土木学会誌10月号モニター回答
No.13

 この記事を読んで,「逝きし世の面影」という本に非常に興味を覚え,さっそくインターネット上の書店で注文しました。土木学会誌のモニターになってから,学会誌をよく読むようになり,誌上で紹介されている本をすでに数冊購入しました。
(東京大学大学院 細田 暁)

 中村先生が少年時代にお読みになられた日本文学全集と聞いて、現在40代の私が小学校時代によく読んだ少年少女文学全集を思い出しました。入社以来、学生時代の勉強不足を補うため、仕事を進める上に不可欠な専門の書物ばかり読んで、文学書に接する余裕がほとんどありませんでした。しかし、最近技術者においても、専門外の方への分り易い説明が求められてきておりますが、表現方法など非常に乏しい自分に気が付き、読書の必要性を改めて痛感しております。
(ジオスター株式会社 田中 秀樹)

 本を全くといっていいほど読まない私にとって憧れを超えたジェラシーを感じてしまった。子供の頃から本は大の苦手で、本を読むくらいなら外で遊ぶ方が好きで、夜は疲れて寝るだけの生活であった。それが災いして、現在、本、書類、参考書など、とにかく文字になったものを読むことが非常に遅く、他人の倍以上時間がかかってしまう。スピードが要求される時代に、本を読む力(スピードと理解力)は武器になる。これをカバーするにはどうしたらいいのであろうか。努力して本を読む力をつけるしかない。しかし、子供のころに習慣づいたものは大人になってからは直すのは難しい。自分の子供には本を読む習慣をつけさせようと改めて思った。
(日本鉄道建設公団東京支社調査課  依田淳一)

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