土木学会誌
行事本部

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2007年度(第43回)水工学に関する夏期研修会開催
Aコース:河川・水文 行事コード:7008
Bコース:海岸・港湾 行事コード:7009

主   催  :  土木学会(担当:水工学委員会、海岸工学委員会)
共   催  :  土木学会西部支部
期   日  :  2007年8月28日(火)・29日(水)の2日間(A、Bコース並行開催)
場   所  :  九州大学 筑紫キャンパス 総合研究棟 筑紫ホールおよび共通管理棟大会議室
福岡県春日市春日公園6−1
ホームページ:http://www.tj.kyushu-u.ac.jp/
(1)JR博多駅から
・鹿児島本線大野城駅(快速電車停車駅)下車 (博多駅から10〜15分程度)、徒歩5分。
(2)西鉄(私鉄電車)天神駅から
・西鉄天神大牟田線白木原駅下車(天神から、所要時間25分程度)、徒歩15分。
(3)福岡空港から
・タクシーで約30分。
・地下鉄博多駅下車(福岡空港から5分程度)、JR鹿児島本線に乗換え。
・地下鉄天神駅下車(福岡空港から10分程度)、西鉄天神大牟田線に乗換え。
(4)自家用車を利用の場合
・春日公園側の春日門からのみ入構可能です。
・キャンパス平面図:http://www.tj.kyushu-u.ac.jp/j/graduate_school/images/campus_map.gif
定   員  :  Aコース150名、Bコース150名
受 講 料  :  1コースにつき1名  一般(社会人) 16,000円
学生・大学院生13,000円
※いずれのコースも受講料に講義集代(6,500円)が含まれています。
申込方法
学会誌綴込みもしくは土木学会ホームページ内(http://www.jsce.or.jp/event/active/form.pdf)の「本部行事参加申込書」に参加者お 一人につき1枚で必要事項をご記入のうえ(特に行事コード番号)「参加申込先」までお申込みください。申込書到着後10日前後に折返し「参加券」 をお送りいたします。
※申込みに関してのお願い
(1) 申込み締切日前に定員に達している場合がございますのでご了承ください。なお、締切日以降の事前受付はいたしません。ただし、定員に 余裕がある場合は、行事当日に会場で受付いたします。
(2) お申込み後、キャンセルをされる場合、開催日の1週間前までに「問合先」にご連絡ください。ご連絡がない場合、参加費を徴収させていた だきますのでご了承ください。
(3)お申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますのでお断りいたします。
(4)テキストのみご希望の場合は、行事終了後に出版事業課までお問合せください。
申込みに関するお願い
(1)当日の受付は非常な混雑が予想されるため、参加費の当日払いはご遠慮ください。請求書類を発行しますので、銀行振込または 郵便振替による支払いをご指定ください。
(2)申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください。締切日以降の事前受付はいたしませんが、定 員に余裕があれば行事当日会場にて受付します。
(3)申込み後、やむを得ずキャンセルをされる場合は、必ず開催日の5日前(土・日・祝祭日を含まず)までに研究事業課(行事受付係: 03-3355-3559)へご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください。
(4)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りします。
※申込書到着後、10日前後にて折り返し「参加券」および「請求書類」をお送りいたします。
申込締切日  :  2007年8月14日(火)【必着】
講義集の販売について
残部がある場合には、土木学会図書販売係にて研修会終了後、 講義集を販売いたしますので、以下のいずれかの方法でお申込みをお願いします。なお、印刷部数に限りがございますので、ご注文 に応えられない場合はご容赦ください。また、図書販売係では事前予約の受付はいたしません。
(1)FAX:学会誌綴り込み「土木学会図書の購入注文書」
(2)メール:http://www.jsce.or.jp/publication/
注)会場では現金販売いたします。価格:A、Bコースともに1冊6,500円(税込)
プログラム
プログラムの概要は下記のとおり、時間割はこちらをご覧下さい。詳細・変更などはホームページ(http://www4.civil.kyushu-u.ac.jp/~seminar/)をご覧ください。
○Aコース:総合テーマ「近年の水害と復旧」
近年大規模な水害が頻発しています。特に九州においては、2005年宮崎水害に続き、2006年には鹿児島県を中心に大規模な 水害が発生しました。宮崎では水害後、水害に強い街づくりについて検討が進められ、2006年8月には「水害に強い地域づくりの ありかたについて」提言がなされ、きわめて先進的で実践的な取組みが実施されています。一方、昨年大規模な水害となった川内 川では、災害復旧にあたり輪中堤方式を取り入れるなど、多様な災害復旧方式が採られ、新しい時代に対応した河川整備が始ま ろうとしています。しかしながら、多様な治水方式に対する経験が乏しい、河道浚渫してもすぐに川幅が縮小する、景勝地での災害 復旧のあり方や合意形成手法が確立していないなど復旧に関しての課題が多いのも現状です。
今年のテーマは近年の水害の特徴を吟味するとともに、取り上げられることが少ないが重要なテーマである「水害後」に着目し、 「近年の水害と復旧」というテーマについて最新の知見や技術について紹介していただくよう、下記の講師の方々にお願いしています。
・講演内容:近年の豪雨と復旧(いずれも仮題ですので、今後変更されることがあります)
1. 災害に対して無防備となる日本の都市と地域
−明日への投資を怠るなかれ−

九州大学 小松利光
2. 宮崎における総合的な防災システム 宮崎大学 杉尾 哲
3. 川内川水害と災害復旧 九州地方整備局 光成政和
4. 佐賀の伝統的治水技術 佐賀大学 大串浩一郎
5. 水害危機管理システム 熊本大学 大本照憲
6. 川幅縮小のメカニズムと復旧 国土総合技術研究所 藤田光一
7. 災害復旧と環境の保全 九州大学 島谷幸宏
8. 捨石河川構造物の水理特性 神戸大学 道奥康治
○Bコース:総合テーマ「海岸工学における数値計算とモデリング」
20世紀後半のコンピュータの出現は科学技術の有様を大きく 変容させました。海岸工学の分野でも例外ではなく、これまでに も多くの数値計算モデルが開発・改良され、調査・研究のみなら ず計画・設計などの実務においてもそれらの有効利用が積極的 に進められてきました。特に最近ではパソコンの大容量化・高速 化に伴い、かつては不可能であった高解像で高精度な数値計算 が比較的容易に実施できるようになりました。沿岸域の防災・環 境・利用あるいは沿岸域の諸施設の計画・設計・施工・管理・運 営等のあらゆる段階において必要な気象・海象・地象に関する情 報が、机上で容易に計算でき、それらの情報をさまざまな形で有 効利用できる日は近いと思われます。そこで本研修会では、海岸 工学における数値計算とモデリングをテーマに、最近の数値計算 の技術や有用な知見をご紹介していただくよう、下記の講師の 方々にお願いしております。
・講演内容(いずれも仮題ですので、今後変更されることがありま す)
1. 局地気象モデルの水工学分野への応用 神戸大学 大澤輝夫
2. 海洋循環モデルとデータ同化 九州大学 広瀬直毅
3. エスチャリーの流れのシミュレーション 九州大学 矢野真一郎
4. 海浜変形機構に即した沿岸域外力場のモデリング 東京大学 田島芳満
5. オイラー表記に基づく自由表面流体解析モデル 名古屋大学 川崎浩司
6. 粒子法による数値造波水槽の構築 京都大学 後藤仁志
7. ブシネスクモデルによる波浪変形計算 港湾空港技術研究所 平山克也
8. 波浪・地盤・構造物の相互作用に関する数値シミュレーション 港湾空港技術研究所 鈴木高二郎
問合せ先  :  土木学会研究事業課 岩西伸介
TEL:03-3355-3559

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