土木学会誌8号モニター回答
超音波計測のツール

 最近、コンクリート構造物に対する不信感が増している。昨年、立て続けに起きたトンネルや高架橋からのコンクリート片の剥離・落下は、大きなニュースとして取り上げられた。コンクリート片の剥離・落下問題は、第三者被害を引き起こすため、土木構造物が社会資本として機能していくためには、非常に重要な問題である。これを未然に防ぐには、地道な定期点検による構造物の維持管理しかない。
 この記事には、超音波計測技術がかなりの進歩を見せ、これらを応用した非接触検査技術の実用化の可能性が述べられている。今後、土木技術者が積極的に非破壊検査技術の実用化に取り組み、一刻も早く、コンクリート構造物に対する不信感が払拭されることを期待している。
(運輸省港湾技術研究所 森屋陽一)
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