土木学会誌
本部募集

第8回鉄道力学シンポジウム開催と論文等の募集

将来の鉄道の有るべき姿と発展を目指して,構造工学委員会鉄道構造小委員会(委員長角 知憲(九州大学))では,鉄道施設に関する力学的問題を中心に,基礎研究と応用技術の融合をはかり,この分野の学術の進展に資することを目指しています。
このために重点課題を選んで線路研究のグランドデザイン研究会,地方鉄道研究会,地震時における走行性能研究会,鉄道用新構造盛土研究会,という4つの研究会を設置して活動を行ってきました。特に,「線路研究のグランドデザイン」研究会においては,2025年を念頭に鉄道のあるべき姿を想定し,研究が必要な事項を提示しました。現在は,これまで必要性が明らかにされてきた「新形式鉄道貨物輸送のための技術開発」「減圧トンネルを含む新形式高速鉄道」「鉄道線路研究のデ−タベ−ス拡充」の3研究会を立ち上げ,さらなる発展を目指しております。
そのような状況を踏まえ,研究,開発,調査の成果を分野横断的に議 論することを目的に,第8回鉄道力学シンポジウムを下記の要領で開催いたします。これらの課題,あるいは新たな提案などに関連する論文/報告を公募いたしますので,奮ってご参加いただきたくお願い申し上げます。なお論文/報告はすべて査読されます。

1.期日 7月14日[水]
2.場所 土木学会
3.論文等概要締切 2月20日[金]。論文概要は(1)題目,(2)論文・報告の区分,(3)著者, (4)所属および連絡先,(5)内容梗概(和文約500字あるいは英文約100 words),を書式自由でA4紙1枚に記述のうえ,事務局宛てお送りください。これをもとに投稿の可否を決定しご連絡いたします。
4. 論文・報告の区分
1)論文は理論的,実証的な研究・技術開発・調査の成果,あるいはそれらを統合した知見を示すもので,独創性があり論文として完結した体裁を整えているものとします。
2)報告はさまざまな調査・計画・設計・施工・現場計測などの報告で,鉄道工学の進展上有益な情報を含むものとします。
5.締切 4月19日[月](土木学会論文集の完全版下原稿書式に従いご執筆お願い申し上げます。枚数は4〜6ページでお願いいたします。)
6. 論文採否の通知
5月31日[月]
7. 完全版下原稿の提出
6月21日[月]
8.事務局 〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地
(社)土木学会研究事業課 担当:橋本剛志(ハシモトツヨシ)
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-0125
E-mail:hashimoto@jsce.or.jp

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