土木学会誌
土木学会誌10月号モニター回答


PHOTO REPORT
誌上での紹介はありませんが、“Cover Story”を改名して新たに作られたジャンルと思われます。表紙に何ら関係のないCover Storyに、以前から違和感を感じていたものとして、この変更に賛成します。
(正会員 石塚敬之)

PHOTO REPORT(1) スマトラ島北西海岸の未踏調査地域の津波被害(報告) 
写真を多く取り込んでいたので読みやすかったが,p3の津波浸水域図が分かりにくかった.また,p3の写真が津波浸水域図の何処を指しているのかを記入してもらいたかった.あと,最終行の関連記事を紹介しているページが間違っていた.(p44ではなくp50であった.)
(函館工業高等専門学校 橋本紳一郎)

PHOTO REPORT(2) のぞみ号、台湾を走る ―開業準備進む台湾高速鐵路―
まず駅構内の写真を見たときに、こんな駅が台湾にできるのかと目を疑いました。工事着手開始当初、現地で担当していた友人からよく大変だという話を聞いていたので、1年遅れとはいえ、完成までの道程には、様々な難題の克服があったのではないかと想像してやみません。日本が誇るべき技術である新幹線が、海外が活躍する姿は同じ鉄道事業に従事する者として感銘を受けました。安全対策や運行管理、施設維持管理など今後の展開についても詳細な記事が掲載されることを期待します。
(東京急行電鉄(株) 横内稔充)

ハードウェアに関しては、日本の技術は諸外国から高い評価を得ているが、「システム」そのものが海外で採用された事例というのは、今まであまり聞かなかったように思う。ハード単体のコスト競争から一歩離れて、今後も日本が競争力を維持していくには、こうした方法が有効なのかもしれない。
(東亜建設工業 岸真裕)

なかなか面白く次頁を読もうと思いましたが,写真の2頁だけでした。続報でも構わないのでもう少し詳しい記事を期待します。
(原子力発電環境整備機構 兵藤英明)

この人に聞く 厚生労働省雇用均等・児童家庭局長(現・中央労働委員会事務局長)北井 久美子さんに聞きました
男女雇用機会均等の目標が、「女性も男性と同様に働ける」だけではなく、「男性も女性も仕事と育児を両立できる」も含むように変化していることが分かりました。私の友人などを見ると、「男性も女性も仕事と育児を両立できる」は、少子化対策の中でも特に重要だと思います。少子化対策は多岐に及びますが、どの施策がどのセグメントにどの程度に有効であるかを適切に評価する必要があると思います。
((株)三菱総合研究所 牧浩太郎)

聞き手の質問(記事中のゴシック太字)が良かったと思う。話し手の仕事内容から始まり、中盤から土木に関することを引き出して、最後に結論を導いているようだった。
(産業技術総合研究所 対馬孝治)

特集記事とも関連しており,この内容をもってきたのは良かったと思う.ただ,すぐにインタビュー内容になっているので,簡単な北井氏の紹介や経歴が顔写真の空いたスペースにでもあったほうが,より読みやすかったと思う.
(函館工業高等専門学校 橋本紳一郎)

特集 女性技術者が土木を変える! 
「土木分野では男女共同参画にどう取り組めばよいのか」という課題設定に対して現象面を追う記事が多く方向性が示せていないように思います。一般的に男女共同参画を進める上で障壁になっている課題と土木分野固有の課題が峻別されていないように思います。ダイバーシティやワークライフバランスはどの分野でもいわれることで土木固有の課題ではありません。まずP22の「女性の力が韓国を変えている」の表ー1にあるように日本の工学系分野での比較において土木分野では男女共同参画は進んでいるのか遅れているのかの分析が必要ではないでしょうか。その上で、もし遅れているのであればその要因は何か?坑内労働の規制にあったように文化的社会的に特に女性が排除されているイメージが強く残っているためなのか、職場の労働環境が他の工学分野より厳しいからなのか、受け入れ態勢の整備が他の分野より遅れているからなのかなど分析的な記事であればよかったと思います。学会の中では一定の共通の前提があってのことだとは思いますが、部外から見るとわかりにくいと思います。
(大阪府 小將根)

土木業界に限らず、他の業界でも最近は外資系企業や技術職等で、非常に忙しく働いている女性が数多くいます。しかし、土木学会では未だに女性技術者の話が特集になる現実に少々寂しい気がしました。しかし、学会の多くの方に数は少なくてもこの様な女性技術者が多数存在すると紹介された事は非常に意味があることだと思いました。女性技術者が珍しくない時代が早く訪れて欲しいと思います。
(大林組 中森滋子)

「土木工学を専攻する女子学生が増えてきたなあ」という感じを抱いていた私にとって、学生会員の中で女性が占める割合はまだ9.1%と言う数字は少し少な過ぎるものでした。さらに、個人正会員の中での割合の1.5%という数字を見て、「アレアレ・・・」という気になりました。この数字を見て感じたことが二つ:
(1)女性の割合が学生会員から正会員に移行する際に低くなるのは、女性が大学を卒業後、専攻した土木の道を選ばなかったか、家事・子育てなどで途中転向した結果と思われます。厳しい受験を経験し、せっかく土木の高等教育を受けたにも関わらず、その道を外れて行くのは残念。理由は何なのだろう?
(2)1.5%という数字では「土木は変えられない!」。女性はもっと土木に進出して下さい。また、社会もそれを支援すべきでしょう。
(正会員 石塚敬之)

今後の少子高齢化社会に向け、建設業においても女性の活用は必須である。建設業の閉塞した状況や、閉鎖的(と言われても仕方のない)体質を変えていけるのは、女性のパワーかもしれない。
(東亜建設工業 岸真裕)

少子高齢化が進むわが国において、男女共同参画の必要性が益々高まるなか、女性の参画が低いと言われている分野の一つである土木技術の分野の実状等を紹介いただき、理解が多少なりとも深まりました。 特に「特集4 鼎談 女性技術者が語る土木の世界」での、女性土木技術者のパイオニアである三者の経験談・苦労話が印象に残りました。なかでも、女性に対する時間外勤務の制限があるために、会議の時間が短くなったというのは、職場全体にとっても良い事だったのではと思いました(もちろん、そういった規制がなくても仕事における効率性の向上を進めるべきだと思いますが。)。また、迷信と言われる「山の神」についても、そう古い神様ではないことや、先の国会で労基法が改正され、女性が坑内作業をできるようになるなど、知らないことが多く、勉強になりました
(大阪府 加世堂孝始)

今年は男女雇用機会均等法が施行されて20年ということで、特集記事では、男性中心であった土木技術社会での女性の奮闘ぶりが描かれており、面白かったです。「現場からのメッセージ」では、女性としての意見を求められることに疑問を抱いている方がおられ、その気持ちも分かる反面、男性の見方、女性の見方というのがあるのではないか、と思うところもあり、それらが上手く融合すれば、より効率的・効果的な社会に発展するのではと考えました(例えばですが、談合をなくすには、談合がおきない(技術的・制度的な)システムの構築も必要ですが、業界に女性の進出が進むことで、(これまで男社会で、なあなあでやってきた)談合が減っていくというようなことはないかといったようなことです。)。もし、次に同様の特集を組まれる場合は、タイトルどおり女性技術者が実際に土木を変えた事例があれば、ご紹介いただきたいと思います。土木業界に限らず、他の業界でも、きっと参考になると思います。
(大阪府  加世堂孝始)

最初の女子学生が私の勤務していた大学に入学したのは今から約30年前であった。国家公務員は女子の採用をしてくれましたが、地方公務員、民間会社は採用してくれませんでした。明確に女子を区別していた時代でした。今日を迎えたのは女性土木技術者の忍耐強い努力があったからです。何人かの女性が結婚そして出産・子育てなどで仕事を離れているのも事実です。それらの人材に優秀の方も多いと思います。また、今でも男女の間に昔の流れを引きずっているところもあります。今回の特集は大変思い切った企画で歴史に残るものと信じています。
(荻原能男)

21世紀に入りますます多様化した産業分野において、建設業における「土木」と「女性」という、イメージとしては似つかわない両者が、どのように接近するかについて、一考を与えてくれる記事であった。女性が土木の分野で、男性以上には能力を発揮できないと考えるのは時代錯誤であり、女性的な視点が必要となるのは、当然に他の産業と同じである。
また、今回の特集を通じて、最前線で施工管理を行うなど、多くの女性が技術者としてすでに活躍している実態を知ることができた。
一方で土木の分野には、坑内労働など禁止規定が緩和されたとはいえ、体力を要するために女性には向かないと判断される職務があり、現場作業員の職務を女性が担うのは難しい面もある。
「女性技術者」という形でひとくくりにして、ただ増加を目指すだけではなく、今後の「女性技術者」の在り方について、幅広い議論の必要性を感じた。
(鉄道・運輸機構 山ア良介)

女性というよりも一人の技術者としての自信や自負を感じました。
(産業技術総合研究所 対馬孝治)

土木という世界は、男女共同参画という分野が残念ながらかなり遅れた世界であることは確かです。しかし、この特集を読んで、日本国内、また世界各地で、様々な女性技術者が色々な立場でこのような問題に直面し、新たな領域を開拓されていることを知り、非常に頼もしく感じました。
私が大学の土木に入学した15年前は、土木工学科に入学した女子学生は、100人を超える定員にかかわらず、わずか1名でした。それが、今は、女子学生の数も10〜20%を数えるようになったと聞きます。今の学会員の数や、新規に入会する学会員の数を記事で見ても、その流れは確かなようです。
しかしながら、今現在も、女性の社会進出には障害もありそうです。今回の特集で、このような実情が良く分かりました。学会内や、土木の世界全体で、より多くの女性技術者が活動できるように、土木学会や土木全体が変わっていけば良いと考えました。
(大成建設 加藤 隆)

確かに、現場の施工管理の仕事に限れば、体力面でも現場は男性ばかりという環境面からも、女性にとって不利な職場であることは否めないと思います。(もちろんそれを補って余りある優秀な女性技術者はたくさんいると思いますが。)しかし、最近の土木学会誌でも取り上げられているように、建設業界の幅は確実に拡がっています。例えば、海外工事では施工技術だけではなく、法律、契約、会計等の知識も必要になります。国内でも、今後はデザインビルト、PFI等の新しい受注形態に対応するために、より高度な設計技術、アセットマネジメントの知識、それからインフラを運営する経営能力も必要となるかもしれません。これらの分野では、女性にとって不利な点はほとんど無く、むしろ女性による発想こそ必要となる点も多々あるかと思います。それから、最近よくいわれるように建設産業を魅力ある業界にするためには、女性の存在は必要不可欠です。人口の半分を占める女性にとって魅力ゼロの業界では、それだけで統計的に他産業に比べて魅力は半減。さらに女性の多い職場になればもちろん男性は喜びます。よね。
(大成建設 佐藤吉孝)

男女共同参画に対して土木業界がどう取り組めばよいのかという答えを探るための第一歩として、土木分野で活躍する女性技術者個人個人を取り上げざるを得ないのが、土木業界の現状だと感じました。本文で取り上げられている「ダイバーシティ」と「ワークライフバランス」という概念には、なるほどと思う点があった。性別・年齢・キャリアにかかわらず多様な人材が活躍できる環境であれば、女性が働きやすいだけではなく、男性も育児・家事により関与でき、それぞれの状況に応じた多様な働き方が可能となる。土木分野の会社の男女共同参画に対する取り組みはまだまだだと思うが、土木学会として、理念づくりや実現へ向けた取り組みを積極的にリードして行って欲しいと思います。
(パシフィックコンサルタンツ(株) 寺田 悟)

色々な分野で活躍する女性にスポットをあて、インタビューや考え方などを聞いたものであり、非常に参考になりました。土木分野に限れば、まだ環境なども女性にやさしい状況ではありませんので、女性が少なく、また活躍できる場も限られているかもしれません。ただ数十年前や数年前と比較すると、徐々にですが変化も表れているのも確かと思われます。過去からの変化、という部分も知りたかったです。
(前田建設工業 武部篤治)

我社の中西、笹尾両女史が本特集に参加していることは非常に喜ばしいこと限りです。コンサルタントは残業が多く労働環境は厳しいものですが、女性の持つきめ細やかな配慮は土木設計に向いていると思いますし、景観や環境面に配慮した設計が求められるようになると、女性技術者の方がむしろ向いているのではないかと思います。
(中日本建設コンサルタント(株) 各務 繁)

男女共同参画の記事を楽しく読ませていただきました。私は女性が様々な職場で活躍されることに大賛成です。ただし、男勝りに張り合うのではなく、女性らしい感性を大事にしてほしいと思います。そうすることで、いわゆる男性社会では考えつかないようなハッ!とするようなアイデアが生み出されると思います。そのためにも、特集に組まれるのではなく、自然体で女性が共同参画する社会の枠組みが早く実現することを期待します。
(道路計画 野中康弘)

今回の特集号の記事は,女性技術者や男女共同参画に関する話題であり,土木分野にかぎらず非常に重要なテーマだったと思います.特にパトリシア・D・ギャロウェイ女史の内容は,男女共同参画だけではなく,大学工学部への志望者低下,工学離れについてもあてはまる内容だったと思います.『女子学生を技術者という職業に惹きつけるには?』は『高校生(若者?)を技術者という職業に惹きつけるには?』とほぼ同じ意味なのでは? そんな気がします.
((独)農村工学研究所 海野寿康)

土木における女性技術者の動向や現場での現状がよくわかり、大変興味深い内容でした。国内外の女性土木技術者のお話が聞けたのはよかったのですが、政令市などの地方公務員への関心も高いと思われるので、その方々のお話をもっと聞ければと思いました。
(九州大学 梶田佳孝)

学生時代にお世話になった会社の方が載っており、懐かしく思いました。我が社でも女性技術者が増えています。優秀な方が多いので、負けないようにしないといけません。官公庁は制度的にも働き続けやすい環境が整っていると感じていましたが、企業でも様々な努力が行われていることが分かりました。やはり、社会全体が真の男女平等に向かって行くためには、一人一人の意識を高める事が重要ですね。
(名古屋港管理組合 高木 強)

建設業界に限らず、さまざまな分野で活躍されている女性の諸先輩方の体験談・苦労話は、目下子育て奮闘中の今、精神的な支えになります。このような特集の中で、女性の声だけでなく、女性と職場を共にする男性や、共働きの男性からの体験談やご意見も含めることを希望します。
(都市再生機構 和田真理子)

1.雌雄から男女、そしてジェンダー 動物行動から見た男女共同参画
「父親が会社人間で、子供の顔を見るのが一日2分というような状況で・・」という表現のところで、男性の土木技術者は父親として家庭にかかわる事ができる状況なのか疑問を感じた。現場勤務であれば単身赴任なども多いのではないか?男女共同参画という観点だと、女性技術者の話だけではなく、土木技術者の共働き率など土木技術者の奥様の社会参画の実情についての観点も必要ではないだろうか?
(広島大学 一井康二)

なぜ、雄と雌がいるかなんて考えたこともありませんでした。当たり前でしょ、と思っていましたが、こういう視点がものを見るのに大事なのかなあ、と思いました。
日本は、まだまだ男性中心の社会だと実感しました。
(所属:((財)河川環境管理財団 鎌田照章 )

聞き手の質問(記事中のゴシック太字)が良かったと思う。話し手の仕事内容から始まり、中盤から土木に関することを引き出して、最後に結論を導いているようだった。
(産業技術総合研究所 対馬孝治)

長谷川先生のお話の中で、子育ての余裕がない両親の代役を社会が担うことは、家庭崩壊につながると述べられていますが、まったく同感です。現政策でも少子化対策に重点を置いていることは認めますが、児童手当の増額やハコモノによる対策だけでなく、定時に帰宅できる環境や気軽に休暇が取れる環境づくりが最優先されると考えます。
(国土交通省 北海道開発局 留萌開発建設部 羽幌道路事務所 工事課  櫻庭 満)

現場からのメッセージ 
圧倒的に男性が多い職場ですが、女性技術者も勤務しています。女性技術者に意見を求める場合は、女性としての考えを聞きたい場合もあります(男には予想も出来ない発想を持っていることがあります)。でもその考え方は、女性を差別していることが分かりました。今後考えを改めます。
(国土交通省 北海道開発局 留萌開発建設部 羽幌道路事務所 工事課  櫻庭 満)

記事の中に書いている方もいたが,「現場からのメッセージ」で紹介されている女性7名の所属も入れたほうが良いと感じた.
(函館工業高等専門学校 橋本紳一郎)

3.男女共同参画からダイバーシティへ ―魅力的な職場とは―
ダイバーシティとは、性別や年齢、キャリアなどに関わらず、多様な人々が「個」の力を発揮し、活躍することである。社会や組織における女性の活用・労働形態の多様性は、これまでも「漠然と」求められてきていたと思いますが、より目的を明確にし、発展させた「ダイバーシティ」という考え方があり、この思想に基づき企業の経営戦略・組織運営が図られている(「ダイバーシティマネジメント」と言うそうですが・・)ことを初めて知り、非常に興味を覚えました。今後の土木業界に求められる「ダイバーシティ」とは、女性技術者だけでなく、より広範な社会全体に対する共感の持てる情報提供であり、こうした情報を背景に性差やキャリアを超えたチーム「土木」といったスピリッツの醸成に向けた取り組みなどが不可欠であると感じました。
(東京都 荒木成文)

4.鼎談 女性技術者が語る土木の世界 
「子育てがあるから必死になって5時までに片付けなければならない」、こういう視点は私にはなかった。仕事を早く済ませるにはどうしたらよいか、これを考えていない人がたくさんいる。ウダウダしない仕事のやり方、これは大いに見習うべき点だ。
(前田建設工業 今西秀公)

 「女性技術者が語る・・・」と銘打っていますが、内容は女性・男性を問わず、非常に骨太で示唆に富むものだ と思いました。
最近の世の中は、トレンドに流されがちで、一時的に大きな反響を呼んだニュースでも、あっという間に過去のものとなってしまいますが、先を見通して自分なりに信念をもって主張するという姿勢は、なかなか真似のできないことだと思います。
また、社会資本がもつ心に伝わる美しさは、自分がそのような風景に立ったときに感じてはいても、うまく言葉に出来ずにいたことを、ずばり言い当てていて、読みながら大きく頷いてしまいました。
これからの土木屋には、人間臭さも必要なファクターで、誰よりも強い意志を持ち、誰よりも感動できることが求められるのではないでしょうか。
(東京急行電鉄 廣脇大士)

「男の人は働き方がルーズな人が多い」とのご指摘ですが、その傾向は大いに認められます。私個人としては、昼休み中に仕事をしてでも早く帰宅したい性分であるため、世の中には多種多様な人がいる程度の認識しかありませんでしたが、女性にとっては大きな問題であることが分かりました。もっとも「家事や子供は奥さんにお任せ」状態の男性でないと”ルーズな仕事”は出来ないとは思いますが。
(国土交通省 北海道開発局 留萌開発建設部 羽幌道路事務所 工事課  櫻庭 満)

特集全体を通じて、男女共同参画を推進する為の法制度の整備や組織内での取組みが想像以上に進みつつあるとの印象を受けたが、まず変わるべきは、職場の大部分を占める男性側の意識のあり方である様に感ずる。特に当鼎談で指摘のあった、男性の非効率的な働きぶりについては大いに自戒したい。
(国立保健医療科学院 島崎 大)

特集関連記事 女子学生就職支援パンフレット「Civil Engineer への扉2006 年版」
「実際のパンフレットをこの目で見てみたい!」と純粋に思いました。これは、男子学生にも配布しているのでしょうか?記事の内容から判断すると、このパンフレットは男女に関係なく有効活用ができるのではないかと感じました。女子校は勿論、男子校に対しても同様の効果があると思います。(既に実施しているか否か、教えて頂ければ幸いです。)
(鹿島建設(株) 白浜 寛)

学生記事 不人気投票第1位 国道20号線 新宿4丁目 交差点路上工事 現場視察 意見交換会
現場を視察した直後の「熱い雰囲気」が感じられる記事だ、というのが第一印象です。残念ながら、この第一印象は「一読しただけでは分かりにくい」という感想に変化していくのですが。意見交換会へ参加した方々は、直前まで御覧になっていた看板等、工事現場の様子や配付された資料を共通の土台としてご発言されているように感じられます。この点、読者に与えられる現場の情報は写真2のみ(写真4は視察風景の紹介が主と思われます)で、これだけでは情報不足と言わざるを得ません。記事を構成した側の立場からは、9月号の8〜9ページの写真と合わせて読んで欲しいとお考えかもしれません。確かに2冊を並べて読むと意見交換会でのご発言の説得力が格段に増すように思えますが、私の見たところ、まず第一報を出して翌月に詳細な記事でフォローしなければならないほど速報性を求められる内容とは思えません。編集の流れを知らない素人の考えかもしれませんが、9月号の2ページと10月号の4ページとでばらばらに扱うのではなく、10月号で6ページの企画として掲載する方法はなかったのでしょうか。内容そのものは、不断に手を加え続けなければならない都市部の社会資本のありようについて考えるときに、最近まで軽視されがちだったテーマに取り組んだもので今後重要な分野であると思います。10月号では首都高速や東急目黒線についての記事もあり、色々と勉強させていただきました。
((財)ダム水源地環境整備センター 盛谷明弘)

我が社の工事看板も全く同じです。土木屋の立場から、いろいろ工夫をして改善をしているつもりでも、「ユーザーの視点に立った」「ユーザーに共感を呼ぶ」情報提供とは何かをさらに考えてみる必要があると感じました。
(首都高速道路(株)  小島 宏)

まず、見出しが長いうえに、記事の眼目が何なのかが見出しとして表現できていない点が残念です。「ユーザーの視点に立った道路工事マネジメントの改善委員会」として、錚々たる陣容のお名前が挙がっているのに対して、記事そのものは「意見交換会」の単なる抄録に留まっている点が、次に残念です。「委員会としての提言」などの形で、簡潔な問題抽出と意見集約が示されていれば、と感じました。
(自営業 今井博之)

9月号のカバーストーリーの本編であり、楽しみにしていた。各委員からのコメントは大変有意義であり、施工側として考えなくてはならないことが多いと思う。不便への謝罪的なメッセージから、利用者への協力の呼びかけ 的なメッセージをという話や、記者からの「現場の看板以外でも中吊りやガソリンスタンドでのPRなどの方法もあるのでは」というのに共感を覚えた。
ただ、意見交換会のまとめのようなものがあるとさらに良かったと思う(箇条書きや表など)。
(大林組 津久井啓介)

不人気投票第1位について取り上げたところが取り組みの真剣さを感じました。
(産業技術総合研究所 対馬孝治)

なかなか活発な意見交換があったように思う。ただ、今回発注者は参加していたが請負者がメンバーに含まれていなかったのは残念。どうして「ご迷惑をおかけします」という表現になってしまうのか、その辺りは実際に現場を担当している彼らの意見も聞いて欲しかった。
(前田建設工業 今西秀公)

従来からイメージアップと称して工事看板の外枠や裏面などのデザインは改善されてきましたが、道路利用者が知りたい情報内容については分かりづらいものでした。また、看板の中には利用者に謝る内容も多く見かけますが、本当に気持ちが込められているのか疑問です。近年になり、国土交通省でも分かりやすい工事看板の取り組みを進めております。家田先生のお話の中でピクトグラフの活用がありましたが賛成です。特に北海道など地方部の道路が大半を占める場所では、じっくりと看板を見る余裕はないので、通過しながらでも確認できる表現も効果的です。
(国土交通省 北海道開発局 留萌開発建設部 羽幌道路事務所 工事課  櫻庭 満)

最近、土木のイメージアップとか、住民参加というキーワードが、土木事業の中でもクローズアップされており、今回の特集もこのような流れの中で行われた意見交換会の紹介であったかと思います。確かに、工事看板一つを取っても、土木屋が住民らに伝えたいことと、住民が知りたいことが一致していないことが改めて実感できたと考えています。公共事業の重要性を住民にいかにきちんと伝え、また、事業を行うことに対しての負担をどう理解してもらうか?それには、我々が、些細なことから情報を提供したり、対話ができるような雰囲気作りが大事であると思います。今回のような意見交換会を通じて、今後、事業の進め方などが変化していけるようになっていけばと思いました。
(大成建設 加藤 隆)

このような投票を行っていることに感心しました。様々な視点からの意見に興味を持って読むことができましたが、主に工事看板にしか触れられていないことはちょっと残念でした。また不人気の理由についても、アンケートの結果や、一位以外の工事現場についても明記し、どのような場所、工事で人気がないのか、というところまで踏み込んでほしかったです。
(前田建設工業 武部篤治)

私も工事現場の看板については改善すべき点があると思っていました。やはりここでどのような工事が行なわれているのか?その目的は何なのか?完成後はどのような景観になるのか?といったことが分かり易く示してあれば近隣住民やユーザーも工事に対して理解を示してくれるようになると思います。
(中日本建設コンサルタント(株) 各務 繁)

 「不人気投票第1位国道20号線」と記事のタイトルに挙げているのであれば,不人気投票はどのようにして行われたのか,また,国道20号線の何処が問題で不人気投票第1位になったのかといういう点を最初に説明してもらいたかった.また,記事のタイトルが長すぎて,分かりにくいと感じた.
(函館工業高等専門学校 橋本紳一郎)

土木事業をはじめとする公共事業、それに携わる事業者に対するマスコミ批判は、依然として厳しいものがあります。今号の特集に紹介されたように利用者の視点で見て、利用者の立場で考えて社会資本を整備しようとする姿勢や活動を通して、少しずつでも市民に理解してもらえるようになればいいなぁと考えています。
(道路計画 野中康弘)

「道路工事は必要不可欠なもの」の理解を頂くため、「ユーザーの視点に立った道路工事マネジメントの改善委員会」が設立されて早数年。この委員会の成果は、一般の私どもにまで届いています。その一方で、当記事で記載されたように、当委員会での成果がまだ現場には反映されていないところもあることがわかりました。こうした意味では推進体制、運用体制等の早期確立は非常に重要であり、我々のような公共事業に携わるものは、こうした推進体制等を含めて積極的に提案していくことが重要であると思いました。
(三菱総合研究所  亀井則夫)

事故・災害 2006年7月豪雨による九州南部の被害等について(速報) 
発生した被害の凄まじさもさることながら、現場で感じられた「災害外力の増加」と「災害撲滅の不可能さ」の指摘は、土木技術者として改めて認識しておくべき事項だと思います。もはや、住民の私権を制限するなどのソフト対策は避けようがなく、そのためにも、ハードを整備する土木技術者が適正な施策や法律制定に向け正確な情報やデータを提供し続ける必要がある、と感じました。
(東京都 荒木成文)

私は実際、9月のはじめに鹿児島県さつま町に行って被害に遭われた方の話を聞くことができました。皆さん「まさかここまでひどくなるとは」という考えを持っていました。最近、私たちの予想を超える規模の災害が多発していると感じます。ハード・ソフト面の整備も重要ですが、それ以上に官と民のつながりが重要だと今回鹿児島に行って感じました。
(長崎大学大学院 北島雄太)

事故・災害 スマトラ島沖地震・インド洋津波によるスマトラ島北西海岸での被害(速報) 
2004 年末にスマトラ島で起きた大災害については、いまだ記憶に新しいところですが、当時の新聞報道だけでは全容がよくわからず「何やら、大変な事になっている」との感想を抱いておりました。今回の記事では、現地取材を基に、豊富な図表を添えて、罹災の様子が詳細に述べられており、改めて、自然現象の破壊力をまざまざと思い知らされました。特に、パームオイルタンクの破壊状況の写真と、プルタミナのオイルタンク2号の漂流のエピソードは、強く印象に残っております。
(自営業 今井博之)

今回の学会誌の表紙にも記載されているこの記事を最初に目にしたときは地震発生からあと数カ月で2年になるというのになぜ今さら(速報)なのだろうと疑問に感じた。そんな思いで記事を読むと、災害の甚大さもさることながら、武装集団の活動により調査もできなかったという事実がわかりとても驚いた。災害が発生した地域が無政府状態になり社会の秩序が崩壊するといったことはフィクションの世界だけかと思っていたが、現実に(しかも2年弱も)発生してしているのである。土木技術者として防災の必要性について改めて考えさせられた記事であ った。
(清水建設(株) 久保昌史)

CEリポート ダイニン物語−ベトナムの大地を刻む− 
私はコンサルタントにいるため、実際の現場に触れる機会はあまり多くありません。この記事を読んで現場に携わる技術者の熱い気持ちが伝わりました。工事完成に向けて一丸となって頑張っていることにあこがれやうらやましさを感じました。
(中日本建設コンサルタント(株) 各務 繁)

CEリポート 首都高速道路における安全性向上への取組み―首都高ウォッチングについて―
 「首都高ウォッチング」という安全性向上の取り組みについてだが、このようなパトロールについての紹介はとてもよいと思う。土木施設は多くが公共物であるので、とくに利用者や専門の学生など施設管理者以外の方にウォッチングしていただくことはとても有用だろう。我々モニターもいわば学会誌をウォッチングしているわけだが、会員外だけでなく学会と全く関係ない方に今よりももっと見ていただくのもよいかもしれない。
(大林組 津久井啓介)

CEリポート  東急目黒線立体交差事業―一晩明けたら線路と駅は地下に潜る―
営業線直上という、非常に制約条件が多く、また、一歩間違えば重大な災害に繋がるような重要な事業の進め方について、具体的な事例も良く説明がされており、非常に分かりやすかったと思います。私自身も日々鉄道の乗客となっていますが、沿線で非常に難しい工事をやっていることを、恐らく土木屋さんだから、気にかけて見ていますが、一般の方はそんな感覚を持っていない方が大半なのでしょう。このような人々にも、難しい事業を工夫しながら一歩一歩確実に進めているのだということをアピールがもっとできれば良いと思いました。
(大成建設 加藤 隆)

2.5キロ近くに及ぶ既設営業線の受け替え、営業線直下の掘削や構築施工など、施工が非常に大変であったことが、図面や写真からも読み取れました。今回の記事は、切替え工事に焦点を絞って書かれており、読みやすいと思いました。今後都市域では、立体交差化の要望が増える一方、仮線の用地確保が困難になることが予想され、類似した工事も増えると思います。目黒線立体交差事業は、類似した工事の参考になると思いますので、既設営業線の受け替えや計測データなども別の機会に報告頂けましたら有難く思います。
(東京地下鉄 津野 究)

先月号のCover Story2と同じ事業の紹介であるため、重複する図や説明が多く見受けられる。当欄は自由投稿であると承知しているが、あらかじめ編集企画の時点で調整し、ミニ特集等へ変更されることが望ましいと考える。ただし今月号はインタビュー形式であり、内容も作業の予行やバックアップ体制、地元への情報開示など詳細に渡っているため、個人的には先月号で物足りない部分が大いに解消された。
(国立保健医療科学院 島崎 大)

都市内の狭隘かつ住宅が近接する施工条件に加え、実作業時間わずか3時間20分という厳しい制約のなか、切替え工事における活きた現場ノウハウを紹介する記事を興味深く読ませていただきました。使用機械類のバックアップ体制からボルト1本を外す作業にいたるまでの事前確認など、1分の作業遅延をも許さない工程に対し、点検、準備、事前照査など、特別なことではなく、あたりまえのことをひとつひとつ確実に積み上げ、全員で確認するリスクマネジメントの重要性を改めて認識しました。さらには、沿線の住民の方々への細かい配慮、情報の提供、お客様に対する強い使命感など、現場の凝縮された暗黙知の一端を学ぶことができた感じがします。
(首都高速道路(株) 土橋 浩)

Joker2号大内雅博の当たらずといえども遠からず 第7回 都会重視か地方重視か―まずは建築から
とても面白い視点からの内容で、興味を持って読ませてもらっています。私も土木技術者として、「どんぶり勘定」の大切さを同僚や後輩に説いていました。「工学は理学と違い、1+1が必ずしも2である必要はなく、ほぼ2であれば良い」と言うのが持論です。今までの経験で蓄積したこの種の知識を、自身で作り出した(と思う)「概算工学」という言葉でまとめて、本にしたいという気持ちもあります。英語で言えば“Guesstimation”――― guess(推量)とestimation(概算)の合成語です。
(正会員 石塚敬之)

行動する技術者たち 第7回 “みち”から「新しい価値の創造」を! ―シーニックバイウェイ北海道の挑戦―
外国人観光客を日本に誘致する動きは、国土交通省を初めとし、さまざまな主体で取組みが行われているが、"みち”を通して「景観」や「地域」といった観光資源を有効に結びつけて魅力を向上するといった切り口が興味深かったです。地域の住民と行政が「Noと言わない」を合言葉にひとつの目標に向かって連携しあう姿は、どこの地域においても街づくり・地域づくりに向けた取組みの中でひとつのヒントになるのではないでしょうか。
(東京急行電鉄(株) 横内稔充)

「シーニックバイウェイ」という概念そのものを、本記事で初めて知りました。記事中で「風景街道」と訳されていますが、ドライブ好きのひとりとしては、北海道は憧れの地ですので、一気に通読できました。海外の方々に、北海道ドライブが好評であるのは、喜ばしい限りです。北海道に限らず、「安心に走れる道路」、「走って楽しい道路」が全国的に増えている事を実感しつつ、毎週のようにドライブしています。
(自営業 今井博之)

「“No”と言わず、“どうやったらできるか、いっしょに考えよう”」という姿勢は、会社の勤続年数が長くなるにつれ、出来ることと出来ないことの境界線を無意識のうちに線引きしてしまっている最近の自分にとって、原点を思い出させてくれる記事でした。
私たち土木屋の仕事は、個人だけでは成り立たたない場合がほとんどで、チームプレーが必須となります。最初から出来ないと否定から入るのではなく、小さなことからコツコツと積み上げることが、関係者間の信頼を育み、次の成果へとつながり、それが新たな価値の創造に結びついくとしたら、これこそ正に土木屋冥利に尽きると思います。
これらを、溢れんばかりの情熱を持って、具体的な行動で示している技術者がいることに感銘を受けるとともに、明日からの自分にとっても大きな励みとなりました。
(東京急行電鉄 廣脇大士)

社会資本の一つである“みち”を北海道の新しい価値の創造のために活かしている事例を知り多いに関心を持ちました。社会資本は地域の新しい価値の創造のための一つの手段となりえ、これからは社会資本を地域の財産として活かす取り組みがますます重要になると感じました。一方、私たちは道路なら道路、橋梁なら橋梁と土木構造物中心に物事を考えがちですが、社会資本ありきの視点ではなく、地域を構成するひとつのものとして捉えなおして、社会資本の活かしかたを考える必要があると思います。
(パシフィックコンサルタンツ(株) 寺田 悟)

ステイトオブジアーツ 応用力学委員会
論文集は手強いのでなかなか手に取らない一方,各分野(特に理論的分野;ついていける範囲ですが)の最先端はどのように進展しているかには少なからずも興味があり(興味があっても,それ以上に深掘りするかは時間と体力に相談ですが),このような記事が大変ためになります。当然,これまでもあったのでしょうが,今回,応用力学委員会でしたので,拝読いたしました。
(原子力発電環境整備機構 兵藤英明)

会告他 
【会員の声:設計気象値の妥協性検証の必要性について】
同じ自然現象である地震については世間の関心も高く,数多くの調査検証が為されていると理解しています。気象値については漠然と「どうなっているのかな?」と感じていましたが,ご提案のように最新の気象学の知見を十分に取り入れて一度検証されると様々なことが分かって有益ではないかと思います。
(原子力発電環境整備機構 兵藤英明)

会員の声を取り上げる欄があるのはいいことですし、内容についても特段の異論等はないのですが、声というより論壇とか論文という内容で、ここに載せるべき内容かどうかは疑問を感じました。「誰が」妥当性の検証をすべきなのか、という観点での記述がないため読者(読むべき人)を私が把握できなかったことも原因かも知れません。
(広島大学 一井康二)

【モニターの声:モニター紹介】
モニターの紹介など、このような記事は必要なのだろうか?字も小さいし、特に面白くもない。
(広島大学 一井康二)

学会誌全般へのご意見,編集委員会への要望等
「行動する技術者たち」は、非常に元気の出る企画であり、改めて土木技術者の役割の大きさに気づくことも多いのですが、もう少し、技術者個人の人柄が分かるといいな(個人情報の関係で難しいのでしょうか?)と思います。
(東京都 荒木成文)

9月号のカバーストーリーに載った「東急目黒線立体交差事業」について、さらに詳細な記事が読みたいとの意見を述べましたが、早速翌月号に詳しい記事を掲載していただきありがとうございます。速報性を大切にしつつ、さらに詳しい記事をその後に載せるという編集方針に共感します。
(首都高速道路(株)  小島 宏) 

土木はすごいんだ、社会的意義が大きいのだ、という内容の記事が多いように感じますが、学会誌の中でそういう内容の記事があると自画自賛的で、他の分野の人が見るとしらけてしまうようにも思います。土木のPRは必要だと思いますが、学会誌で行うべきことなのかどうか私は疑問を感じることがあります。(学会誌を読む時点で、土木に一定の理解を示している人でしょうから本来のPRの対象は異なるのではないでしょうか?むしろ、一般の人が見た場合、土木の問題点についても真摯に議論している様子が含まれていなければ、自画自賛的に読まれてしまい、しらける原因になるように思います)
(広島大学 一井康二)

「会員の声 設計気象値の妥当性検証の必要性について」は、読み応えもあり、内容的にも重要な示唆に富む記事であると思います。もう少し前の方の頁に掲載されていてもよかったのではないか、と感じました。
(自営業 今井博之)

事故・災害 で7月のことが速報されていた。記憶に残っていることで生活に関係した学会誌の記事になっていたことはすばらしいと思いました。
(産業技術総合研究所 対馬孝治)

CPDについて十分に理解していません。今後の方向性と会わせてスペースをとって頂けませんか。
(国土交通省 北海道開発局 留萌開発建設部 羽幌道路事務所 工事課  櫻庭 満)

付録の「平成18年度「土木の日」および「くらしと土木の週間」のご案内」についてですが,それぞれの支部の取り組みもよく分かるし,アピールにもなると思うので,付録として最後のページにもってくるのではなく,最初のページで紹介したほうが良いと感じた.
(函館工業高等専門学校 橋本紳一郎)

現在の学会誌は、一昔前よりもずいぶん読みやすくなっていると思います。その反面、研究や実務上での実用的な記事が少なくなったような気もします。もう少し、最先端の研究テーマや新技術に関する紹介があってもいいのかなと感じています。これは、論文集の役割かもしれませんが、たとえば、論文集の内容をわかりやすく、解説・紹介するコーナーがあってもいいかと思います。
(道路計画 野中康弘)

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