土木学会誌
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コンクリート委員会「コンクリート中の鋼材の腐食性 評価と防食技術研究小委員会」(3種委員会)の委員 募集

コンクリート委員会に下記の研究小委員会を発足させることになり ました。積極的に活動に参加してくださる委員を募集します。ふるって ご応募ください。なお、本委員会はコンクリート委員会3種委員会のた め、委員会出席のための旅費等は支給されません。

委員会名称  :  コンクリート中の鋼材の腐食性評価と防食技術研究小委員会
提 案 者  :  委員長 武若耕司(鹿児島大学)
幹 事 丸屋 剛(大成建設)
幹 事 上田隆雄(徳島大学)
委員会設立の趣旨、目的および活動内容
コンクリート中の鋼材の腐食や防食に関する研究開発は、海洋構 造物などの塩害劣化が社会的な問題にもなった1980年代より盛ん に行われてきており、それらの成果によりコンクリート構造物の延命 化が図られてきました。コンクリート委員会では、1995年から2000 年にかけての腐食防食小委員会(305委員会)を設置して、これらの 技術の現状をまとめるとともに、自然電位法の測定方法に関する基 準案の作成あるいはコンクリート標準示方書「維持管理編」の制定 にあたって有用な情報を提供するなど成果を挙げてきました。
今回発足しました委員会は、上記の腐食防食小委員会を引き継 ぐものとして、それ以降の腐食および防食に関する新しい技術の現 状を調査し、鉄筋腐食劣化の予測手法、各種の防食方法の定量的 性能評価手法、および点検・モニタリング手法などについて検討を 行います。また特に、塩害を中心とするコンクリート構造物の耐久 性照査方法については、現状における問題点の抽出と解決に向け た考え方の整理を行い、示方書の次期改訂のための委員会提言を まとめたいと考えています。
活動方法
全体委員会を2〜3ヶ月に1回の割合で開催し、当面は、耐久性照 査の考え方に関する内容を中心に審議を行い、できるだけ早く委員 会提言をまとめます。また、並行して、腐食防食に関連する主な技 術項目ごとにWGを設置し、それぞれの技術開発の現状を調査、検 討します。活動期間は、活動開始から2年間とします。
応募方法
本委員会に委員として参加を希望する方は、氏名、所属、連絡先 を明記のうえ、応募理由と抱負を短く添えて、幹事の丸屋剛まで、 E-mail(アドレス:tsuyoshi.maruya@sakura.taisei.co.jp)でお申込 みください。
応募締切日  :  2007年8月31日(金)

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