも甚大な被害が発生している模様です.
以下のメンバーによる調査団の派遣を3月15日(木)及び3月24日(土)に行います。調査速報は、学会誌およびホームページにて報告の予定。
団長: 濱田 政則 早稲田大学理工学部教授 団員: 伯野 元彦 東洋大学工学部教授 AYDAN Omer 東海大学海洋学部教授 岩楯 敞広 東京都立大学工学研究科教授 荏本 孝久 神奈川大学工学部助教授 清野 純史 京都大学工学研究科助教授 目黒 公郎 東京大学生産技術研究所助教授 志毛 宏次 (株)土木情報サービス部長
・THE 2001 KUTCH EARTHQUAKE, GUJARAT STATE, INDIA(2001.11.13)
・2001 年インド西部地震被害調査報告(日本語概要版)(PDF形式 1.4Mb)(2001.4.23)
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