土木学会誌12月号モニター回答
パナマ運河返還と新運河建設構想の行方

 パナマの歴史、運河の機能、将来計画を知ることができました。また青山氏の業績を知り、この世界遺産とも言える巨大な土木遺産を是非訪ねて、氏の偉業に直接触れてみたい。
 運河事業は、世界の海運を大きく変革するものであるので、第二パナマ運河には新世紀の海と海の掛け橋として大きな期待が寄せられるのであろう。この運河建設がプロジェクトとして成功を収めることを心から願っている。このプロジェクトが成功すれば、次は太平洋とインド洋を結ぶマレー半島横断運河の建設に弾みがつくと思う。新世紀のアジアの発展に大きく寄与するに違いない。
 私個人は、橋梁技術者としてこれらの運河を跨ぐ長大橋の建設に従事したい。
(鹿島建設(株) 大村惠治)

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