土木学会誌
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「第4回流体力の評価とその応用に関するシンポジウム」の開催のお知らせと講演募集

水工学委員会基礎水理部会は、主に河川水理学上の未解決の課題 に関係する基礎的問題について研究分科会を設け、研究者・技術者 間の情報交換や共同研究などの活動を行っています。その一環として、 「河川構造物等に作用する流体力と流れ」研究分科会では、河川域内 における構造物や自然物および近自然の要素を取り込んだ河川工法 を用いる場合の構造物等に作用する流体力と流れ構造との関係を検 討することを主目的に活動しています。すなわち、物体に作用する流 体力を主要なキーワードとして位置づけ、河川域内に配置された物体 に作用する流体力とそれら物体のまわりの流れ特性を取り上げ、この 研究テーマに深くかかわっている他の学問分野の研究者と交流・共同 し、既往研究のレビューによる有用な知見の集積、問題点の整理・分 類、ならびに新たな研究を実施しています。また、前身の「水理物体に 作用する流体力」分科会が2000年12月に第1回のシンポジウムを、そ して現在の「河川構造物等に作用する流体力と流れ」研究分科会が 2003年1月に第2回、2004年12月に第3回のシンポジウムを開催し、共 に100名を超える参加者(官庁関係、企業関係、大学関係)を得て活発 な意見交換を行いました。
基礎水理部会では、これまでの3回のシンポジウムの成果を踏まえ、 「河川構造物等に作用する流体力と流れ」研究分科会の活動の一環と して、標記シンポジウムを下記の要領で企画しました。大学等の研究 機関以外に所属し現場で種々の問題に直面されている現場技術者、お よび他の学問分野、たとえば機械工学、風工学、気象学、砂防工学等 の研究者・技術者の発表・参加を期待しているのはこれまでと同様で す。ふるってご投稿・ご参加いただきますようご案内申し上げます。
(基礎水理部会長 羽田野袈裟義)
開催期日  :  2006年11月21日(火)・22日(水)
開催場所  :  土木学会大講堂
東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
JR中央線四ツ谷駅下車徒歩5分
参 加 費  :  一般3,000円、学生1,000円(論文集代を含む)
講演概要の提出(第一段階)
A4サイズ1枚(文字サイズ11pt、1600字以内)とし、概要は目的・ 主な結果・既往の成果からみた講演内容の位置づけを明記したもの とします。ただし、全体の50%以内で図・表を加えても構いません。 講演概要の書式については、土木学会年次学術講演会投稿原稿の 書式
http://www.jsce.or.jp/committee/zenkoku/h18//index.html)に 基づくものとします。また、講演概要のファイルの大きさは500KB以 内で作成願います。講演概要を査読し、査読結果に基づき講演依 頼を通知するものとします。
講演概要締切  :  2006年11月3日(金)(文化の日)
提出先(E-mail)
シンポジウム運営幹事(日本大学理工学部土木工学科安田陽一)yokyas@civil.cst.nihon-u.ac.jpまで送信願います。
なお、講演概要の査読の結果、講演依頼が通知された概要につ いては、希望に応じて講演概要を2枚まで拡張することができます (この場合もファイルの大きさは500KB以内です)
論文原稿の依頼(第二段階)
講演内容の審査を行い、審査結果に基づき論文投稿依頼をシン ポジウム運営実行委員会から通知します。また、投稿依頼された論 文原稿は査読されます。論文原稿は4ページから8ページまでとし、 原稿の書式は土木学会水工学論文集の論文原稿の書式
http://www.jsce.or.jp/journal/kaikoku/m200007/oshirase/osh02.htm)に基づく ものとします。なお、原稿右肩のヘッダーには「第4回流体力の評価 とその応用に関する論文集」とし、論文受付は「2006.12.8受付」と します。
対象課題
(1)構造物、人工物体、または自然物体(植生、樹木)に作用する流 体力に関する実験・現地計測の成果
(2)構造物、人工物体、または自然物体(植生、樹木)などのまわりの 流れと流体力との関係
(3)種々の物体に作用する流体力の評価法の現状と課題
(4)種々の物体に作用する流体力の測定法の現状と課題
(5)流体力に関する応用研究
(6)流体力に関する基礎研究
募集対象
土木工学の水工学の分野のみならず、砂防・風・気象・生態工学 など幅広い層から募集します。
問合せ先
〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8
日本大学理工学部土木工学科 安田陽一
TEL&FAX/03-3259-0409
E-mail:yokyas@civil.cst.nihon-u.ac.jp
参加申込み
プログラムが決定次第、申込方法の詳細をプログラムとともに土 木学会水工学委員会のホームページに掲載します。

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