土木学会誌
共催本部

cpd
13 
平成18年度工学教育連合講演会「継続教育の定着と連携化−進歩し続ける技術者−」

わが国では、1990年代から技術者の継続教育の重要性が認識され始め、一部の学協会で継続教育システムが整備され始めた。継続教育 を実施する学協会数は着実に増加し、現在は、継続教育の定着化が進みつつある。継続教育が定着するにつれ、継続教育受講履歴を技 術者の品質保証にどのように役立てていくか、また学協会間の継続教育をどのように連携させていくかが重要な課題となっている。さらに、 学協会を中心とした継続教育だけではなく、多数の技術者が存在する企業内における継続教育のあり方や、昨今の各種不祥事に関連して国 民から技術に対する疑惑が向けられていることを背景に、技術者倫理教育に対する重要性が広く認識されている。
本テーマでは、技術者能力開発として重要な継続教育を取り上げ、継続教育の定着を図るために重要な学協会間の連携や統一化、企業 内技術者の継続教育のあり方、多分野の技術者にとって共通の関心となっている技術者倫理教育に対する取り組み、継続教育受講履歴の技術者資格への活用について議論を深めることを目的とする。

日   時  :  2006年9月9日(土)9:30〜17:10(受付開始:9:00)
会   場  :  早稲田大学西早稲田キャンパス10号館109教室
〒169-8050東京都新宿区西早稲田1-6-1
TEL:03-3203-4141(代)
JR山手線・西武新宿線高田馬場駅下車徒歩20分、都
バス(学バス)高田馬場駅−早大正門、地下鉄東西線
早稲田駅下車徒歩5分、都電荒川線三ノ輪橋−早稲田徒歩5分
会場地図は、早稲田大学ホームページ参照(http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html
主   催  :  日本工学教育協会
共   催  :  土木学会(幹事)(以下五十音順)化学工学会 計測自動制御学会 資源・素材学会 自動車技術会 情報処理学会 精密工学会 繊維学会 電気学会 電子情報通信学会  日本化学会 日本機械学会 日本教育工学会 日本金属学会 日本経営工学会 日本原子力学会 日本建築学会 日本工学会 日本設計工学会 日本セラミックス協会 日本鉄鋼協会
後援(予定)  :  文部科学省 経済産業省 国土交通省
協賛(予定)  :  日本経済新聞社 日刊工業新聞社フジサンケイビジネスアイ日本工学アカデミー
定   員  :  300名(先着順)
参 加 費  :  主共催学協会会員:3,000円、非会員:5,000円(含資料代)
申込方法  :  日本工学教育協会ホームページからお申込みください。参加費は8月20日(月)までに指定口座にお振込みください。
振込先:三井住友銀行三田通支店(普通)6867655
ミツイスミトモギンコウミタドオリシテン
口座名:(社)日本工学教育協会連合口
シャダンホウジンニホンコウガクキョウイクキョウカイレンゴウグチ
※領収書が必要な方は別途ご連絡ください。
申 込 先  :  工学教育連合講演会事務局
(社)日本工学教育協会
〒108-0014 東京都港区芝5-26-20建築会館4階
(担当:川上)
TEL:03-5442-1021/FAX:03-5442-0241
URL:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsee/
工学教育連合講演会とは
工学教育連合講演会の目的は、工学教育を取り巻く近時の社会的環境の変化を踏まえて、工学教育に関心の深い主要学協会が連 合し、これらの工学教育のあり方について、各学協会からの講演と多角的な議論情報交換により、工学教育の一層の改善と工学・技術の発展に寄与するために開催しております。
平成18年度工学教育連合講演会プログラム
開会挨拶(9:30〜9:40)
四俵正俊(工学教育連合講演会実行委員長、愛知工業大学教授)
セッション1 技術者能力開発としての継続教育(9:40〜11:20)
座長:石井六哉(横浜国立大学教授)
(1)「情報産業におけるスキル標準とCPD」
小川健司((独)情報処理推進機構ITスキル標準センター長)
(2)「経営工学系人材のキャリアプランニング」
玉木欣也(青山学院大学教授)、
大崎紘一(岡山商科大学教授)、渡邊一衛(成蹊大学教授)
(3)「日工教における教育士(工学・技術)資格制度と継続教育ポイント導入について」
吉田 眞(日工教教育士審査・実行委員長、東京大学教授)
(4)「SICE認定 計測制御エンジニア制度について」
江木紀彦(計測自動制御学会元会長、
計測制御エンジニア会会長、帝京平成大学教授)
基調講演1(11:20〜12:10)
司会:川島一彦(工学教育連合講演会委員会幹事、
東京工業大学教授)
「継続能力開発が目指すもの」
大橋秀雄(日本工学会PDE協議会会長、工学院大学理事長)
__________________________________________________《昼休み》(12:10〜13:00)__________________________________________________
基調講演2 (13:00〜13:50)
司会:川島一彦(工学教育連合講演会委員会幹事、
東京工業大学教授)
「継続教育のありかたと技術者資格の活用」
池田駿介(土木学会資格委員会委員長、東京工業大学教授)
セッション2 継続教育と連携化(13:50〜15:30)
座長:黒田光太郎(名古屋大学教授)
東京工業大学教授)
(1)「建設系CPD協議会の効用と今後の方向」
川島一彦(建設系CPD協議会会長、東京工業大学教授)
(2)「電気学会・電子情報通信学会・情報処理学会で構成しているCPD協議会の活動」
鈴木忠道(電気電子・情報系CPD協議会幹事、富士通研究所)
(3)「建築分野の設計者・技術者に要求される継続教育」
高梨晃一(東京大学名誉教授))
(4)「技術倫理協議会の活動と今後の方向」
札野 順(技術倫理協議会幹事、金沢工業大学教授)
__________________________________________________《休 憩》(15:30〜15:45)__________________________________________________
セッション3 技術者の品質保証としての技術者資格の活用(15:45〜17:00)
座長:佐藤之彦(千葉大学教授)
(1)「継続教育・技術者資格をいかに活用すべきか?」
中島威夫(国土交通省技術審議官)
(2)「企業における技術者資格と今後の展開」
永田一良(日本技術士会副会長、
(株)日立製作所研究開発本部技術主管)
(3)「能力開発支援システムとCPD ポイントの現状と将来について(日本機械学会の事例紹介)」
田口裕也(日本機械学会能力開発促進機構長)
閉会挨拶(17:00〜17:10)
四俵正俊(工学教育連合講演会実行委員長、愛知工業大学教授)


←戻る