土木学会誌1月号モニター回答
技術リポート PPC版舗装の新ジョイント工法

 関西空港や沖合展開後の羽田空港等,近年では24時間運用されている空港も増加してきた.また国内線・国際線ともに,航空需要は増加の一途にあり,諸外国からの我が国への乗り入れ希望は絶えることがない.このような状況の中で常々,空港施設のメンテナンスを如何に航空機の運航に支障を来すことなく,実施していくのかという点に素朴な疑問を抱いていたので,この記事を非常に興味深く読ませていただいた.緊張材を切断・再緊張するだけでPPC版の再使用が可能と記事中にあり,資源の保護・有効活用の面からも優れた工法であることが伺える.今後航空機の大型化が進み,近い将来には800名規模の旅客機が就航するとの噂も聞くが,このような更なる機材の大型化への対応の可能性等についても,機会を改めてお教えいただきたい.
(京都大学 宇野伸宏)

 現在、港湾空港に関係している、財団に出向していますので、新技術としての興味を持ちました。制限のある空港内の工事は、いろいろな制約が出てくると考えられますので、このような、工法が開発されて行くことは、これからの空港改修工事等に必要不可欠のものである思います。
(SCOPE 葛上浩治)

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