土木学会誌
お知らせ(募集)本部

15 
土木学会安全問題討論会'06・論文募集「想定外を想定内にするための安全・防災教育」

土木学会安全問題研究委員会(委員長 広島工業大学教授 中山隆弘)では、定期的に安全問題討論会を開催して、学会内外から広く参 加者を募り安全問題に関して自由に意見交換できる場を提供して参りました。
過去4回の討論会では、「震災等自然災害と社会の安全」、「社会基盤施設の安全性の問題」、「構造物の早期劣化」、「土木と危機管理」とい った、その時々に社会の注目を集める事案を総合テーマに選び、ときにはマスコミや一般市民の方にも参加いただき、安全問題に関する社会の生の声を聞く貴重な場となっています。
ここ数年、自然災害ならびに人為的災害が多発し、そのたびに、防災・減災への取組みの不備が指摘され、その対応の重要さが叫ばれて きています。しかし、従来の施設・設備だけに頼ったハードな防災対策では、予想外、想定外の事態への適切な防災・減災対策はできません。 災害発生時における避難や救命活動のあり方や防災・減災に関する事前教育・避難訓練等のソフトな防災対策の重要性が指摘されています。ハード防災では想定外であっても、ソフト防災では想定内として対応可 能で、事前に安全教育・避難訓練が可能です。
そこで、今回は、「想定外を想定内にするための安全・防災教育」を総合テーマにして、職場や地域における安全・防災教育の在り方を考 える場としたいと思っています。下記要領で討論会の実施ならびに論文募集をさせていただきます。会員の皆様からの積極的なご応募をお願いいたします。
なお、学術的なシンポジウムとはやや主旨を異にしますが、査読を希望される論文や提言につきましては、委員会の審査基準に基づいて 採否を決定させていただきます。

開 催 日  :  2006年11月28日(火)
会   場  :  土木学会講堂
東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
内   容  :  招待講演、一般論文の発表
論文募集の詳細
(1)論文内容:「職場や地域における安全・防災教育」に関する論文や提言
(2)応募方法:A4用紙1枚に、「土木学会安全問題討論会'06論文」と明記のうえ、(1)論文題目、(2)著者名、(3)所属、(4)論文概要(300字程度)、(5)査読希望の有無、(6)連絡先(発表者)の氏名、住所、電話、FAX、E-mail、を記入のうえ、下記宛にお申込みください。
(3)応募期限:2006年6月16日(金)消印有効
(4)申 込 先:〒160-0004 新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
(社)土木学会安全問題研究委員会
担当:研究事業課 熊谷直幸
TEL:03-3355-3559/FAX:03-5379-0125
E-mail:kuma@jsce.or.jp
(5)原  稿:原稿は、原則として、A4用紙で6ページ(書式はホームページhttp://www.jsce.or.jp/committee/csp/csp1.htm)にまとめてください。
(6)原稿提出期限:2006年8月18日(金)消印有効
(7)論文掲載料:無料
(8)連絡先:安全問題研究討論会小委員会委員長 白木 渡(香川大学、shiraki@eng.kagawa-u.ac.jp

←戻る