土木学会誌
行事本部

cpd8.「土木学会による実務者のための耐震設計入門」平成17年度札幌セミナー
行事コード:E579

土木学会地震工学委員会の地震防災技術普及小委員会では「阪神・ 淡路大震災の教訓」を活かして、わが国の耐震防災に関する技術水準 を高めていくためには、耐震の専門家だけでなく、第一線で活躍され る設計実務者にも広く地震防災技術を普及することが急務であると考 えております。その一環として、比較的経験の少ない若手技術者を対 象に耐震設計技術の体系的かつ本質的な理解を目指したセミナーを企 画し、平成10年度より開催して多数の参加をいただいております。
本年度は東京、札幌の2会場で開催しますが(東京会場:8月1・2日 開催)、10月21日の札幌会場開催分につき下記のようにご案内いたし ます。講師は公的研究機関、コンサルタント、建設会社の第一線で活 躍されている方々で、若手技術者の先輩に当たる陣容を予定しており ます。一方通行になりがちな「講習会」ではなく、若手技術者が基本的 な知識をじっくり修得できる「セミナー」形式としました。
東海、東南海、そして南海地震などの海溝型巨大地震の切迫性や、 活断層による都市直下地震の危険性も指摘され、これに対する対策検 討も進められています。このような現状を踏まえ、地震災害の軽減に むけて、道路・鉄道・地下鉄・港湾施設などの土木構造物や上下水道、 電力、ガスなどライフラインの設計に携わる技術者各位の積極的な参 加を期待しております。ふるってご応募くださいますようご案内いたし ます。なお、今回のセミナーは、独立行政法人北海道開発土木研究 所との共催で行います。

● 主催 土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会) 北海道開発土木研究所
● 日時 2005年10月21日(金)(1日間:9:00〜18:50)
● 場所 北海道開発土木研究所講堂
札幌市豊平区平岸1条3丁目1番地34号
http://www. ceri.go.jp/map/syozai.htm
(札幌市営地下鉄南北線中の島駅下車徒歩5分)
● 内容および予定講師
耐震設計に必要な以下の項目(各テーマとも講義70分、質問10分)
(1)設計地震動:松田隆(大林組)
(2)ものの揺れ方:室野剛隆(鉄道総合技術研究所)
(3)地盤の振動・動的物性:福武毅芳(清水建設)
(4)地上構造物の耐震設計法:藤田亮一(日本技術開発)
(5)地中構造物の耐震設計法:渡辺和明(大成建設)
(6)特別セミナー
北海道における耐震補強の現状と動向:三田村浩(北海道開発土木研究所)
● 定員 60名
● 参加費 12,000円(テキスト代、昼食代、交通費は含まず)
● テキスト テキストは、土木学会「実務の先輩たちが書いた 土木構造物の耐震設計入門」(株)丸善発売 税込み定 価2,415円・会員特価2,180円を使用します。セミナーで必要ですのでご持参ください。お持ちでない方 は土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/publication/default.asp)からご注文ください。
● 申込方法 学会誌綴じ込みの「本部行事参加申込書」に所定項目(特に行事コード番号)を明記のうえ、研究事業課 宛までFAXでお申込みください。申込書が到着後、10日前後で折り返し「参加券」をお送りいたします。
● 申込締切日 2005年10月7日(金)【必着】
※申し込みに関してお願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらか じめご了承ください。なお、締切日以降の事前受付はいたしませ ん。ただし、定員に余裕がある場合のみ、行事当日に会場で受 付いたします。
(2)申込後、やむを得ずキャンセルをされる場合は、必ず開催日の5 日前(土・日・祝祭日を含まず)までに研究事業課宛にご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費を徴収させていただきます のであらかじめご了承ください。
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となり ますので固くお断りいたします。
(4)テキストのみのご希望の場合は、行事終了後に事務局販売係ま でお問合せください。
● 問合先 土木学会事務局研究事業課 今村玲子
TEL:03-3355-3559

←戻る