土木学会誌
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岩盤力学委員会「先端技術を利用した岩盤計測の体系化と実際への応用に関する研究小委員会」の委員公募

岩盤力学委員会では、下記の小委員会を設置いたします。設置目的、活動内容および応募方法は下記の通りです。ふるってご応募ください。

小委員会名
先端技術を利用した岩盤計測の体系化と実際への応用に関する研究小委員会
研究課題・趣旨
近年の計測技術およびインバージョンを中心とする解析技術の進 歩はめざましいものがある。結果として、より高精度で多次元的な 岩盤情報を得ることが可能となった。しかし一方で、岩盤力学にか かわる諸問題に対して、これら先端技術を利用した計測手法の適用 範囲と求められた物理量と岩盤物性や設計に用いる諸量との関連 性が明確になっていないことから、あまり体系的に取り扱われてい ないのが現状である。また、精度の向上した種々な計測方法を採用 した場合に、岩盤構造物の計画、設計、施工および維持管理と防 災に対するモニタリングに対するフィージビリティとコストに関して は、十分明らかにされていないことから、効果的な利用がなされて いないのが現状である。
このような観点から、本研究委員会では、以下のような2つのワーキングを設置して、岩盤計測手法の体系化と実際への適用に関す る研究を行う。
1)計測結果の物理量と岩盤物性とのインタープリテーションと体系化に関する研究
キーワード:計測手法、解析手法、解釈、要求精度、岩盤物性、設計値
2)岩盤計測におけるフィージビリティとコストに関する研究
キーワード:要求性能、管理基準、解釈・判断プロセス、コスト、信頼性
本研究小委員会では、これらの研究活動を通じて、ハイブリット計 測を含めた多次元岩盤計測、岩盤の可視化および計画、設計、施工、維持管理、モニタリングと種々な岩盤計測法とトータルコストに 関して寄与できるものと期待できる。
小委員会委員候補者(委員総数20名程度)
委員長 楠見晴重(関西大学)
幹事長 岸田 潔(京都大学)
活動開始時期  :  2006年6月
応募方法
本委員会に応募される方は、(1)「氏名、年齢、所属、連絡先住所、 TEL番号、FAX番号、E-mailアドレス」、(2)「応募理由、本委員会で 取り組みたい内容のキーワード」、(3)「現在の主たる研究・業績の概 要」、をA4用紙1枚に記入のうえ、2006年4月末日までに下記申込先 までお送りください。PDFファイルとしてE-mailに添付いただいてお 送りいただいても結構です。なお、委員の選任にあたっては、委員 会の運営上、応募理由、提案内容および委員構成を考慮させてい ただき、応募者多数の場合にはご参加いただけないこともあります ので、あらかじめご了承ください。
申込先
京都大学工学研究科都市社会工学専攻 岸田 潔
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
TEL:075-753-5075/FAX:075-761-0646
E-mail:kishida@mbox.kudpc.kyoto-u.ac.jp

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